【感想・ネタバレ】シスマの危機 小説フランス革命 6のレビュー

あらすじ

聖職者民事基本法をめぐり、賛成派と反対派が激しく対立。フランスはシスマ(教会大分裂)の危機に直面し、推進者のタレイランは窮地に追い込まれていた。そんな中、ジャコバン・クラブ代表、国民議会議長と次々に就任し、政界を登りつめつつあったミラボーが、志半ばにして病に倒れる。一度は決別したロベスピエールに、ミラボーが遺した最期の言葉とは――。巨星、墜つ。喪失の第6巻。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

聖職者民事基本法の批准~ミラボーの死まで。

もうこれまで、というギリギリまで己の信念の為に戦い続けたミラボー。最期に際して、タレイランとロベスピエールという対極の2人にその胸のうちを洗いざらい話したのは、なんとか実現させたかったからだろう。

彼を理解しともに歩む人がいたら、病魔に侵されなければ、革命はどんな道を辿ったのか。

彼の言葉に、政治だけでなく人生とはまで考えさせられた6巻でした。

0
2012年06月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ついにミラボーが亡くなる。ミラボーの臨終の際は感動的である。
ミラボーこそ、革命の陰の立役者だ。また、革命が行きすぎないように抑えてきた常識者でもある。
ミラボーのいなくなったフランスは、暴走し始めるのだ。

0
2012年02月25日

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