あらすじ
あわや敗北か!? という劣勢の中、遂に年貢を納――否、開き直った雄二の策により、首の皮一枚繋がって試召戦争の一日目を終えた二年生。依然戦力差が大きく開いたまま突入した二日目だったが、雄二の指揮の下、二年生は勢いを取り戻す。そんな激戦の最中、作戦行動中の明久の前に三年生代表の高城が立ちはだかる。瑞希の悩みとその真意を聞かされ、明久は……!?「なぁ、明久」「なに、雄二」「――面白ぇな、俺たちの学校」バカたちの狂宴、ついに終幕!
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バカテス完結(12.5巻を除く)!
基本的にはバカコメディといった感じなので、途中で詰まることもなくスラスラと読み進められた。
笑い9割、涙1割くらい。バカな主人公がバカなりに奮闘するところに胸が打たれる。
11巻の終盤から12巻の前半にかけてモヤモヤする展開が続くが、12巻の後半からそれらを巻き返していくのが痛快。
たくさん笑えた作品。出会えて良かった!
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読書録「バカとテストと召喚獣12」5
著者 井上堅二
イラスト 葉賀ユイ
出版 ファミ通文庫
p171より引用
“ 努力が無駄になってしまって平気なわけ
がなかった。
やっていることが報われなくて何とも思わ
ないわけがなかった。
色々と辛いことがあって、泣くほど苦しく
て悲しくて。
それでも歯を食い縛って自分に出来ること
とを頑張り続けるなんて、それはどれだけ凄
いことだろう。
僕の目には、そんな姫路さんの姿がとても
尊いものに見えた。”
成績で待遇がはっきりと分かれる学園を舞
台とした、青春ファンタジーライトノベル。
通算17巻目、本編完結。
三年の戦術と味方との不和に苦しみながら
も、試召戦争一日目を乗り切った二年生達。
押し込まれた戦況を覆すために、本来の調子
を取り戻した雄二は作戦指示を出す…。
上記の引用は、ヒロイン・姫路瑞希を見て
きた主人公・明久の思い。成功を収めた人、
勝利を手にした人の後ろには、数多くの報わ
れなくとも踏ん張る人たちがいることは、忘
れてはいけないことでしょう。
本編完結巻。前巻の紹介でも書きましたが、
途中で読むのを止めず、全巻通して読んでこ
そ面白い作品だと思われます。
ただ、オチが酷い。面白いのですけれども…。
ーーーーー
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好きな作品がよい形で最終回を迎える
何度経験しても慣れないこの気持ち
もっと読みたい、でも引き延ばしでつまらなくなるよりずっとよい
途中明久姉が出てくる辺りで中座してしまったけど最終巻近くなってからはまた初期の召喚獣中心のバトルものになっていたのでとても面白く読めた
ただ、そっちを選んだかー、というのはあった。確かに前振り的にもエピソード的にもそっちなんだろうけど…
まああの落ちならよしとするか(上から)
これはアニメ三期期待せざるを得ない
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最終巻。
続くラノベは結構投げてしまったりするのですが、このシリーズは楽しみました。
バカテスらしい終わり方だったと思います。
不覚にも涙さえ誘われました。
万歳、ベタ!な部分も含めて満足です。
お疲れ様でした!!
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いろいろ感慨深い。好きなシリーズがまたひとつ終わった。短編があるだろうけど、これにて本編は終わり。たくさん笑わせてもらいました。次なるシリーズも期待しています
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3年生との試召戦争ついに決着。
決着までに向けたバトルは良いし、姫路さんとのお話は良き。
1点、リンネくんの役割はもうちょっとなんとかならなかったのかとは思う。(これだけ?という印象が)
バカテスらしいラスト
11巻で盛り上がりが最高潮だけに、12巻も期待していました。前巻では雄二が男を見せたが、今巻は明久が男を見せる巻になっています。3年とやりあう2年ですが、男を見せる明久は必見です。
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読み始めたら途中で止めることができずに、
結局最後まで読み切ってしまった。
この話は全巻を通してバカばっかり登場するけど、
こういったのも青春の一ページということなんだろなぁ、
と思ったりもする。
頭はバカばっかりだけど、ハートが熱いのが
面白い理由の一つなのかもしれない。
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バトルシーンでのキャラの成長にしみじみしてしまった。バカテスのキャラは皆大好きです。
ラストな為、今までの恋愛模様に決着をつけようとやや描写が多めだったが、かわいいので許す。笑
アニメも見返したくなりました。
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バカ達が繰り広げる学園召喚獣戦の最終章。
今回は突如行われることになった3年生徒の試召戦争の完結。
最後の巻だけでいうならもう少しギャグ成分が欲しかった。
シリアスというか恋愛成分が多かったので個人的には少しイライラした。
でも、有耶無耶にしないで結論をだしたのには評価かな。
シリーズ通じてオリジナルのギャグで描いていたのはホントにいいところだと思います。
でも、一番印象に残っているのはあとがきの「総受け」の話(笑)
キャラも嫌いになるキャラがいないのもこのラノベが愛されているのだなと感じました。
一番人気が秀吉というのもわかる気がします(笑)
バカテスシリーズは終わってしまいますが、井上さんは違う作品を書かないかな?
