あらすじ
ララの望んだ世界を作るため自分の領地の統治にいそしむアリステア。しかし、潤う領地とは裏腹にアリスの胸に募る虚無感と激しい恋慕だったのだがーーー?
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純愛レベルマックス! 年下男子が年上男子に!?
国家魔術師であるララは、郊外の一軒家で弟子のアリステアと2人暮らしをしています。任務である魔物退治に2人で向かったところ、巨大なドラゴンに襲われる絶体絶命な場面から始まります。アリステアを守るためにララが使った特別な魔法により、2人は20年離れることになりますが…何が起きたのかはぜひ、読んで確かめてみてください。
ララにとってはひと眠りの20年間ですが、アリステアにとっては待ち焦がれた20年です。目の前にいるのに体温を感じられず、いつ目覚めるかわからない愛する人を手入れし続けたアリステア。20年分積もったアリステアの愛をララは受け止めきれるのか?
回想での年下編、現在軸の年上編と溺愛が二度おいしい、溺愛好きの方必見の作品です!
感情タグBEST3
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細かな描写
彼女との再会までの描写が更に細かく心情なども描かれていて最後のページでは彼と同じ感動を覚えたようでした。彼女に毎日話しかけるも目覚めない絶望からやや鬱気味になる姿は心配になりました。
領主としてのアリステアは、本当に完璧すぎて領民に愛されて尊敬されているというのに対して、石化されているララと一緒に過ごしているシーンでは、満たされておらず、孤独な日々に耐えようとしているギャップが切ないですね。
そしてからのラスト……!
うわーーーーー
最後、ぶわっと涙が溢れました。
アリス、良かったね…良かったね…
…それにしても洗ってるところのアリスがなかなかにヤバかったのが面白かったです。笑
泣けた。。。
最初の目覚めのシーンは、ララ目線でした。
今度の目覚めのシーンは、アリス目線です。
いつ、ララが目覚めるのかわからないまま
いつ、ララが目覚めてもいいように領地を経営し、ララが望んでいた世の中になるよう、努力を惜しまず働いて、、、寂しさに耐えて実現してきたあれこれをみてしまってからの、ララの目覚めを迎えては、涙なくして読む事が出来ませんでした🥺
幸せになって〜!
でも、領館の使用人の方や領地の人々も、まさか「石像」様が本物の生きた人間だとは、誰も思いもしなかったのでしょうね。。。
ヤンデレ拗らせてるね。仕方ないけど。ずっとずっと待って、触れることはできても冷たくて動かない。それでも何年も何年も愛する人の望む世界を作ることで耐えてきた。ついにようやく自分を映す目が…よかったねアリス。
原作読み返してきた。うん、やっぱりイメージが絵になるのは良いね。また違った雰囲気が楽しめる。原作の最後まで描いてくれるよね?
次も楽しみにしてる。