あらすじ
【特典ペーパー付き】
〈あらすじ〉
本好きの高校生・小松日向(こまつ ひなた)は、ある日、通学電車の中で金髪オールバックのヤンキーに出会う。
自分の大好きな小説に興味を持ってもらえたことが嬉しくて思わずはしゃいだ日向だが、ヤンキーから意外な反応が返ってきて、ひどい言葉を吐いてしまう。
このまま会うこともないだろうと思っていたら、例のヤンキーは入学以来一度も登校していなかった同じクラスの五十嵐雪人(いがらし ゆきと)であることがわかり――?
恋を知らないふたりが不器用につむぐ切ない青春ラブストーリー。
CONTENTS
1-6話
描き下ろし
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
感情タグBEST3
エモ過ぎる
キスまで。文学というか、小説好きな少年と、物書きの高校生の話。
前編文学的で、詩的で、エモいという感想以外でてきません。
これからの二人の未来を勝手に想像して幸せな気持ちになります。
続編が読みたい気持ちはすごいありますが、そこは濁したほうが美しいのかな…。
ずっと単行本になるのをまっていました。
初めての先生ですが、表現の仕方がすごく綺麗でめちゃくちゃ好みでした。本当に素敵な作品なので色んな人に読んでもらいたいです。
小説家とファン?
実は高校1年のクラスメイトだった2人。小説家で一度も学校に行っていなかった雪人と、無類の読書家で雪人の作品のファンだったヒナ。偶然出会った2人は、小説の題材となるべく恋人ごっこをする事に。
言葉を文字で表現する方が得意な雪人と、正論を頭ごなしに捲し立ててしまうヒナ。コトバに敏感な2人の、2年越しの再会愛。
顔が良い、物語も良い、最高
試し読みで雪人のお顔見た瞬間「ハッ、かっこよ∑(º ロ º๑)」ってなって、雪人登場シーンで即買い、笑
こんないいお話読めるなんてびっくりでした!まーじで買ってよかった( ¯ᵕ¯ )♡
遠回りだったけどイライラしない恋でした。ちゃんと2人にとって大切な時間を経て、結ばれたことに心がふわぁ~~߹ㅁ߹)ってなって再会したシーンがもう最高。皆さんが仰ってるように、何度も読み返したくなりますし、これからの2人の人生をどうか読ませて頂きたいです。
綺麗なお話でした
映画化できそうなぐらい綺麗だった
高校生の小説家とその小説家が大好きな高校生という独特だけど、だからこそある青春感もめっちゃよかったです
なんだか2人が惹かれていくのも少しずつ分かる感じがして、こっちも小説を読んでるような気分でした
胸に響いてくる素敵なお話でした。周りに理解してもらえない、言葉を紡ぐのが好きだけど口にするとうまく伝えられない小説家の雪人、本を読むのが好きだけど口を開くと人を傷つけると臆病になっていた日向。2人が出会えて、時間はかかったけど、思いが通じ合って本当によかったです!
匿名
すごい
とても良かったです。このなんとも言えない感じで泣けました。言葉って本当に大切ですね。不器用な二人が一度は離れたけど、お互いに大切に思っててまた繋がる。いいお話でした。
全263ページ。
表題作のみ。
高校の同級生、雪人と日向のお話。(雪人は高校辞めちゃうんだけどね)
めっっっっちゃ良かった!
すごく詩的な感じで小説とか映画とかを観てるよう。
ノーエロなんでBL初心者さんにもオススメ!
