あらすじ
ザガノスの治めるバルト州・辺境の町で、元バルトライン帝国軍人を主体とする1万人規模の反乱が発生!
更にトルキエ国内にも専制国家を目指さんとするザガノスの方針に真っ向から異を唱える守旧派の将軍らの存在も……。
新しきトルキエの路線が専制か、合議制かに揺れる中、マフムートは新統治案を提唱する!
犬鷲の将軍は新生トルキエを一体、どのように導くのか!?
戦場に響く、勝利の雄叫びと敗北の悲鳴……
栄光と挫折が交錯する将軍たちの壮大な物語、堂々完結。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
中世のトルコ、ヨーロッパをモデルにした架空戦記もの。
魔術的なものは登場せず、人間の知略で白黒ひっくり返る爽快さが面白い。
権謀術数に長けたキャラクターたちによる戦記で、大国にとっての専制のあり方をも描く、歴史好きにたまらない作品。
新体制の混乱と希望
終わってしまった〰️
陰謀あり嫉妬あり戦乱あり政治ありの壮大なお話で、いつも胸弾ませて続きを待ってた。
戦争終結から、内乱寸前の駆け引きを経て、生まれ変わる国のその時しかない熱ある希望を見せての終了。余韻まで良い。