あらすじ
世界中で大ヒットした英国産ダークファンタジーの超大作、第6弾!
世代を超えて大人たちもハマってしまった児童文学の最高傑作!
ダークさ満載のストーリー、不気味にキャラ立ちした登場人物の不可思議な魅力。
先の読めないどんでん返しの連続、そして、読み終わったときの心にずしんとひびく人間社会へのアイロニー。
優等生ファンタジーと一線を画した本作品をシリーズでお楽しみください!
バンパイアマウンテンを逃げ出した主人公ダレンは、仲間の危機を救うため、死刑を覚悟で戻ってしまいます。知恵と勇気で闘ったダレンに、意外な運命が待ちかまえていたのです。
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Posted by ブクログ
【あらすじ】
バンパイアマウンテンを逃げ出した主人公ダレンは、仲間の危機を救うため、死刑を覚悟で戻ってしまいます。知恵と勇気で闘ったダレンに、意外な運命が待ちかまえていたのです。
【感想】
Posted by ブクログ
逃げ出すことに成功するも、体力が尽きたダレン・シャン。早速、4巻の狼たちと合流する。前巻でのクレプスリーとのやりとりを思い出し、これまでの一連のエピソードを思い出し、ダレン・シャンの成長を感じつつ、親離れ(クレプスリー離れ)の時なのかと切なく思う。
しかしまだ理想論や殺しは悪いことだというきれい事を今さら語っているので、まだまだだなといった感じ。
遂に炎のひつぎをクリアしてバンパニーズ大王が現れたというが、おそらくアイツだろうと思うとそっちはそっちでダレン・シャンのような物語が展開されているであろう、外伝が欲しいなと思った。いずれ本編で本人の口から語られそうだが笑
Posted by ブクログ
地味に心をえぐってくるよね…
だんだんとダレンの関わってきた仲間が消えていくとともに
仲間だと思っていたバンパイアが
とんでもないことをしでかそうとは…
ただし決して私欲のためではなかったものの
結局は掟を犯してしまったことに変わりなく
最後はバンパイアの誇りすら失う形の
処刑を行うことになります。
こうなる前に何か救いはなかったんかな。
そして危険を示唆する描写も。
バンパイアの一番の敵は
何者なんでしょうね。
Posted by ブクログ
半バンパイアにふさわしいことを証明するための試練に失敗したダレンは、死刑判決を言い渡される前にバンパイア・マウンテンを逃げ出すことにした。
カーダに強く勧められて。
しかしその結果、カーダが招き入れたバンパニーズと出くわしてしまい、ダレンを心配してついてきてくれたガブナーをカーダが刺殺したところを目撃してしまう。
このままでは自分も殺されると思い、カーダに対する怒りを胸に脱出不可能と言われた水門から脱出したダレン。
しかしそとは雪が降り積もり、体は傷だらけ、体力はみじんも残っていなくて、死を待つばかり。
そんなとき、一緒にバンパイア・マウンテンを目指した狼たちと再会し助けられ、快復するのだった。
ダレンは再びバンパイアの元に戻り、カーダの裏切りを糾弾することにした。
戻れば死刑になるかもしれないけれど、仲間たちを見捨てることはできなかった。
で、まあ、バンパイアとバンパニーズの戦いが行われ、無事バンパイアが勝利することにより、新たに生まれたバンパニーズ大王との決戦は避けられないものになったのだが、それはそれとしてダレンの処分だ。
掟に従う限りダレンの死刑はまぬがれない。
しかもバンパイア元帥たちは掟を変えることはしないという。
さて、ダレンの運命は?
そう来たか、という感じです。
あれもこれも、こうなるための伏線だったのか、と。
本当にそれでいいの?っていう気もしますが、掟っていうものは簡単に帰るべきものではなく、しかしダレンの行動が死に値するかというと、それもどうかというところで、大人の解決がされたわけです。
次からはバンパニーズたちとの戦いをひかえての準備期間になるのでしょうか。