あらすじ
這いよる混沌ニャルラトホテプことニャル子ばかりか、生ける炎のクトゥグアのクー子までも居着くことになってしまった八坂家。地球の神々が不在の幻夢境をサポートするため、地球に駐留している二人だったが、日曜日は休むためにあるとニャル子にごり押しされ、真尋たちは買い物へと出かけた。相変わらずやくたいもない物ばかりを買うニャル子。生き物に憐憫と、食欲を露わにするクー子……。そんな二人のお守りにほとほと疲れた真尋は、なぜか帰路でクラスメイトの暮井珠緒と遭遇した。――しかも、ニャル子の邪神レーダーがビンビンに反応!これって……!?ハイテンション混沌コメディ第3弾! ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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Posted by ブクログ
前の巻で、地球人の精神を保護する幻夢境の管理者が居なくなって、代行をすることになったはずのニャル子とクー子が八坂家に住むようになったところから開始。
代行業務はさっぱりしていませんが…。
その隙を突いてイースの偉大なる種族が地球へ侵攻開始?
さらに、ニャル子と真尋の精神が入れ替わっちゃった!
というのが今回のお話。
そこかしこにオールドゲームネタやらなんやらかんやらブッコミまくりなのはいつもどおりの流れです。
イースの偉大なる種族が4つの派閥にわかれていて、穏健派と強硬派までは良いけど、のこりはUC以外認めない派とアナザーSDなんでも肯定派というのが、今回の自分の中での大ヒットでした。
超銀河イースがYsに絡めたりというか、半キャラずらしなんてオールドゲーマーしか知らないだろと。
ダンセイニの対がジョセイニとか、ニヤニヤが止まりません。
公共の場で読むのがけっこう大変です。
毎度毎度の如く非常に楽しいです。
最後に、とうとう真尋の母が登場して、次巻に続く的な感じなのも楽しみです。