【感想・ネタバレ】初代北町奉行 米津勘兵衛〈二〉 満月の奏のレビュー

あらすじ

家康が直々に奉行に任じた男を描く、かつてない歴史時代小説!
“鬼勘“と恐れられた男とその配下が、命を懸けて悪を断つ本格犯科帳!

江戸城の天下普請により猛烈な勢いで拡大する城下。男だけが急激に増え、いざこざが絶えず辻斬りは日常だった。初代北町奉行として一年余。米津勘兵衛は事件に忙殺されていた。
そんな折、鬼火の紀左衛門という盗賊の噂を聞く。押込むや皆殺しにして火を放つという凶悪ぶりだ。鬼勘と呼ばれ始めた勘兵衛は一網打尽の策を練る――
家康に抜擢された男の驚愕の捕物帳。

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Posted by ブクログ

徳川家康が自ら設置した北町奉行の初代、『米津勘兵衛』が主人公。

時はまだ大阪城が存在し、豊臣の残党も、徳川に反発し幕府をひっくり返そうとしている輩が跋扈している時代。

まだ奉行所ができて間もない時なので、いささか荒っぽい。
少ない人数で男ばかりで、揉め事がやたら多い江戸の街を収めようとするのだから、大変なことだった。

当時の諸事情も描かれ、実の興味深いシリーズの第二弾。

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2021年08月12日

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