あらすじ
皆様に愛されて、シリーズベストセラー!
美しいレンガ造りの建屋が目をひく老舗文房具店の「四宝堂」。多種多様な文房具の販売だけでなく、紙漉きやカリグラフィーのワークショップなども開催される銀座の名店だ。
そんな店を一人で切り盛りするのは、時代遅れと言われかねないほどの細やかな接客が評判の宝田硯。硯のもとには今日も様々なお客が訪れて――。
心優しき校務員さんと一緒に折ったフラワーペーパーに、理不尽な上司と戦った先輩社員との思い出があふれるスケッチブックなど。遠い記憶の中の文房具が、今再び、この店で輝きを取り戻す。
しみじみ泣けると話題の大人気文房具小説、待望の第7弾!
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Posted by ブクログ
【あらすじ】
美しいレンガ造りの建屋と店の前の円筒の赤いポストが目印の老舗文房具店〈四宝堂〉。
常にお客様の事情や心に寄り添う接客を心掛ける店主の硯の元には、今日も迷いを抱えるお客様が訪れて ——— 。
【感想】
シリーズ第7弾です。
今回の文房具は道具箱・ファイル・フラワーペーパー・スケッチブック・多機能ペンの5つ。
それぞれに素敵な物語があって、ほんのりと温かい気持ちになりました。
いつまでも続いてほしい、そんなシリーズです。
Posted by ブクログ
このシリーズ第7弾。今回も温かくて心に染みる安定のおもしろさを堪能した。
道具箱、ファイル、フラワーペーパー、スケッチブック、多機能ペン、と文房具をモチーフに物語が展開される。出てくる商品名を検索して確かめながら読んだ。作者の文房具に対する幅広い知識に感服。3話目のフラワーペーパーが一番心に響いた。2話目のファイルも好き。1話目の道具箱も、4話目のスケッチブックも、最後の多機能ペンも好き。あれ?全部。文房具オタクには、いや、そうでなくても楽しめる素晴らしい本です。
Posted by ブクログ
シリーズ7作目。
安定した穏やかさで心に響くストーリーでした。
今作は、
道具箱
ファイル
フラワーペーパー
スケッチブック
多機能ペン
と、商品が並んでいます。
どれも素敵な話でしたが、子を持つ親としては「道具箱」には共感できるところが多かったと思います。
また、主人公・硯さんの恩師や硯さんの祖父・硯水さんの話もあって、それらの話を通して主人公・硯さんの人となりが少しずつ分かっていくのも読んでいて楽しかったですね。
色んな形で硯さん自身に関わることがわかってきます。
次作はどんな内容になるのか、今から楽しみです。
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1話、就職祝いに便利グッズをまとめた道具箱を贈るご家族、素敵。
2話は、自分も昭和を引きずりながら生きているので色々と共感した。最後の展開にホッとする。和君がわりと素直な子で良かった。
5話、硯水さんってそんなに影響力あったのかとびっくり。
硯と良子のこれからがまた楽しみです。
Posted by ブクログ
四宝堂の七巻。今回も心温まる作品だった。特にテレビ局ADの話と親が子に贈る道具箱の話が良かったなぁ〜文房具を通して物語がそれぞれあって、知らない文房具だとネットで調べたりして、親近感を感じながら読むと尚楽しい作品。
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いつもながら時代遅れと言われかねないほど細やかな接客の宝田硯。
今回も「四方堂」にさまざまな思いを抱えたお客が、訪れて昔の出来事を振り返りながら、文房具を選んでいく。
いつも使うものなのに、ひとつひとつ丁寧に選んだ買ったのか⁇と思うものが、家の中に沢山ある。
宝田硯店主のような細やかな気配りと「四方堂」のような文房具店に足を運んで、迷いながら好きなものを選びたいという気分にさせてくれた。
道具箱〜就職が決まった息子に夫婦が選んだもの。
ファイル〜ほゝづゑのレジスター修理からマニュアル作りまでを完成させた営業マン。
フラワーペーパー〜校長先生になった洋子先生が、中学時代転校先で出会った校務の赤塚さんとの思い出。
スケッチブック〜TVの深夜番組でADをしていた頃に親しくしていた先輩との思い出。
多機能ペン〜ホテルのバーテンダーとして成長したのは、宝田硯の祖父・硯水との出会い。
どれもじんわりと心に染みてくる思い出にプラスして文房具がある。
Posted by ブクログ
文具展を訪れるお客様達の人生が一つの文具をモチーフに語られて行きエピソードのほんわかした内容に惹かれました。普段何気なく見ているテレビ番組のスケッチブックとマーカーペンのお話は途中が切なくなる場面がありましたがどんでん返しで良い方向に進んでくれた安心しました。
生きていると文房具と少なからず関わりがあるなと思わずにはいられない本でした。
Posted by ブクログ
今の時代を取り入れ、生活や職場での大事なことを確認させてもらいました。旅行先へ向かう新幹線の中で読み進めましたが、家でじっくり読むほうが良かったなあと振り返っています。ぜひ、一読を。そして、少しでも早く。
Posted by ブクログ
毎回ほっこり+文房具うんちくで
楽しませてくれるシリーズ第7弾です。
「道具箱」私も百均のだけど使ってます。
席を移動して仕事するのに持って動くから。
どの席にも、ちゃんとハサミとかあるけど
自分の使い慣れたやつが結局ラクなのよ…。
ベテラン社員さんの「ファイル」の話もいいな。
この人はちゃんと自分で作ったファイルを
活用できているのがすごいです。
何のために作ったのかわかってないと
こんなふうには活用できなさそう(反省)
運動会とかで紅白の花を作るアレ。
「フラワーペーパー」って言うんですね。
「スケッチブック」に「多機能ペン」
どの道具にも使う人のドラマがある。
さて、硯ちゃんと良子ちゃんの結婚準備は
ちょっとだけ前進したみたい。
次巻あたりで式が執り行われるかな。
Posted by ブクログ
銀座にある、老舗文房具店「四宝堂」
店長を務める「宝田硯」を主人とした、このお店には今日も様々な想いを持った人たちが訪れる。
このシリーズも7作目とあって
ほんの数頁で、世界に惹きこまれる。
5作の短編の中で「フラワーペーパー」という
昔お世話になった方へ想いを馳せる物語が心に残った。
今は、校長先生となった主人公が中学生の時に出会い心を通わせ、現代の自分の礎となった言葉をくれた方を思い出し、「フラワーペーパー」を手に取り現代の自分へも活かしていく。
私自身が忘れているようなことを文房具をきっかけに思い出す。なんてことが、あったら素敵だなーと過去の自分に期待してしまう。そんな1冊だった。