中原英臣のレビュー一覧

  • 人の性格はDNAで決まっている
    ■遺伝性の強い4つの性格(クロニンジャー)
    ①新規性探求(好奇心に基づいて探求する)
    ②損害回避(危険を避けようとする)
    ③報酬依存(社会や周囲に適合しようとする)
    ④持続性(熱心に続け固執しようとする)
    ・①はドーパミン、②はセロトニン、③はノルアドレナリンなどの脳内物質が大きな役割を果たしている...続きを読む
  • 人の性格はDNAで決まっている
    人間の性格を決めるのは、脳内伝達物質であり、それに関連するDNAを調べれば、科学的に性格が診断できる。
    性格診断と言えば、血液型による性格診断がもてはやされているが、血液型性格診断を信じているのは日本人くらいのものであり、その他大勢の外国人は、このようなDNA性格診断の活用が進み、カウンセリングや職...続きを読む
  • 新・進化論が変わる ゲノム時代にダーウィン進化論は生き残るか
    親が子を助けるようとすることも、自己犠牲的愛情ではなく、遺伝子に組み込まれていたため。
    私たちヒトの身体も単なるDNAの乗り物にすぎない。

    とすると、ヒトである私たちの言動、思考、判断も自分のものではなく、この身体を乗り物にしているDNAによるものなのか。
    この本の感想を書いていることもそうである...続きを読む
  • 新・進化論が変わる ゲノム時代にダーウィン進化論は生き残るか
    とにかく難しいので、おばかなわたしは繰り返し読んでます。でも理解しきれてないんだけど(笑)
    中学んとき習った細胞内の記述と違うのに驚いた。でも噛み砕いて飲み込みきれてないんだけど(笑)
    そして、発見した科学者たちの人間くさい闘争というか、言い争いというか、大人げない論争についての記述が大変面白おかし...続きを読む
  • 生物の謎と進化論を楽しむ本
    「キリンの首がウィルスによって伸びたと言うのは本当ですか?」といった質問に、図解と簡潔な文章数ページで答える形式で綴られています。
    この本で生物学に興味を持ちました。
    特に、恐竜、カンブリア紀、進化、遺伝子、ウィルスといったワードで自分の中を検索してみた時、ヒットが一つでもある人は面白いと思います。
  • 新・進化論が変わる ゲノム時代にダーウィン進化論は生き残るか
    ダーウィンは適者生存と自然選択による進化を提唱。突然変異だけによる進化は納得しずらかったが、この本で大分進化についての論点が明らかになってきたように思える。まだまだ分からないことも多いが、ウイルス進化説も面白い。
  • 数字のウソを見破る
    数字に振り回されている。日常生活で出会う数字が、どれだけ信ぴょう性があるのか。数字を提示する人たちにどんな意図があるのかによって、見え方は変わる。ひとつひとつの数字を疑ったらきりがないけれど、日々、こういう数字とともに生活していることは忘れないようにしよう。
  • 新・進化論が変わる ゲノム時代にダーウィン進化論は生き残るか
    進化論に関するこれまでの議論とそれぞれの現時点の見解をまとめており、頭の整理をするのに役立つ。著者が提唱するウィルス進化説を紹介している最終章は、進化が断続的であることなどの謎を解明できそうで興味深い。

    ・ヒトのDNAではジャンクが70%を占めており、ジャンクの半分がウイルスの名残であるレトロトラ...続きを読む
  • 新・進化論が変わる ゲノム時代にダーウィン進化論は生き残るか
    遺伝子学から振り返るダーウィン進化論。全ては最終章にある自説のウイルス進化論に引っ張るための誘導に見えなくもないが、『進化論が変わる』としたタイトルは言い得て妙であり、ダーウィン進化論が如何に補足・修正・検証されてきたのか、進化論の歩みが追える良書。特に5章の進化論の五つの論点「生物は進化に対して受...続きを読む
  • 人の性格はDNAで決まっている
    人の性格は、ドーパミン、セロトニン、ノルアドレナリンをよく感じるかそれらに対して鈍感か、で性格が決まる、とします。

