【感想・ネタバレ】双調平家物語9 平治の巻1(承前)のレビュー

あらすじ

保元の乱は終結した。左府頼長は敗れ、関白忠通も力を失った。新院の配流、源為義をはじめ新院方武者達の斬首、禅閤忠実の幽閉──摂関家は財の安穏と引き換えに朝廷の中枢から退き、一切は信西の掌(て)の内に……。だが、信西の前に、後白河院の寵を受けて異例の昇進をする中関白家の裔(すえ)、藤原信頼が「敵」として現れる。信西が調じ、院に献上した『安禄山絵巻』によって二人の対立は顕在化し、清盛の熊野詣を機に急展開する。

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Posted by ブクログ

どの巻でも思いますが、この本すごい。平家物語といいますが、完全創作です。大化の改新からはじまって、平治の乱まで9巻かかってます。清和源氏の潔さと人間くささに惹かれます。

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2012年01月03日

Posted by ブクログ

帝王としてあるべからざる「ご私欲」をお持ちになり、筋目の定かならぬ者達を数多く近臣としてお抱えになった。摂関家の私物と化した朝廷はそのままを放置され、人を寵するお心のお気ままが政事となった。最も偉大なる帝王とご自負なし遊ばされた白河院。

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2025年05月21日

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