あらすじ
政治力を手に入れろ! 策謀渦巻く海の都(ヴェネディック)で大人の判断力テスト! ――商業都市・ヴェネディックに降り立ったマフムート。多様な人々が共生する壮麗かつ豊かな都市で彼を待ち受けていたのは、一筋縄でゆかぬクセ者ばかり。彼らを相手に、マフムートの政治家としての才覚が今、試される!! あまりに高い完成度が話題となった、第5回シリウス新人賞入選作「アナスタシアの親衛隊長」も同時収録!!
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Posted by ブクログ
ヴェネディックやべええええええええええええ!
以下ネタバレ------------------
ヴェネディックの艦隊に保護されたマフくんとキュロス
都市について知ったヴェネディックの考え方、
そして自分の未熟さをまた思い知る!
ヴェネディックの人々は自分たちに居場所を与えてくれるヴェネディックという国を優先させる。そのための合理的な判断など、
政治的判断がすごかった。
マフくんにアビリガさんを預けるためにかなり手の込んだ芝居をしたりとすごい国と国民だった。
移民の街という設定から信仰、それによる区画、商業と海軍のハイブリッド、独自の情報網など設定がおもしろい。史実を参考にしたんだろうけど面白い!
スレイマンさん暗躍しまくりワロタ。
だけどスレイマンさんやっぱりかっけえええええええええええええええええええええええええええええええええ!
Posted by ブクログ
再読です。
スレイマンは色んなトコで色んなことしているなぁ・・・
キャラも増え、マハムートの意外な特技も披露されました。
さすがです。天才児ですからね。
デビュー作が入っています。皇女アナスタシアと親衛隊長の話。
小さい子供を守る不良親衛隊見習い。不良なのが良いです。銃の腕は確かな所もツボです。でも、嫌いではないですが、マハムートの方が好みです。
Posted by ブクログ
海の都ヴェネディック編ですね。
マフムートは熱いですね。
しかも、真面目。
だからこそ感じた怒りなのでしょうけども、ちゃんと周りの声を聞く耳と考える頭の持ち主だから、少し冷静になればちゃんと相手の意図するところが見えてくる。
今回の件で一番感じたのは、マフムートの純真さとまっすぐさ。
とはいえ、思わぬ茶番に巻き込まれつつも、相手の予想を大きく上回る方法で状況を打破するなど、相変わらずの爽快感です。
どうでもいいですけど、マフムートって意外とデコが広いですよね。
Posted by ブクログ
マフ君、3巻と4巻の間に高速衣装着替え!!
と、どうでもいい突っ込みは措いといて。
前巻で成り行き的に同行することになったキュロスに加え、今巻ではさらにもう一人の同行者が。
一人で何でも抱え込もうとしてしまうマフムートに、違う視点から意見を言ってくれる同行者がいるのはいいことだ。うん。
さらに今巻末にはデビュー作が掲載されてて、この人は歴史が好きなんだなーと。