あらすじ
「肩がこる」「腰が痛む」「もの忘れする」。誰でも年齢を重ねれば、体に多少のガタがきても不思議はありません。しかし、「いつもの症状」の背後に実は深刻な病気が隠れているとしたら――。本書では代表的な四十五の自覚症状を取り上げ、意外な病気と治療の最新知識を紹介。危険度の自己判定にも医師の診断にも役立つチェックリストを配しました。安易に見過ごす前に、慌てて病院に駆け込む前に、一家に一冊の必読書!
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Posted by ブクログ
著者は慈恵医大卒の医師で、本書は45の自覚症状が危険かどうかを自己チェックできるようにまとめています。
内容は、「医師がどのような思考で病気の目星をつけているのか」を入口にして論を展開していました。
例えば腹痛なら、痛む場所、いつから、熱はあるかなどを聞き、それらの上から病気を絞り込んでいきます。
記載されている症状は、食欲不振、睡眠困難、体温の異常から、筋肉痛、めまい、しびれなどで、日常生活で見かけるようなほとんどの症状が網羅されていました。
病院に行くべきかどうかを判断できるように工夫され、文章も読みやすく「動線の良い」本だと思いました。