カミツキレイニーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
絵本の悪役に魅せられた読み手たちの異能力バトル
最終巻
絵本の回収と返却を進めるべく行動する兼亮たちの物語も
終わりに近づくにつれ
次第に真相が明らかになっていく
読み手、ワーストエンドシリーズの作り手とそれをめぐる組織とが絡み合い
物語は佳境を迎えるのだった——
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終わってしまったかー!
童話が好きで、それにちなんだ能力を引き出せるという設定が良かったので
楽しく巻を追うことができた
個性的なキャラクターたちが彩りを添える
しかし物語は悪役に魅せられた傷つきやすい少年少女たちが織りなしている
ちょっと駆け足?だったのか、
あれはどうなったんだろう…あれは何だったんだろう…
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Posted by ブクログ
最低な結末ばかりが語られた絵本
「ワーストエンド・シリーズ」
それに魅せられた者達の物語
者達と言っても、殆ど高校生っぽい
そんなことや、どうやってワーストエンドシリーズが
世に散らばってしまったのか?
その片鱗が見える回
今回は、話のテンポがあまりよくなくて
なんだろう、冗長的なんだろうか
つっかえつっかえ読み進めた
どうしても受け入れ難い、
ウケ狙いの萌えポイントが多出したし…
こういう要素ってなければいけないのかな…?
あ、あとがきのコーナーは良かったです←
各々の能力設定が意外と普通じゃなくて面白かった。
ちょっとネタバレになるかもだけど
青髭の能力が「武器を造り出すこと」
だ -
Posted by ブクログ
『こうして彼は屋上を燃やすことにした』のカミツキレイニー最新作。
前作と違って学園異能バトル?
って最初は思ったけどちょっと違う感じですかね。
絵本を使った異能設定といいお話のまとめ方といい、
ああ、なんかこんな感じの作家さんだったなと思う感じ。
所々たどたどしく感じる部分もありましたが、
読み終わってみると面白かったなぁと感じる。
やっぱ作風的に微妙に暗いんですが、
会話など笑っちゃう部分もありつつバランスは良かったかと。
ちょっと脇役を持て余してる感がありますが、
続編が出るようなので徐々にってイメージでしょうか?
とりあえず続編楽しみに待つくらいは面白かったです。 -
Posted by ブクログ
自殺しようとしたヒロインが死のうとした屋上で出会った3人と描く物語。
それぞれの過去と向き合い、自殺しようとしたヒロインが成長していくところがこのラノベの見どころだと思うんだろうけど、自殺しようとしていた人間がこんなに前向きになるのはどうも違和感が残った。
どうしてこのタイトルになったのかという部分と最後の出来事は面白かったけど、他は特にこれってものはなかったかな。
あと、オズの魔法使いの引用なのかそれになぞられているか知らないけど、それを使ったと思われる表現が多く、原作を知らないのでそれを含まれる表現を出されてもなぁとどうも世界に引き込まれることができなかった。 -
Posted by ブクログ
「こうして彼は屋上を燃やすことにした」カミツキレイニー
青いラノベ。スカイブルー。
第5回ガガガ大賞受賞作。
@電子書籍 47 冊目。
彼氏に振られた少女が自殺しようと上がった屋上で出会う、優しく哀しい3人と復讐のストーリー。
全編にわたって読みやすいタッチで書かれています。作者は男性?にしては女子高生の言動の書き方が自然でうまいなー。
青いです!青い。その一言に尽きる。
人生の苦悩(のようなもの)を若くして味わ(ったと思)い、周囲の物事に達観し(たような気になっ)てなお、仲間と過ごす時間で気づいた生きることの清々しさ、みたいな。
物語は面白いのに、ちょっと浅すぎるなー。もっとナチュラルで -
無料版購入済み
設定は良い
不気味かつ最強の「魔女」の存在はかなりいい感じ。
暗殺者としての「黒犬」も悪くはない。
という事で、基本的な設定自体は良い感じ。
一方、その黒犬のキャラや周囲の人物のキャラはちょっと軽く、またありきたり。
隣国との交渉の場面も都合が良すぎ、違和感が残る。
そして絵。
キレイではあるのだけど、全体的に軽く、重厚感や暗さがない。
戦闘シーンも同様。
変な武器も強そうに見えない。
という事で、1巻冒頭の期待度はどこへやら、中盤以降は平凡な作品になってしまっている。
あともう1点。
この作品、全4巻で「完結」となっているが、試し読みだけをする限り、4巻の段階でも1巻ラストの数日後の状況にすぎな -
購入済み
設定は良い
舞台背景や設定は非常に魅力的。
登場人物も味方陣営も一巻からどんどん死んで行くのもダークファンタジーと銘打っているだけはある。
ただ、死んでは行くのだが如何せん各キャラの掘り下げや活躍等がほぼ書かれていないので、死んだところで、あぁ!?ここで死んじゃうのか!!と言った惜しさには全く繋がっていないのが勿体ない。せめてこの巻である程度活躍や主人公と絡ませてから退場させれば……
また、主題にもある魔女だが、今巻では捻りも何も無く当初の予想通りの人物が魔女。
まぁ魔女が誰か分からず、正体を推測しながら探して行く…的なミステリー物ではないから贅沢は言えないですが、何とも拍子抜け感。
主人公。
優しい