【感想・ネタバレ】Landreaall: 3【イラスト特典付】のレビュー

おがきちか

アトルニア王国の西端にある開拓地エカリープ。その丘には、火竜を封じるために自らも囚われた洞詠士マリオンの宿る樹があった。エカリープ領主の嫡子であるDXはマリオンに恋をし、マリオンを人間に戻すため竜退治を決意する!

[カツキ · ★★★★★]

読み返してみると、ほんとアンちゃんちゃんと自己紹介させてもらえてない(笑)
六甲がイオンを一音という表記を選ぶの好きです…。
勝つか負けるかわからない戦いのあとのことに怯んでるDX、手紙のことだよなぁ、と切ない。
「マリオンは幸せになって、俺は勇者になって、多分一生パンなんか食べない」とても胸いっぱいです。

[にっしー · ★★★★☆]

マリオン編

分かっていたがD Xの思いは叶わず。失恋を引きずりつつ、ついにエカリープを出ること決心。物語は次のステージへ。

[mahotyaro · ★★★★☆]

物語冒頭にあった手紙はここで活きてくるのかーと、結末を知っていての行動だったのは胸に来ますね。悲恋がやはり美しいのかな‥。

検索をしていたら、コミックナタリーおがきちかインタビューが読めました。海外のファンタジー小説好きで魔法の国ザンスシリーズを紹介されてて、私も３冊だけど読んでて好きなのでおーっと思った。

＃胸キュン ＃切ない

[ブクログ · ★★★★☆]

マリオン編完結。

英雄の子DXが、自分の力で恋する歌姫を救う勇者となる。
結ばれない結末を知りながらも初志を貫徹したDXは格好良く、2巻の想いの叶わない発言がしみじみくる。

作者は普通ならハッピーエンドで完結しそうな話を、丸々プロローグにするという見事な手腕を見せてくれた。
ただストーリー構成が素晴らしいだけに、アクションシーンの描写が判りづらく残念だった。