【感想・ネタバレ】【キャラクター設定画&イメージカット付き】終端街の昇降機守(5)のレビュー

あらすじ

【キャラクター設定画&イメージカット収録!】
「ランプの色は……青」
後輩を自称するナガツキと二人で、虚の水路へ続く昇降機を探しながら昇降機守を続けるトウカ。
そんなある日、自警団がトウカに、いつもとは異なる色のランプを灯した昇降機の存在を告げて……。

自覚なき死者の生きる国“終端街”へようこそ――。
結月さくらが誘う、想い絡み合うヒューマン・ファンタジー。
(第5話収録)

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事故で命を落としたトアが出会ったのは、昇降機守を自称するトウカ。
死者の乗降場でたくさんの人を見送ったという彼は「自分の背負ってきたものと向き合えなかった者は人ではなくなる」とトアに話すが…。
トアの後悔に寄り添うトウカの言葉に胸を打たれました。
そんなトウカが探し続けている友人はどんな人物なのか、トウカにとってどのような存在だったのか…。
トウカの言葉の節々からその友人への尊敬と執着を感じ、ますます気になってしまいます。
そして、昇降機が"生える"不思議な世界観に思わず惹きこまれました。
死者の国を舞台に、どこか冷たい雰囲気がありながらも、そこで生きる人たちの温かさも描かれており、何度でも読み返したくなる作品です!

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匿名

ネタバレ 購入済み

髪を下ろしたトウカさん

髪を下ろしたトウカさん、あまりにもビジュが強い。
普段髪を結んでいるキャラが髪を下ろした瞬間からしか得られない栄養素があります。最高です。ありがとうございます。

(ブックライブさん、何とかこちらを単行本に、できれば紙にしてもらえませんか。実物を手元に残したいです)

結月さくら先生が描かれるキャラクターの表情がとても好きで、特に、ちょっとした間や意味深さを感じる瞬間が好きなんですけど、今回は10ページ目のアカリヤくんが気になります。

「(トウカさんは)僕らに対して自ら一線を引いてる気がする」「一匹狼」と評したアカリヤくん、他者の機微に聡い人だと思うので、そういう人がナガツキさんに対して思う事があるなら、それを聴いてみたいとも思います。

自警団という形でアカリヤくんもトウカさんを支える一人だと思うので、急に現れた謎の男が(自分達は超えられなかった)トウカさんの一線を飛び越えて後輩ポジションに収まったら、そりゃ心臓止まるほどびっくりするよな……と勝手に納得しているのですが。

アカリヤくんを居酒屋に連れて行ってお酒奢って、色々とお話聴きたくなりますね。
トアさんやナガツキさんが現れる前の、今まで終端街で暮らしていたトウカさんのことを知っているのはアカリヤくん(そして水魚飯店の店長さん達)だと思うので、周りの人達の思惑や過去も気になってきました。

終端街の世界、まだまだ広くて謎がありそうなのに、まだまだ何も見通せていない現状がもどかしく、そして面白いです。

キャラクター設定画&イメージカット付きで、本編もすごく楽しかったんですけど、細かい部位が見られるの嬉しいです。拡大できるのは電子書籍の強みですね。

#切ない #エモい #萌え

1
2024年12月15日

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