【感想・ネタバレ】小説 聲の形 下のレビュー

あらすじ

映画作りにかかわるなかで、仲間とすごす楽しさを感じる将也。ところが過去を知られて絶望、自分から仲間たちとのつながりをこわしてしまう。一方硝子は、責任を感じ、自らの命を断とうとして――。こわれてしまったものは、とりもどせるのか? それぞれが、思いを胸に、未来へ向かって歩き出す。大今良時氏の描き下ろしカバー&本文イラスト収録。大人気コミックスのノベライズ完結編!<小学上級から すべての漢字にふりがなつき>

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Posted by ブクログ

植野はクズではないけれど、我儘というか、癇癪おこす子供みたい。
植野の考えは分かる。けれど、植野の行動はちょっと分からないなと思った。
何もかもが自分の思い通りになるとでも思ってんのかな?

そもそも、小学校の時の人間関係なんて大人になったら関係ない、もう関わらないものと思っていたから、そんなに揉めるんならみんな関わらなきゃいいのにって思ったけど、そう言う事じゃないんだよね。
みんな過去の自分を払拭したいんだなって、乗り越えたいんだなって思った。
過去の自分と向き合っているみんなは凄いと思った。
だから、みんな強いなと思った。

硝子は皆んなを引っ掛き回してしまった原因かも知れないけれど、硝子だって悪くない。
愛想笑いで済ませてしまうようになったのも、「仕方のないこと」だよなって思った。
けれど、最後は硝子も感情を表に出した。
未遂は悪いことだけど、それで物事が一気に動いたのも事実なんだよなぁ。

皆んな、ちゃんと過去の自分と向き合った。これから先またうまくいかなかったりあると思うけど、そうやって前に進んでいく事が大切なんだって思った。

みんな、凄い。特に硝子は尊敬する。見習いたいって思った。
障害とは何か、障害と関わるとは何かを深く考えさせられた。考える事は、生きる事だとも思った。

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2025年07月02日

Posted by ブクログ

映画では省いてたシナリオも書かれており、より原作に近い形での小説になっています。今の大今氏が描くキャラクターの表情も見ものです。

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2019年05月25日

Posted by ブクログ

この作品は私は漫画の方が良かった。おそらく娘(少4)は、手話やケンカのシーンは想像しきれていない。それでも、文字だからこそのイメージを膨らませる事が出来るノベライズの良さもあるので、入口としてはいいのかもしれない。

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2021年03月03日

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