匿名
静かに
静かに染み入るような物語。ひりつくような。微熱のような。甘くて冷たくて苦しい。
甘くて可愛いBLが大好きだけど、現実には恋ってすぐイチャイチャなんてならなくて、誤解したり、傷つけたり、傷つけられるのが怖くて離れたり、苦しいことが多い。高校時代を思い出させてくれるような心洗われる作品。ズキン、として、とても静かに満たされます。
Posted by ブクログ
小説好きの高校生とヤンキーのような見た目をしている同級生のお話。
ヤンキーのような見た目をしていた不登校生が、自分の好きな小説家だったと発覚。
漫画なのに1冊の小説を読んでいるかのような微細な表現に圧倒された。
私自身、小説が好きなので主人公の気持ちや一挙手一投足に共感できる部分が多く臨場感があった。
BL漫画だけどエロはほぼなく、キスシーンまで。
だからこその初々しさや"青春"っぽさ。
2人とも恋を知らず、見ている側は時々苦しくなるような表現もあり途中で泣きそうになるくらいの感情移入をしていた。
二人が過ごした期間は一年も満たないほど短く、なのに卒業時に思い出話として出てくるほどの濃い時間。
雪人の何気ない行動でさえ日向にとって大切なものだと感じれる。
とてもいい作品に出逢えた。イズミハルカ先生の作品を今後も追おうと思う。
匿名
切なさと暖かさ
言葉選びからストーリーが切なくて苦しくて小説を読んでいる気分だった。最後の締めによってあたたかい気持ちで終わった。エロなし内容や感情揺さぶられるものが好きな方へおすすめ。
Posted by ブクログ
読み進める度に心に染み渡る言葉の温かさが心地よくて、気づけば桜が舞い散る春の訪れを感じました。
ページいっぱいに描かれた本当の気持ちを伝え合う2人が最高です。
「いびつなところも含めて俺は全部愛してる」
マイベストワードに登録しました。
綺麗
絵も綺麗で展開も難しくなく、とても読みやすいです。そして何より、選び抜かれた言葉がすごく繊細で、心に沁みました。タイトルをそのまま形にしたような作品…!
『綺麗』と『儚い』を合わせたような二人の恋に、泣きそうになりました。大好きです…!
ほんとなんてキュンキュンする出会い方。まさか自分の大好きな小説家が君だったなんて。行きずらい過去だった二人だったけど触れ合い共に過ごした時間が楽しいものだったのに。 彼は離れていってしまって。ほんと描写が言霊が美しい。さすがイズミ先生
泣けた……。
個人的に文学的要素等々…弱いので💦すれ違いが、切ないなぁ~と😢この作家さんの作品は初めてでしたが…意外と文学的要素匂わす作品のタイトルは、ほぼ外した事ないので…🍀名作多いです✨
泣ける
絵も綺麗な上に言葉一つ一つが美しく、題名のようなやわらかい空気のお話でした。最後は駆け抜ける嵐のようで、すっかり惹き込まれていました。買ってよかったです。
匿名
うつくしい
試し読みから即購入しました。
綺麗な絵と言葉の数々、美しい作品でした。
離れてしまった時は胸がつぶれそうだったけど
ハッピーエンドでよかった(。・ω・。)ノ♡
個人的にはあまりいたすシーンを所望しない派なので
そこもよかったです。
はぁ〜〜たまらんっ
読み終えて速攻のレビューです。読み応え半端なし!これはレビューで皆さんにオススメしたい!!絵とかストーリーとか、何かそんなんじゃなくて、題名を意識してか「言葉」が凄いです。選び抜かれた感じ。ピュアです。小説家のBL設定まぁありますが、ここまで言葉に重さがあって、本当に小説を読んでいるような、心に響く感じのは初でした。もうBLマンガというより恋愛小説です!はぁ〜興奮が冷めないわ。もう1回読み直そう。
心に優しくしみる
BLってこれだからいいよね、と思えるすごく純粋な気持ちで感動する作品。
言葉の選び方も好きで小説を読んでる気持ちになる。
このタイトルも最後まで読んでぎゅっと胸にしみました。
とても繊細で心が洗われるよう…
試し読みをしてグーッと惹き込まれ、購入しました。BLのテンプレ、ヤンキーと地味キャラというのが美味しいところと思いきや、単純な型にハマらない、お互いの過去や現在地、複雑に揺れる感情表現がまさかの単行本一冊にまとまっています。読み進めて終わりが近付く程にすれ違っていく2人の状況もあり、どんな風に着地するのか残ページ数を見ながらハラハラしていたのですが、最後は感動で泣いてしまいました。
とても綺麗なお話です。美麗な絵と繊細な言葉の数々。濃厚な絡みも一切なく、あるとしてもキスシーンくらいです。漫画ですが詩のように語られていく言葉の表現がとても好きだなと思いました。今後の2人の幸せを願わずにはいられません。個人的にはキャラの名前や巡りゆく季節にもギミックが込められているようで、最後の見事なタイトル回収では美し過ぎて心の中で拍手していました。読了後、読んで良かったと、清々しい気持ちになれる作品です^^
Xに流れてきてから発売を楽しみにしてました
小説が2人を繋ぐの素敵過ぎます
高校を一緒に過ごすの見てみたかったけどそれじゃダメだったんですよね
大学生ルームシェア編がとても読みたいです!!