読めることを期待してます!
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バカテス最終巻
最後まで楽しませてもらいました。オチもバカテスならこんな感じだよねっていう感じです。大団円を迎えた上での、ちゃぶ台返しのドタバタ。本当、笑えるシリーズでした。
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本編完結。最後まで彼ららしく、アツい幕引きでした。あとがきでもあったけど、最終巻の表紙で男どもメインってのも、何かこの作品らしく思えてしまう。短編集があるようなので、本編がシリアス展開の多かった分、そちらで平常営業なFクラスが見られることを期待して。最後にムッツリーニがいつになく漢だったのに痺れた。お疲れ様でした。
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バカとテストと召喚獣、見事完結!
いやぁとにかく楽しい作品でした。
本編12巻に短編5巻の計17巻。気がついたら長編になっていたね。
明久たちのバカっぷりがもう見れないのは残念だけど、個人的には大変満足しております。
完結巻となる今巻は、前巻の続きとなる3年生との全面戦争。
前巻にて背後の憂いを断った明久たちの逆転劇が始まります。
前巻もそうだったけど、これまでの試召戦争では敵であったA組やB組達と力を合わせて更なる敵に挑むという展開は、オールスター勢揃いの最終決戦、といった感じで燃えるね!
今回もFクラスの面々の尊い犠牲のもと 盛り上がりを見せております。
また、バカテスのもう一つの見所だった明久、姫路、美波の三角関係にも決着がつきます。
悩みながらもしっかりとした答えを出した明久。
最後の告白のシーンは不覚にもカッコいいと思ってしまったぜ…。
2年生VS3年生の勝負の行方、明久たちの恋模様、そしてバカテスらしいの最後のオチ。
ぜひとも見届けてください。
それにしても、改めて思うけど楽しい作品でした。
これほど電車で読む際には注意が必要な作品も珍しい。
個人的には姫路の料理ネタや何気に存在感のある常夏コンビが好きだったな。
特に常村(モヒカン)の秀吉への告白はマジで腹を抱えて笑ったww
井上先生の次回作も期待です!
Posted by ブクログ
長かったようで短かった六年ちょっと。
これだけ追いかけてきたライトノベルは初めてだったかもしれません。ストーリーも設定も、もちろんキャラクター一人一人も井上先生も大好きです。
初めての(?)野郎表紙!!とても良かったです!それと同時にああこれで一段落ついてしまうんだな、という寂しい思いも……。
次回作は新作かバカテスの番外編だということなので、楽しみに待ちたいと思います。
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堂々の完結!!
12.5感もあるからまだ終わってはいないのだが、本筋としては終わりだろう。
笑あり、涙ありと総じておもしろかった。学生の頃アニメで見たのがきっかけで読み始めたが、まさか完結まで読み切るとは思っていなかった。
懐かしい気持ちも残しながら楽しく読むことができた。
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シリーズ最終巻。明久と高城先輩の最終決戦です。
明久と対峙する高城先輩は、姫路のもとに海外の名門校から交換留学の話が来ていることを告げ、明久の存在が姫路の将来を縛る足枷になっていると言います。さらに高城は、美波の日記が明久のせいでさらされてしまったことを告げ、明久に追い討ちをかけます。彼の話を聞いてショックを受けた明久ですが、そんな彼に、姫路は正直な想いを打ち明けます。
一方雄二は、明久に高城との戦闘から離脱するように指示を出します。しかしショックから立ち直れない明久は、戦闘意欲を失ってしまい、常夏コンビとの戦いでも遅れを取ることになります。しかし、そんな彼を美波は励まし、バカだけど前向きな明久への正直な想いを告白します。
2人の女性からの想いを伝えられた明久は、自分自身の態度をはっきりさせるため、ふたたび高城のもとに向かいます。
ラストでこのシリーズらしいオチがついて、最後まで楽しませてもらいました。