てにをはのレビュー一覧
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超高機能なAIを搭載した、刑務所でのロボット看守のお話。
ミステリーとしてのご都合主義感は前巻より多少減ったものの相変わらず否めないと感じはしましたが、死んだからこそ進んでいくストーリー展開はいつも通り見事。
色んな所で発生した出来事が、最後に上手いことつながっていく展開が見事で、中々に良かったです...続きを読むPosted by ブクログ -
読み応えのある一冊です。元の楽曲の雰囲気を忠実に再現しながら、さらにボリュームアップされています。
島民全員が能面を被る奇祭や、生き神である「ユズリハ様」など、現代の感覚や常識から外れた状況下で事件が起こるため、不気味さによりゾっとします。
事件は残酷ですが、メインキャラクターの花本ひばり(女学生)...続きを読むPosted by ブクログ -
前作、前々作に引き続き、満足感たっぷりの内容でした。短編+中編集になっているので、ハラハラする場面の多い「推理作家は夜走る」から、ほのぼのとした「雪宿りの作法」まで、幅広い魅力に溢れていると思います。
題にもなっている「アルラウネの独白」は、主人公花本ひばりが通う高校の演劇部で起こる事件が描かれてい...続きを読むPosted by ブクログ -
大量の古書に押し潰されそうになるような、ずっしりと重いミステリー小説でした。
凄惨な殺人事件が淡々と起こるのに、解くヒントは全然見えてこない、いい意味で意地悪な内容だと思います。しかし、後になって推理を読むと、さらっと書かれていた一節がものすごく重要であったりして、とても悔しい思いをしました。非常に...続きを読むPosted by ブクログ -
ものすごく硬派で、渋めの推理小説だと思います。ミステリーというジャンルの中では、ダントツでオススメです。
女学生探偵花本ひばりと、推理作家久堂蓮真が、悪口をぎゃーすかぎゃーすか言い合ってるコメディちっくな場面が多いですが、トリックはガチガチに練られた本格物です。特に「両国幽霊屋敷殺人事件」では、解き...続きを読むPosted by ブクログ -
久堂センセーと霧島さんがかっこいいい!
ふたりの掛け合いが気に入ってます!
時代背景やストーリーも面白いし何より、てにをはさんの作品が好きなので文句ナシの作品です!Posted by ブクログ -
大好きなてにをはさんの、妖怪少年探偵團の小説!
曲から好きなものだったから、内容もストンと入ってきた。ラノベなだけあって文章も読みやすく、ストーリーもさくさく進む。
キャラクターの個性も豊かで、一人一人いいところ好きなところが出てくる。いいトリオだと思う!Posted by ブクログ -
すごく面白かったです。
登場人物はみんな魅力的だし、
お話もどんでん返しがあったり
ラスト切なかったりもして…
先生カッコいいしw
元々の楽曲が好きで買ったのですが
小説読めて良かったです。
漫画かアニメかドラマCD出して欲しい。
続編も早く読みたいです。Posted by ブクログ -
ひばりちゃんに先生、枯島さんにゆへちゃん桃花ちゃん!ついでに員南さんまでのオールスター!みんなそれぞれ個性が強いから、物語としてではなくてキャラ読みだけでもかなり面白い。ただ物語としては、真相のところはちょっと思うところありな感じ。推理ものではタブーなもののようにも思たけど、人間関係のことだし、結果...続きを読むPosted by ブクログ
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久堂先生の態度が、あそこまで書かれているとは思ってなかった。あまり書かないっていうのも、読み手側に想像させる楽しみがあるからいいんじゃないかな。
でもひばりちゃんも久堂先生も思った通りの性格していて、女学生探偵シリーズの曲を知っているからこそ面白いし、わくわくした。Posted by ブクログ -
まず、久堂先生が思っていたよりもずっとかっこいいことに驚いてしまいました。偏屈作家で変態くさいのは動画や楽曲の雰囲気と同じなのですが。
ひばりちゃんの忙しなさと「!」が大量についた長台詞がかわいらしかったです。
読んだことのあるクリスティーの作品が登場したことも嬉しかったです。
クリスティー好きには...続きを読むPosted by ブクログ -
ずっと楽しみにしてた本でした。世界観が曲の時からずっと好きでたまらず、そのままの世界だったので嬉しかったです。言葉遊びがとても軽快で、気づいたら読み終わってました。Posted by ブクログ
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面白かったです。ひばりちゃんは可愛くて先生は時々かっこよくて、どきどきしながら読みました。個人的には様々な作家や研究者の名前が出てきてニヤニヤものでした。Posted by ブクログ
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特殊な世界観の中でも説明的になりすぎず、それぞれのキャラを絡み合わせて情報を小出しにしながらどのような結末になるか気になる展開となっていて面白かった。Posted by ブクログ
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閉じ込められた孤島での謎解きはこの巻で一段落。最初のカラーページに出てきた哀野泣という朔也の友人の漫画家はいったいいつ登場するんだ?と思っていたら、最後にちょこっと次回への布石みたいな章が二つあって、片方に登場でした。画廊島はなかなかドラマチックな終わりでした…。
最初の七人。全員登場してすらいない...続きを読むPosted by ブクログ -
一巻でゆりうの真実が少し暴かれてましたが、この巻は真の姿から始まります。そして、時系列戻って観覧車の謎解きへ。それから、新しいイギリスの探偵フィドと助手のベルカが現れます。
観覧車の謎解きのあとはイタリアの孤島へ。ゆりうも加わり朔也、リリテア、フィド、ベルカ、ゆりうの五人で流れ着いた孤島で謎解きをし...続きを読むPosted by ブクログ -
てにをはさんの作品。要チェックだと思い読む。えっ、てにをはさん、本当にご自分で書かれたんですか?ってくらい文章スムーズな流れで感心しました。曲も作れんのにこんなに書けるとか、多才すぎ。正直言って、ボカロ系作家さんの中では今のところ一番上手く感じました(といってもまだまだほとんど読んでないけど)。…と...続きを読むPosted by ブクログ