倉橋燿子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
耳が聞こえない人と聞こえる人との関わりって難しいなと思った。
小学校時代のみんなを見ていると、愚かだなとも思うけれど、小学生に耳の聞こえない子と仲良くするって難しいんじゃないかなとも思う。
先生も理解なくて、まぁまぁクズだし。学校の先生なんてみんなそんなもんだけど。
大抵の人が、どう関わっていいか分からず、困る、動揺すると思う。
だから小学校時代の事は、それも含めて「仕方のないこと」なのかも知れないと思った。
5年後に将也が後悔を晴らしたくて行動したことはすごく勇気のある行動だったと思う。
死ぬ気だったのは、元々小学校時代も何もない自分の事が嫌いだったのだと思う。
二人が再び出会えて良か -
Posted by ブクログ
ネタバレ泣いちゃうのはなぜ?
すぐに泣いてしまうメイは、クラスで目立つ存在のリンと同じ園芸委員になる。2人は同じアイドルが好きなことから意気投合し、全然タイプが違いながら一緒にライブに行くが——。
泣きたくないのにすぐ涙が出てきて、周囲にめんどくさがられた経験があったので、メイに共感しながら読み始めたが、メイの母親がとんだ毒親だと若干引いた。まぁ、自分の親も少なからず「いい子」として扱ってきた感じはあったが。メイだけでなくリンの方も、本人たちがなんとか心の落ち着けどころを見つけたけれど母親との関係が解決したわけではない感じが、さすが『いちご』や『青い天使』の倉橋燿子だと思った。
言えない言葉の代