【感想・ネタバレ】初代北町奉行 米津勘兵衛〈七〉 城月の雁のレビュー

あらすじ

『信長の軍師』の著者が贈る迫力捕物帳!
盗賊が北町奉行所を脅迫。勘兵衛は一味の油断にくさびを打ち込む!
怒涛の“鬼勘”犯科帳!

北町奉行所は苦渋と悔恨に覆われていた。盗賊の飛猿と思しき一味を尾行するも、追手の家族を人質に脅され、追跡を断念させられたのだ。
一方、米津勘兵衛は奉行就任以来、初めて三河へ墓参に発った。途中、愛用の銀煙管と同じ造りの品を使う老人と出会う。勘兵衛は彼こそが大老盗飛猿だと直感する。そして、一味に異変が起きていると察し、新たな策を打つが……。

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Posted by ブクログ

初代北町奉行米津勘兵衛。
奉行となってはや15年、初めて故郷の墓参を願った。

途中、決して気取られないまま仕事をする大泥棒が最後の仕事を終えて引退。
そのかしら、朝太郎が茶屋で勘兵衛に別れを告げにきた。

勘兵衛は知りながら別れる。

道中もあれやこれやと忙しい。

大きな江戸をたった一つ北町奉行所だけで治安を守る男。
米津勘兵衛の忙しい日常を描く。

江戸初期の気風が実に快活で豪放。

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2022年08月31日

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