倉橋燿子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
耳が聞こえない人と聞こえる人との関わりって難しいなと思った。
小学校時代のみんなを見ていると、愚かだなとも思うけれど、小学生に耳の聞こえない子と仲良くするって難しいんじゃないかなとも思う。
先生も理解なくて、まぁまぁクズだし。学校の先生なんてみんなそんなもんだけど。
大抵の人が、どう関わっていいか分からず、困る、動揺すると思う。
だから小学校時代の事は、それも含めて「仕方のないこと」なのかも知れないと思った。
5年後に将也が後悔を晴らしたくて行動したことはすごく勇気のある行動だったと思う。
死ぬ気だったのは、元々小学校時代も何もない自分の事が嫌いだったのだと思う。
二人が再び出会えて良かったのかは分からない。
過去を忘れて新しい人間関係を築いていく方がいいと思うけどなーと思った。
確かに世の中には自分に「必要のない人間」てたくさんいるなと思う。佐原さんは硝子と会えて良かったなと唯一思った。
でも、過去に向き合っている翔也は凄いなと尊敬してしまったし、硝子も本当に心が綺麗なのだなと思った。
植野は性格悪すぎ。クズだなと思った。
あんなに酷い事されたのに、そのくらいで硝子は翔也のこと好きになったのか…?そんな事ある?
「月がきれいですね」という勘違いも、ちょっとロマンチックだなと思ったけれど、都合良すぎない?とも思った。
でも、人間って根本は変わらないよ…と冷静に考えている自分もいる。
どう続くのか、下巻が楽しみ!! -
Posted by ブクログ
ネタバレ泣いちゃうのはなぜ?
すぐに泣いてしまうメイは、クラスで目立つ存在のリンと同じ園芸委員になる。2人は同じアイドルが好きなことから意気投合し、全然タイプが違いながら一緒にライブに行くが——。
泣きたくないのにすぐ涙が出てきて、周囲にめんどくさがられた経験があったので、メイに共感しながら読み始めたが、メイの母親がとんだ毒親だと若干引いた。まぁ、自分の親も少なからず「いい子」として扱ってきた感じはあったが。メイだけでなくリンの方も、本人たちがなんとか心の落ち着けどころを見つけたけれど母親との関係が解決したわけではない感じが、さすが『いちご』や『青い天使』の倉橋燿子だと思った。
言えない言葉の代わりに、涙が出てくる。それは言葉が壊してしまうことが怖いからだ。結局は自分を守っているだけで、きちんと話すことができないと関係は築けない。それを自分も言葉はキツいが信頼できる相手に言われて気付いた。いまの世の中では、なかなかリンのようにしっかりと向き合って言葉を発してくれる人はいないかもしれない。だからメイみたいな自分を持っている子は、この物語で知ってもらえたらいい。泣いてもいいけど、自分の言葉を発する大切さを。