【感想・ネタバレ】TRANSIT65号 世界のパンをめぐる冒険(創世編)のレビュー

あらすじ

朝食のトースト、昼食のサンドウィッチ、おやつの肉まんに、夕飯の付け合わせのバゲット……。思い返すと、私たちの食卓に当たり前のように登場する「パン」。日本のみならず世界各地で人びとに愛され、胃袋を満たしています。そんな身近な存在であるパンを紐解いてみると、地域ごとに素材や工程、形状や呼称も異なり、その土地の気候風土や歴史を色濃く反映していることに気付きます。その起源は古代メソポタミア・古代エジプトに遡り、地中海やシルクロードをわたり、またヨーロッパの世界進出により世界中に広まっていきました。焼いたり、揚げたり、蒸したり、挟んだり……。パンは各地の文化と結びついて進化し、今もなお発展を遂げているのです。そんな各国で日常的に親しまれているパンのある暮らしを辿り、世界のパンをめぐる冒険へと出かけた1冊です。

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Posted by ブクログ

世界に目を向ければ3食パンというのも日常でまさに「文化の数だけパンがある」。ウズベキスタンの章で釜の中にダイナミックに生地を貼り付ける絵が印象的だった。中国やインドは国自体が広いこともあってパンの概念が面白くて種類も多い。パンの旅ガイド参考にどこか訪れたい。

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2024年10月07日

Posted by ブクログ

大好きなTRANSITのパン特集号。
よくあるパン特集とはまた違い、
旅雑誌ならではの視点で、
世界中のパンの歴史、日常に根付くパンを
深堀りして紹介してくれている。
とはいえそこまで専門的な内容でもなく、
写真やイラストも豊富なので、気負いなく楽しめた。
TRANSITの写真はどれも本当に美しく、かつ少しノスタルジックで、とても旅情を掻き立てられる。
パンを食べに行く旅、も良さそうだ。

国内で買える世界中のパン屋さんの紹介ページもあり、さっそく福島にあるフィリピンパンの専門店に行き、フィリピンの国民食だという「パンデサル」を購入。ほんのり甘くて、素朴な味の美味しいパン。
知っているようで知らない、異国の国のパンとの出会いは日本からでも。
他のパン屋さんも巡ってみたいなあ!

パンがますます好きになってしまう一冊でした。

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2024年09月26日

シリーズ作品レビュー

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