【感想・ネタバレ】バッテリーIIIのレビュー

あらすじ

「おれが、おまえにとってたったひとりの最高のキャッチャーだって心底わからせてやる」3年部員が引き起こした事件によって活動停止になっていた野球部。その処分明け、紅白戦が行われるが、未だ残る校長の部に対する不信感を拭うため、監督の戸村は強豪校、横手との試合を組もうとする。一方、巧と豪の堅かった絆に亀裂が入って!? 青波の視点から描かれた短編「樹下の少年」収録。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

夏休み明けの一年生の秋から。
二学期が始まると同時に前巻で起きた事件による謹慎期間が終わる。そこで待ち受けていたのはレギュラーと一年生の紅白戦。巧と豪にとってはバッテリーのデビュー戦となる。
心理描写が細かいもののテンポよく読みやすかった。次の強豪校との練習試合はどうなっていくのか。
読切の青波視点の話も良かった。巧、ちゃんと優しいお兄ちゃんやってるなーっというのが青波を通じて随所に感じられた。

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2023年06月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 なんというか、主人公たちが本当に青春をしてて、いい話です。

 いきなり、部活中止の事態に追い込まれて、憤慨する巧。
 野球とはいったい誰のためのものなのか? という疑問を彼は持ちながら、野球のできない我が身を歯がゆく思う。
 自分の関係ないところで、勝手に事態が収められ、勝手に何かを決められる、という状況を巧は好ましく思わない。

 しかしながら、再び野球が出来るようになった時に顧問から伝えられたのは、「紅白戦をやる」ということだった。

 本当に少年たちが真っ直ぐで眩しくて、申し訳ないくらいだったんですが、まあそれだかこその失敗もあるわけで、どうなるかはわからないですが、真っ直ぐな彼らの成長を見守りたいと思うんですが、残りの巻数でどこまで物語が進むのか、残念に思いながら、楽しみに読みたいと思います。

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2018年02月13日

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