【感想・ネタバレ】銀座「四宝堂」文房具店6のレビュー

あらすじ

大好評の「文房具」小説、待望の第6弾!

風に揺れる柳並木と円筒形のポストのすぐそばに佇む文房具店・四宝堂。創業は天保五年と古いが、豊富な品揃えと店主・宝田硯の人徳により今なお地元の人に愛される銀座の名店だ。そんな四宝堂には、今日も様々なお客が訪れて――。

父の急逝により何の準備もないまま実家の旅館を継ぐことになった青年に、新入部員の勧誘に頭を悩ますキャプテンの中学生など。困りごとを抱えたお客たちを、ミステリアスな店主が今日も優しくもてなしていく。「ずっと続いてほしい」と願う声が止まない、大人気シリーズ第6弾。

老舗ホテルに勤めていた若き硯のエピソードも収録!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

四宝堂第六弾。

懐かしい、BOXYのボールペン。
スーパーカー消しゴムを走らせるのに使っていましたよ。
まさか四宝堂に登場するとは思っていなかった。
それも、いよいよ結婚に向けて荷物を片付けるために、
硯の個人的コレクションであるスーパーカー消しゴムを売る話で登場するとは。
昔、義兄になるはずだった人が、
事故で自身の父親と弟を亡くし農業を継ぐために縁談を断り、
会うことがなくなり、
だが時を経て、その人が作った野菜に巡り合う話でもあり、良かった。

温泉街を中心に地域を元気づけるスタンプラリーを始める話は、
スタンプも素敵だし、「銀座の総務」さんも登場したし、
ほんのり恋愛もからんでいて微笑ましい。

「レポートパッド」では、
名刺をもらって両手で受け取りにちゃんと生徒手帳にしまうとは、
そんなマナーが完璧な中学生は存在しないぞ、
と突っ込まずにはいられなかったが、
レポートパッドを使って女子バレー部のメンバーが本音を出し合ったところは、
みんなよく頑張りました。

最後の「折り紙」はねー。
硯が勤めていたホテルに婚約を報告に行くのだが、
真っ赤な薔薇の球体の装花とくればそれは帝国ホテルでしょ。
ブラジルから持ってきた、
日系移民たちの想いを込めた一万羽の折り鶴を失くした宿泊客に、
硯が言い出して一晩で一万羽の折り鶴を折る話だった。
最終的には置き引きにあった折り鶴も戻ってきて、良いお話だったのだが、
硯が実家には折り紙が売るほどあります、と言ったのには、
それは売り物だから、とこれまた突っ込まずにはいられなかった。

0
2025年12月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

やっと結婚。次は結婚式と披露宴から始まって、新婚生活も交えながら、次々に訪れる難問に向き合う硯ちゃんの姿が見てみたいです。
でも、ホテル勤務時代の硯ちゃんも、今の硯ちゃんも変わらないんだなぁと思って、うれしくなりました。そして、四宝堂を通しての人と人との繋がりも見えて、これも嬉しくなりました。

0
2025年10月12日

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