あらすじ
待望、完全新作描き下ろし長編の続編!
最強最悪の快楽殺人者たちがエリダナに集う。
そこで現在繰り広げられているのは、一切の「人間的感情」とは無縁の純粋な殺人ゲーム。誰が誰を殺すのか、誰が誰に殺されるのか、誰が誰と組んで殺すのか!? 大事なことは「どれだけ殺せるか」だけなのだ。その数が多いほど「勝利」に近づける。しかし、その殺戮と破壊の後には一体何が?
目的の見えない大混乱の嵐の中、ガユスは激しく動揺する。さらに、最強の使徒・アンヘリオはパンハイマの娘・ペトレリカを誘拐、暴虐の限りをつくし、圧倒的な戦力で「祝祭」の中心へと踊り出る。かつてないほどの恐ろしく、凶悪な咒式の前にガユスとギギナ、そしてパンハイマも、攻撃のすべを失ってゆく。一方、使徒補足のため、エリダナに滞在する特別捜査官たちにも、謎めいた秘密があり…!?
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
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Posted by ブクログ
エロもグロもギリギリを全力疾走?
そして表紙からまさか…って思ったけれどやっぱりペトレリカ…orz
それでも折れない彼女は強いなホント
Posted by ブクログ
新キャラは必ずひどい目に会うのはこのシリーズの恒例ですが、今回もやっぱりひどい目にあっています。特にハーライル…ネクタイの柄はギャグ要素ではなかったのです…。
誘拐されたペトレリカも、毒を飲まされたり強姦されたり妊娠したりで、上巻で予想はしてたけれども思わず目を覆いたくなるような境遇です。私は「母親の庇護下で安全に暮らしつつ暴力や殺人に反対する世間知らずの娘が、アンヘリオの凶悪さに耐えられず崩壊する」展開かと思っていたのですが、ペトレリカの高潔さは私の想像の上を行きました。
がっかりしたのは、冷酷無比だと思われていたパンハイマが、誘拐された娘を思いやり、他人を資産価値でしか測れないアンヘリオが、巻の最後におやっ?と思わせる行動をとったり、凶悪キャラが普通の人間っぽさを見せるたところです。しかし、これがガユスとロレンゾをだます演技でないとも言い切れません。
何にせよ、次の巻が待ち遠しいです。
Posted by ブクログ
され竜10巻ですよ.
完全書き下ろし新作長編というわけで9巻から続いている話ですね.
使徒、襲来。
その続き.
9巻と合わせて前編後編だと思ってたらそうじゃなかったという,ね.
上・中・下 なのかもしてないし,
甲・乙・丙・丁・(以下略)かもしれないわけですね.
まぁ,そんな事を言ったら既に10冊目な訳ですが.
ぜんぜんライトじゃないライトノベル,され竜.
諸般の事情によりアニメ化は無理でしょう.
もしアニメ化しても絶対に中途半端なことになる!
で,今回もいつもにも増して
飛び散る肉片,砕ける骨,ぶちまける内臓,弾け飛ぶ脳漿でござるよ!
これ,ハードカバー版とか出してくれないかなぁ・・・.
この文庫本形式だと表紙の紙がくにゃくにゃになっちゃうよ.