あらすじ
殺されても生き返る特殊能力を持つ半人前の高校生探偵・追月朔也。事件が起きる度になぜか被害者になってしまう彼は助手のリリテアと共に、父の残した探偵事務所を支えながら父の死に関わっていると思われる凶悪犯罪者《最初の七人》の行方を追う日々を過ごしていた。
そんな朔也たちに、ある日英国最高の探偵にして父の旧友・フィドから連絡が届く。
さらに朔也とフィドの目の前で「観覧車が一周する十分間に十五の密室で起きた」不可能犯罪が発生し!?
遊園地で起こった猟奇的な事件を巡る『人食い観覧車の園』の他、ある犯罪者の視点を描く『Y・デリンジャーの挨拶』、孤島で起こる凄惨な殺人事件『画廊島の殺人』を収録。【電子限定!書き下ろし特典つき】
感情タグBEST3
引き込まれる
一人称だからか、テンポよく展開し話に引き込まれる。
各キャラも魅力的で読む手が止まらな作品になっている。
Posted by ブクログ
一巻でゆりうの真実が少し暴かれてましたが、この巻は真の姿から始まります。そして、時系列戻って観覧車の謎解きへ。それから、新しいイギリスの探偵フィドと助手のベルカが現れます。
観覧車の謎解きのあとはイタリアの孤島へ。ゆりうも加わり朔也、リリテア、フィド、ベルカ、ゆりうの五人で流れ着いた孤島で謎解きをして、そして、最初の七人のうち大富豪怪盗のシャルディナ相手に次の事件を解決しないといけない状況に…、続くでした。直ぐに3巻を読まないといけない展開でしたよ。