単行本化するのずっと待ってました!
単話の試し読み全部読んで、出るまで我慢してましたが、我慢してたかいがありました!ひっさしぶりに当たり作品!もう、全部の感情が詰め込まれた作品です。良かった。読み終わったあと心が放心状態です。
匿名
周囲との関わり合い方に悩むのは、おそらく誰しもあるわけで。
その悩みへ無意識に向かった彼が書いた小説と、その小説に救われているもう一人の彼。
コマの間に挟まれゆく小説の一文が、まるで雪のみたいにサラサラと二人の間に降ってくるように見えて、綺麗です。
試し読みでおもしろいと思い購入しました。すごくよかったです。不器用な2人の青春ラブストーリー最高です。その後の2人が気になります。どうか続きをお願いします!!
絵と紡がれる言葉がとても綺麗で、心に響いて引き込まれました。読み終わった後、なんか清々しい気持ちに。『はぁ読んでよかったなぁ』と思える作品でした。
Posted by ブクログ
【初めてだ・・・誰かのことを傷付けるのがこんなにもこわいのは(雪人)】
エロス度☆
おやおや。おやおやおやおや。
1冊の小説がきっかけではじまるボーイミーツボーイな純愛に脳が震えてしまいますね。
不登校ヤンキー・雪人と本好き高校生・日向が紡ぐ恋物語で、2人の身長差や雪人の金髪&黒髪姿の2種類を味わえる萌えの美味しさが素晴らしい!
雪のように言葉が降り積もっていくような感じが素敵であったり、〝恋人ごっこ〟のはずがお互いに芽生えていく本物の恋心に翻弄される姿が切なかったりするのがたまらなく、日向に触れたい雪人の衝動や想いを口で伝えられない不器用さにめちゃくちゃキュンとさせられました。
美しすぎる
あの、こんなに爽やかな作品久しぶりに読みました、、、いや、爽やかと言っても作品の季節は春と冬になるのですが!思わぬ出会いから惹かれ合うのにすれ違う2人、2人の恋の結末には思わず涙が出ました。幸せになってくれて嬉しい、、。本をテーマにした作品だけあって、言葉遣いや本の描写と合わせた表現が美しいですし、題名の伏線回収もやばいです。2人のその後を知りたいと強く思いました。絵も綺麗ですし、絶対に読んだ方がいいです。本当に素敵な作品です!本を読みたくなりました。
匿名
単行本になるの待って購入!ステキだったぁ🥹
恋を知らない2人がお互いに唯一無二の存在となり、一度はすれ違い離れても2人を結びつけたものでまた再会…尊すぎておばちゃん、心が浄化されました…
いやまず出会いにツッコミたい笑
電車内であんな風に覗き込まれたら普通怖いだろ!笑って笑ってたんだけど、だんだんエモくなっていって…文学が題材だからか文字や言葉の運び方がとても美しいです。
若い小説家
全然小説読まないからわかんないのですが、中学生できちんと稼げる小説家っているのかな?これは現実的なのか?と思っちゃった。その後は色々あり、落ち着くのは高校卒業する年齢になってから。ここまでくると、将来の話をするのにも現実味が出る気がするからよかった。
文学的でBLの原点という感じのお話。空気感が雪のイメージで、読んでいて寒さを感じるほどでした。最後は暖かい春で良かったけれど、物足りなさを感じる人もいるかも。
遠回り
青春ど真ん中の高校1年から卒業まで会わずにいたなんて⋯もったいなさ過ぎる〰(´-﹏-`;)でも、その期間で二人の気持ちがMAXになったとも言える。日向に向けた全力のラブレター感動ですね♡
その後の二人が是非見たい!番外編でもいいので描いてくれたら嬉しいです。
切なくて優しい
評価が高かったので期待値上げすぎたけど、素敵な作品でした💓
小説が題材なだけあって、言葉選びが上手いというか、心地良かった。
