あらすじ
女の子になりたい男の子・二鳥修一と、男の子になりたい女の子・高槻よしの。文化祭での「ぼくは、おんなのこ」上演から数ヵ月。中学3年生になった修一は、体の変化に戸惑いを隠せない。その一方で、よしのは、進路指導を受けているうちに、担任の兼田先生が気になったりして……思春期を彷徨う少年と少女たちの不安定な心情を、鮮やかに、細やかに描く志村貴子の話題作、待望の最新第11巻!
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女の子になりたい男の子二鳥くんと、男の子になりたい女の子高槻さん。性を意識していなかった小学生時代から始まり、クラスメイトから変態扱いされてしまう中学生時代、そして、別々の学校に進学する高校生時代へ。はじめは家族と親しい友人だけで完結していた生活から、だんだんと人付き合いの幅が広がり始めます。これまでは人から傷つけられることは少なかったけど、この先出会う人たちはどうなんだろう?悲しいことが起こらないといいなぁ。と、ちょっと心配。
自分の気持ちに戸惑い、モヤモヤゆらゆらする2人を見ていると、なにがあっても健やかに大きくなれよーと思わずにはいられません。気分は親戚のお姉さん…。
10年以上に渡った連載も『月刊コミックビーム』の7月12日発売号で最終回を迎えます。完結目前のこの機会にぜひ!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
TVシリーズの1話目を見た時から【放浪息子】の世界観に取り憑かれ(とりあえず最新巻)購入してしまいました。
声変わりが始まってしまい、心が不安定になる二鳥くんが、髪を切ってしまうシーンに胸が苦しくなりました…。また高槻さんも同じで、からだが女の子である自分を受け入れられないもどかしさが、叶わぬ"願い"に現れているように感じました。
Posted by ブクログ
すっかり書くの忘れてました…(汗)
二鳥くんが表紙で短髪だったので、てっきり大人社会の圧力で強制的にされてもうたのかと心配したのですが、ただ単に「ベリーショートのキュートさにあこがれて」ってことで、さすがはにとりんって感じです(笑)
さてさてさて、もう進路ですかー。高校ですかー。
やっぱり服装自由の学校に行って、女の子姿を謳歌しちゃうのかなー。しちゃっていいと思うんだけどなー。
相変わらず「女性としての自分を受け入れられない」高槻さんは見ててイラッと来ます。一緒の高校行ってほしくないなー。
なんかね、性別を受け入れられてないというよりも、恥ずかしさというか女性になる準備ができてないだけって感じがしちゃうんだ。
そこらへんは恋愛対象を男性に限っちゃってる、まこちゃんのがハッキリしちやっていると思う。ただし、彼の場合は性同一性症候群というよりも、ゲイってだけな気もするけど……
しかし、見てて土居ってにとりんのこと好きなの?って思っちゃう。
まあ、にとりんの性的好感がどこに向いているのかが?だけどね…。あーあ、修学旅行で舞妓さんになってほしかったなぁ~~。
ファッションショーでのにとりんの晴れ姿は次巻に持ち越し。期待すると劇の時みたいに「なんだよ、にとりん出ないのかよ」って感じにもなりそーなので、そこら辺は勘弁していただきたいっす。
アニメが始まっちゃったけど、こーなるとアニメが終わっても原作は完結してませんってパターン? あーあ、中途半端はいやだなぁるそれが怖くて録画してても見れないんですよ(笑)
Posted by ブクログ
千葉さんがだいぶ大人しくなったなぁ不安定な彼女も好きだけど今の彼女はかなりいい感じ^^微妙な関係だった最初の頃が嘘のように高槻くんと仲良しで嬉しいな。二人の絡みがいちばん好きかも。二鳥くんは声変わりとか身長伸びたりとかついに成長期がやってきてしまってこれからどうなることやら。ちーちゃんは兼田先生が好きだったのか。意外と普通だけど言われてみれば確かにしっくりくる。モモと仲直りできて良かったね。いつもながら読後泣きたいような気持ちになってしまうのはなぜだろう。青い花に限らず、志村先生の作品には空気公団の曲がぴったりだと感じるので、読後は空気公団を聴きながら静かな気持ちでものごとを考えたいな。
Posted by ブクログ
アニメ化祝!!!
だけど、にとりくんとたかつきくんだけ、手塚作品のキャラみたいにアレンジされているのは……どうして……?
中3になったからといって、そんなに大きく話が動くわけでもない、それなのにじわじわと歪んだり再生したりする、少年少女の「愛おしい」お話。
Posted by ブクログ
あー、もうすぐみんな高校受験なんだぁ、て感じになってきたな。髪を切って、修ちゃん、かっこよくなった。そして、千葉さんのあの感じがやはり好きだなぁ、と。(11/5/2)
Posted by ブクログ
遠い昔の、心も体も不安定な時代を思い起こしながら、「あの時も、実はこういう悩みを抱えていた人はいたのかも知れないなぁ」などと感じました。
人物の絡み方が複雑に感じるのは、理解力のなさもあるでしょうが、歳をとっていくなかで、人間関係を割り切って単純化し、自分の知っている範囲でしか人間の多様性を認めなくなっている自分がいるのではないか、とハッとさせられました。
Posted by ブクログ
登場人物達が「普通」になっていくなあ、と。
いや皆全然普通ではないんだけど、話とキャラが収まるべき所に収まり始めてしまった感じが。
特に最近の千葉さんなんか初期の危うさというか、わけの分からない素敵さがあまり……
勿論キャラも成長するんだし、作者もそういう姿を描こうとしてるんだろうけど。
ただの自分のロリ嗜好なのかなあ。
Posted by ブクログ
新刊購入。
本を開いてすぐの、にとりんのカラーにどきりとした。男の子成分が20%増量なだけなんだけども。このカラー絵に星4つ。
正面のときのちーちゃんの鼻の描き方が、鼻だけ見るとすごく変なんだけど、全体で見ると違和感ないのが不思議だ。
どこで終わるのかなー。最後までついていけるかなー。
Posted by ブクログ
マンションで読む。この漫画のラストは興味深いです。女は女であることに開きなおります。男は女になることを選びます。しかし、それ自体が男性的です。