    そして、それらはDNAで決まっているとも…

    山崎は「爪を隠したネコ」タイプで自分の裁量で仕事をして行くのが好き。自分の弱さを認めず、ストレスを貯める、と。
  • 新・進化論が変わる ゲノム時代にダーウィン進化論は生き残るか
    ダーウィンの進化論の「なんでそうなるの?」と思ってた部分。
    それに対して説得力のある説明がなされていました。
    おもしろかった!
  • 偉人たちの死亡診断書

    感染症との戦い

    歴史的有名人たちの死因の推測を、興味深く読めました。世の中には、多種多様な感染症、疾病があるのだなと、改めて思います。
  • 感染症パニック
    感染症学を専門とする医学博士が、昨年国内外の注目を集めた、エボラ出血熱、デング熱などの各種の感染症について解説している。
    書名から想像されるような、エボラ出血熱の感染の現場のルポルタージュのような記述はなく、各種の感染症について、原因(細菌、ウイルスなど)、症状と致死率、感染源と感染ルート(動物や昆...続きを読む
  • 数字のウソを見破る
    健康診断の正常値、天気予報の的中率、テレビの視聴率、消費期限、失業率、有効求人倍率、平均寿命などの数値を取り上げ、検討していく。
    タイトルからして「嘘を見破る」と、糾弾調を感じるのだが、何かはじめに結論ありきな感じ。

    リサーチ・リテラシーを身に付けたくて読んでいる立場からすれば、説明が不親切なとこ...続きを読む
  • 読む人間ドック
    体調に異変を感じた時には、ちょっとした事でも気に留めて気をつけてみる必要があると感じた。
    目の充血や背中の痛み、足がつったり、手がしびれたりと日常よくあることだが、病気の可能性もあるかもしれないのだ。
    些細な事でも続くようであれば病院で診てもらったほうが良い。
    吐き気と情緒安定ホルモンのセロトニンの...続きを読む
  • 新・進化論が変わる ゲノム時代にダーウィン進化論は生き残るか
    著者はウィルス進化説の提唱者で,最終的にはこの内容を書きたいようだ.本書の締め(最終章)もこれである.それならば,そのようなタイトルの書籍を書けば良い.
    ウィルス進化説は非常に興味深いものであるが,この書き方はどうも気に入らない.
  • 新・進化論が変わる ゲノム時代にダーウィン進化論は生き残るか
    「新・進化論が変わる ゲノム時代にダーウィン進化論は生き残るか」中原英臣/佐川 峻
    ブルーバックス・生物学。
    棚-ubjap

    進化論、概説。ダーウィン以前の進化論から、様々な議論を紹介し、ひとつの提案として著者2人の「ウイルス進化論」を提示します。
    …実はレビューを書く前にネットで検索してしまって...続きを読む
  • 数字のウソを見破る
    医療の数字のウソはわかりやすいが、後半の社会の数字のウソはわかりにくい。メタボ症候群やコレステロール値の基準の甘さ、さらに脳ドックや癌検診の無駄を書いているが、医者の数が増えるほど、病気の基準があまくなり病人を増やす方向に向かいそう。
  • ヒトゲノムのすべて 遺伝子と生命の謎を解く
    「ヒトゲノムのすべて」3

    著者 中原英臣
    出版 PHP文庫

    p196より引用
    “それは、もうそろそろ目先のビジネスだけでなく、
    もっと夢のあるテーマに取り組んではどうかということです。”

     医師である著者による、
    DNA解析に関する事柄について書かれた一冊。
    ヒトゲノムに関する基礎知識から遺伝...続きを読む
  • 新・進化論が変わる ゲノム時代にダーウィン進化論は生き残るか
    進化論がゲノム時代の遺伝子という面から再検討をされている。

    ダーウィンの進化論が進化論の中では有名だが、他にも日本発のすみ分け理論などおなじような理論がある。本書では、遺伝子から考えたときに、今までの通説が覆されたり、まだまだわからないことが多いことなどをまとめている。

    改めて、進化論は仮説であ...続きを読む