【感想・ネタバレ】初代北町奉行 米津勘兵衛〈八〉 風月の記のレビュー

あらすじ

『信長の軍師』シリーズの著者が贈る 江戸黎明期の騒然捕物帳!
勘兵衛、霞の中に消えた妖艶な美女を追いかける!
哀愁の“鬼勘”犯科帳!

北町奉行就任以来、初の三河への墓参を無事に済ませた米津勘兵衛。新たな密偵も加わり、江戸の治安をさらに強化させていた。
そんな勘兵衛のもとに届いた一通の書状が奉行所を困惑させる。送り主は後醍醐天皇の側近で伊勢の名門北畠家の所縁のものだったのだ。勘兵衛は請われるままに密会する。
一方、湯島天神界隈に妖艶な女が出没するようになり……。

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Posted by ブクログ

まるで鬼平犯科帳のような世界観。
史実を丹念に掘り起こして作品に繋げているので、読み応え十分。

まるで人員が足りていない江戸幕府発足当時の北町奉行所。
岡っ引きの前身のような、手下を何人も持つ。

今回は、手下が持つ茶屋にやってきた男や女から不審を感じて操作すると大泥棒で江戸で大きな仕事を準備していた。

最後までドキドキしながら読むものを飽きさせない。
涙するような人情も。

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2023年01月25日

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