切ない別れもあったけど、全体的に雪やら桜やら、ふわふわひらひらなファンタジーって感じの優しいお話でした。
Posted by ブクログ
SNSでとてもよいと見たので買ってみた。
いやぁ・・なんかよかった。うん、よかった。
小説が好きな高校生1年の日向は電車でよんでいたら、後ろに立った金髪ヤンキー風男に「早く次のページ読みたいんだけど、まだ?」といわれる。
大好きな小説を気に入ってくれた感じのその人に強引に本を貸してしまう。
帰り駅にそのヤンキー風がベンチで本を読んでいた
「別に行くとこなかったから」と借りた本を読みながら日向を待っていた様子。
本のことについて語れる相手ができて、その本の好きなところをたくさん羅列してしまったが、ヤンキー風はネガティブなことをいうので決裂してしまった
「そういういびつなところを含めて全部、愛してる」と叫んだ。
そのヤンキー風にあわないように時間を早めて登校し始めたある日、いつも教室に1番なのに、知らない男がいた。
入学からずっときてなかった五十嵐雪人。それは髪を黒く染めたあのヤンキー風男だった。
「電車で会えなかったから、あんたに会いに来た」
そして「つきあってくれ」と。パニックになる日向。
なんとやんキー風男は五十嵐雪人であり、あの本の作者、円城桜だったのだ。
「いびつなのも全部含めて愛してるって言っただろ。俺のこと」
雪人は言いたいことをもう前作2作品で書いたのでもう新作を書く予定はなかったけど、編集に新作をせっつかれていた。
日向とあうことで恋愛ものを書こうと考えてるのでそのための、偽装で恋人になってほしいと頼む。
日向は中学のときに同級生をかばったことで、いじめをうけていたのがトラウマになって空気をよもうとして意見を言えなくなっていたが、
ついつい、思ったことをズバッといってしまって雪人にも嫌な思いをさせているかもしれないと考える。
が雪人は「バカみたいに口をだしてくれる日向がいい」といってくれ、日向がいる公園まできてくれた。
それから手をつないで二人あるいて、トラウマの日向の中学にこっそりはいる。一面の雪の運動場で、足跡で桜を描いて、倒れこんだ二人はキスをする。
が、この関係は小説の為の偽装恋人であって本気になったらだめだと雪人を突き飛ばしてしまった。
翌日、雪の中にいた日向は学校で熱をだし、倒れてしまった。
雪人は保健室に運び、寝ている日向を抱きしめたくなるが、この気持ちをぶつけちゃだめだと思い返す。
風がなおって二人デートをする。観覧車の中で小説の為にもう一回キスしていいか?ときくと日向は二つ返事で「いいよ」という。が、それをみて雪人はキスをせずに観覧車を下り、学校をやめるという。もうすでに出席日数が足りず進級ができない状態だった。
そして、雪人は日向の前から消えた。
日向はもう卒業。大学受験前期はだめで、後期を受けようとしていたとき、本屋で、円城桜の3作目の広告をみる。それは後期試験の日だった。
試験が終わって本屋に駆け込み本を読む。
これは・・・俺たちの話だ。
作中にあった手紙、それは雪人から日向へのラブレターのようだった。
二人が出会ったあの電車にのってそれを読んでいたら後から声をかけられた
「ずっとここで読んでた?」雪人だった。
雪人はあれからの話をして、二人で一緒にいた時の話をして、
そして、これから雪人は「これからどうしたい?」「雪人と一緒にいたい」
日向は無事東京の大学に受かり、雪人と一緒に新しい生活をはじめることにした
というお話です。
まず、えっちなシーンはひとっつもありません。せいぜいがキスです。
それでも、いや、それだからこそ、なんだこのキュンキュンはっ!
青春BLとよぶらしい。まさしくそれ!
めちゃくちゃ尊いふたりでした。