あらすじ
TRANSITガイドブック第二弾は、TRANSITが何度も旅してきた国、インド。「印度放浪」や「深夜特急」など、数々の名作の舞台となってきたインド。かつてはバックパッカーの聖地であり、今でも多くの旅人を惹きつけます。旅先としてハードルが高いと思われがちなインドですが、近年はITの発達や経済発展により旅もしやすくなっています。そのなかでも比較的初心者へ向けたメジャーな場所を中心にピックアップしました。大都市デリーやムンバイ、インド最大の聖地バラナシ、砂漠のラージャスターン、大注目の南インドなど、インド全土を特集。時が止まったような古代遺跡も、高層ビルが乱立する都会の最新カルチャーも。まさにインドの混沌が詰まったような一冊です。
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Posted by ブクログ
いったところもありながらページをめくる。次にインドに行くのはいつの日か。
TRANSIT的な感じもありながら、インテリアにもなりそうな洒落た本。それがインドかどうかわからないほどに。
Posted by ブクログ
美しい写真や読み物が多く,実践的ガイドブックとしての情報は少ないかもしれないけど行きたい都市や街が掲載されているならかなり使えるし、今はネット,スマホが情報源となるので,バックグラウンド的な知識やさまざまなな人のインドの関わりなどが参考になり面白い。行かない予定でも、写真やお店の紹介食事のことなど、楽しめる。むしろインドにいく理由コーナーが,なんとも興味をそそるから、行かない予定の人が行きたくなる,インドに行く自分の理由探しのきっかけになるかも。インドは、呼ばれていく処、なので。
美しくよくできたインド本だと思う。
Posted by ブクログ
インドの旅。北インドから、南インドまで、全土を網羅するインド特集。やはり面白いのは、北から南で全く文化が違うこと。南の、バンガロールのハイテクな都市、洗練されたサードウェーブコーヒーなど、ある意味インドらしくないインド。もう一つは、ザ・インドという混沌と喧騒のインドは、ニューデリーなど。本当に同じ国なのかというくらい違う。北はムスリムの影響を受けているので、イスラム的な建物も多く見受けられるが、南はヒンドゥの色が濃い。東はカルカッタなど、仏教文化が根付く。これで、どうインドを表現すればいいか、全くわからないが、神様がたくさんいて、いい神様も、悪い神様もいる。それがインドであろう。
インドの奥深さは、行ってみないとわからない。でも、ここまで地域を割って特派員がローカルから見てくれると、さすがという感じだ。表層を切り取っただけでもこのディープさ。数十年前の経験ではとても語れない世界が広がっている。