大野和基のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
クルーグマンへのロングインタビュー、Eメールなどの質疑応答を通じて、日本経済の展望について語ってもらったのが本書。発売が2013年なので、2017年の今から見るとアベノミクスへの評価が少々古びたものとなっているが、『道草』や『経済学101』で、有志がクルーグマンの論説を翻訳したものを除けば、日本語で読めるクルーグマンの論説で一番新しいものである。
クルーグマンが日本政府に勧める経済政策は、金融政策としてはインフレターゲット、減税などの財政政策、この二つのポリシーミックスである。日本の公的債務を結構気にしているせいか、赤字国債を発行する公共事業にはあまり乗り気ではないようだ。その点はアメリカ政 -
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Posted by ブクログ
アベノミクスが正しいということを有名なポール・クルーグマンが説明した著書。内容には概ね賛成する。歴史的な事実を抑えているところも共感が持てる。しかし、他のレビュワーの方も書いていますが、「違和感」を感じる。今世界のGDPは、60兆円。金融資産は220兆円と聞いています。実体経済の3倍の規模の金融経済がある。この中で、さらに金融緩和を進めたら、信用が拡大する一方で、いつか爆発するしか道がないと思うのです。 その中で、「金融緩和をどんどん進めなさい」という筆者の主張は、違和感というか怖い? どこか、リスクを見落としている感じがする。 その違和感かな・・・ 頭では理解できるが腑に落ちないというのはこ
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Posted by ブクログ
[ 内容 ]
不妊に悩む夫婦にとって「福音」といわれる生殖補助医療、代理出産。
しかし、代理母の精神的・肉体的負担、貧困層のブリーダー階級化、親子関係の定義づけの難しさなど、現実はシビアな問題が山積みだ。
日本でも法整備を進める動きがあるが、代理出産をめぐる議論はまだまだ不十分。
このテーマを長年、追いかけてきた著者が複雑な代理出産の問題の核心に迫る。
[ 目次 ]
プロローグ 「代理出産」問題とは何か
第1章 混乱をきわめた人工授精型の時代
第2章 体外受精型代理出産の幕開け
第3章 代理母が引き受ける大きすぎる代償
第4章 代理出産で生まれた子どもたちの葛藤
第5章 各国の代理出産事情