あらすじ
戦闘中に突然姿を消し、ぼくらの地球に紛れ込んでしまった敵パイロット。国防省はあえてコモがジアースの操縦者だと公表し、彼女のピアノ発表会をワナに、敵を誘い出す策戦に出る。勝てた戦いを放棄した敵パイロットは、いったい何を求めて降り立ったのか?その答えはコモのピアノが握っている…!?
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Posted by ブクログ
どう終わるのかいい意味で見当もつかない。淡々と登場人物を描写するのに徹していて、自分だけでなく世界の死と向き合わざるを得ないその設定がうまく活かされていると思う。
Posted by ブクログ
コモ編に感動しました。お父さんの叫びに句読点がなかったらもっとよかったのに。あ、「ぼくらの」ってアニメ化したんでしたっけ?あれ、おかしいなぁOPとEDしかわからないや。
Posted by ブクログ
重いなあ。だけど人間ってこんな感じだよ。ホントこの鬼頭先生は天才。鬼才。
親が関わってきて、コモ、アンコの話はまたそれまでの子達のとは違う感じになるんだろうな。ていうか、アンコなんだ次の操縦者は。もうカンジとの言い争いは見れないのかな。和める場が少ないぼくらのの中でかなり良い感じの場面なのに。すごい残念だ。カバーがピンクで可愛い。なのに、なんでこんなにカバーだけで切なくなるんだろう?
Posted by ブクログ
こういうキャラに物凄い共感を覚えてしまうことは
「私も親とあまり一緒にいる時間がなくて寂しい子供でした」って言っているようで、少々抵抗があった。
だって、寂しかった記憶がないから。
もっと毎日べったり一緒にいて欲しかったわけでもないから。
なのにアンコちゃんの気持ちがすごくわかる気がするのは、単にこういうコに共感するのが得意なタチなのか
潜在的な何かってやつなのか。
Posted by ブクログ
前巻に引き続きコモの話。
逃走した敵パイロットをおびき出すため、自分がパイロットだと世間に公表し囮となったコモ。おとなしそうだけど芯のしっかりした子だなあ。
続いて、子どもたちが関係していることも世間の知るところとなる。
ニュースキャスターであるアンコの父親は、自分の娘がこのロボットにかかわっていることを知り、それをテレビで報道することを決める。
アイドルになるのが夢だったアンコはキャスターの父とテレビに出ることを純粋に喜んだ。
この父親も、表面的に見ればひどいことをしていると思われるのかもしれないけれど、親としての苦渋、愛情、仕事人としての責任感がしっかり描かれているので、嫌な気分にはならない。
うーん、しかし、本当によく練られている。
報道の問題が出てきたところで、アイドル志願の女の子がパイロットになるっていう展開…。