【感想・ネタバレ】戦争という仕事のレビュー

あらすじ

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現代の戦争は現代的システム下のさまざまな労働を総動員する形で進められる。戦争を、そこで行なわれている仕事という視点からとらえ、現代の仕事に共通する病理をあぶり出す。ほかに「戦争の世紀」「歴史の変わり目を感じる」を収録する。

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Posted by ブクログ

働くことの意味を問い続ける(私の狭い知見からは現代日本に存命している唯一の、哲学研究者ではない)哲学者。
内山はここでふたつの問いを立てている。
なぜ戦争がなくならないのか。
なぜ、いま、ひとは働くことに生きがいを見出せなくなっているのか。
そして、驚くべき結論に達する。
戦争という仕事と、現代社会において人が担う仕事が、同じ性格を帯びているからだ、と。
何度も繰り返し読むべきと感じる本。

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2025年03月20日

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