【感想・ネタバレ】神様の果物 江戸菓子舗照月堂のレビュー

あらすじ

母代わりの了然尼が建立中の寺の庫裏になつめが越して初めて迎えた秋のある日、駿河で医者をしている兄・慶一郎が突然訪ねてきた。なつめが七歳のときに京の生家で起きた火事の夜以来、十余年ぶりの再会である。兄からは、両親が亡くなった火事の真相が明かされる。一方、京の菓子司・果林堂の御曹司で、江戸遊学中の長門からもたらされた寒天なる材料に興味津々のなつめ。世話になった照月堂を辞め、今後どのような菓子を作っていこうかと模索した後に辿り着いた道とは……。菓子職人を志した娘・なつめの物語、ついに完結。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

最後の一巻となりました。

兄との再会。
照月堂と一鶴屋の菓子勝負。

そして何より両親の死の真相。

なつめの目指す菓子の未来。

大満足のシリーズでした。

古典の好きな私には物語に挟まれる和歌や神話も嬉しくて(^^)

ときじくの香の実。
神様の果物。

胸がいっぱいになる作品でした。

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2021年07月15日

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