カミツキレイニーのレビュー一覧

  • 【電子特別版】かりゆしブルー・ブルー 空と神様の八月

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    後半の過去語りの部分はかなり面白かったけど、ラストはちょっと予想と違っていたので驚いた。設定は突飛だがよくできているので合わなかったのは自分の好みかなあと。

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    2017年07月11日
  • 黒豚姫の神隠し

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    どーなるかなぁと思ってたけれど、予想していなかった展開に驚きつつ楽しめた。

    序盤はちょっと入り込みにくかったけれど、ふたりが仲良くなってからはかわいかったなー。
    良かったなぁ、と素直に思えるラスト。

    お母様素敵だなぁ。
    なにも変わってないけど、ほんの少し優しく変わった、変わりゆく世界で、彼らが笑って過ごしてくれたらいいな。

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    2017年01月20日
  • 憂鬱なヴィランズ5

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    絵本の悪役に魅せられた読み手たちの異能力バトル
    最終巻

    絵本の回収と返却を進めるべく行動する兼亮たちの物語も
    終わりに近づくにつれ
    次第に真相が明らかになっていく
    読み手、ワーストエンドシリーズの作り手とそれをめぐる組織とが絡み合い
    物語は佳境を迎えるのだった——


    ***


    終わってしまったかー!
    童話が好きで、それにちなんだ能力を引き出せるという設定が良かったので
    楽しく巻を追うことができた
    個性的なキャラクターたちが彩りを添える
    しかし物語は悪役に魅せられた傷つきやすい少年少女たちが織りなしている

    ちょっと駆け足?だったのか、
    あれはどうなったんだろう…あれは何だったんだろう…

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    2014年10月31日
  • こうして彼は屋上を燃やすことにした

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    ネタバレ

    どこまでもまっすぐに、後ろ向きな青春。
    みんなが生きていてくれてよかった。ラストは痛かったけれど、そもそも青春なんて、痛々しいことが付きものでもあると思うし。助けたい誰かのためなら、屋上を燃やしたり、窓ガラスぶち破ったり、元恋人の背中にとび蹴り叩き込んだりできる彼らが羨ましい。

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    2013年10月12日
  • こうして彼は屋上を燃やすことにした

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    ネタバレ

    綺麗に、そして優しくまとまりすぎている気がする。

    せっかくガガガ文庫なのだし、
    もうちょっとすっきりしない終わり方でもよかった。

    そういう覚悟はできていただけに残念。

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    2013年08月30日
  • 憂鬱なヴィランズ2

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    最低な結末ばかりが語られた絵本
    「ワーストエンド・シリーズ」
    それに魅せられた者達の物語

    者達と言っても、殆ど高校生っぽい
    そんなことや、どうやってワーストエンドシリーズが
    世に散らばってしまったのか?
    その片鱗が見える回

    今回は、話のテンポがあまりよくなくて
    なんだろう、冗長的なんだろうか
    つっかえつっかえ読み進めた

    どうしても受け入れ難い、
    ウケ狙いの萌えポイントが多出したし…
    こういう要素ってなければいけないのかな…?
    あ、あとがきのコーナーは良かったです←

    各々の能力設定が意外と普通じゃなくて面白かった。
    ちょっとネタバレになるかもだけど
    青髭の能力が「武器を造り出すこと」

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    2013年01月17日
  • 憂鬱なヴィランズ

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    『こうして彼は屋上を燃やすことにした』のカミツキレイニー最新作。

    前作と違って学園異能バトル?
    って最初は思ったけどちょっと違う感じですかね。
    絵本を使った異能設定といいお話のまとめ方といい、
    ああ、なんかこんな感じの作家さんだったなと思う感じ。

    所々たどたどしく感じる部分もありましたが、
    読み終わってみると面白かったなぁと感じる。
    やっぱ作風的に微妙に暗いんですが、
    会話など笑っちゃう部分もありつつバランスは良かったかと。

    ちょっと脇役を持て余してる感がありますが、
    続編が出るようなので徐々にってイメージでしょうか?

    とりあえず続編楽しみに待つくらいは面白かったです。

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    2012年08月21日
  • こうして彼は屋上を燃やすことにした

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    自殺しようとしたヒロインが死のうとした屋上で出会った3人と描く物語。

    それぞれの過去と向き合い、自殺しようとしたヒロインが成長していくところがこのラノベの見どころだと思うんだろうけど、自殺しようとしていた人間がこんなに前向きになるのはどうも違和感が残った。
    どうしてこのタイトルになったのかという部分と最後の出来事は面白かったけど、他は特にこれってものはなかったかな。

    あと、オズの魔法使いの引用なのかそれになぞられているか知らないけど、それを使ったと思われる表現が多く、原作を知らないのでそれを含まれる表現を出されてもなぁとどうも世界に引き込まれることができなかった。

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    2012年01月24日
  • こうして彼は屋上を燃やすことにした

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    「こうして彼は屋上を燃やすことにした」カミツキレイニー
    青いラノベ。スカイブルー。
    第5回ガガガ大賞受賞作。
    @電子書籍 47 冊目。

    彼氏に振られた少女が自殺しようと上がった屋上で出会う、優しく哀しい3人と復讐のストーリー。
    全編にわたって読みやすいタッチで書かれています。作者は男性?にしては女子高生の言動の書き方が自然でうまいなー。

    青いです!青い。その一言に尽きる。
    人生の苦悩(のようなもの)を若くして味わ(ったと思)い、周囲の物事に達観し(たような気になっ)てなお、仲間と過ごす時間で気づいた生きることの清々しさ、みたいな。
    物語は面白いのに、ちょっと浅すぎるなー。もっとナチュラルで

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    2011年11月17日
  • こうして彼は屋上を燃やすことにした

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    ガガガ文庫らしいスクールカースト的な暗く重い青春かと思ったら、割に爽やかでひねた青春だった。絵師は当たり。

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    2011年09月04日
  • こうして彼は屋上を燃やすことにした

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    怒れないライオンは青空が好き
    知恵のないカカシは茜空が好き
    心のないブリキは星空が好き

    そしてドロシーは雨空が嫌い


    さあ、みんなで西の悪い魔女をやっつけに行こう


    異世界移動系のファンタジーかと思いきや
    ガッツリ現代モノだった。テーマもありがちながら重い

    ただその重さを中和するように文章が軽快
    登場人物たちのやり取りが良かった


    読後感も爽やかです


    「空」買い

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    2011年07月27日
  • こうして彼は屋上を燃やすことにした

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    さくさくよめて面白かったけど…

    セカイ系に違和感あり。

    悪いことをしても、己が正しければ
    正解になるセカイ。

    この若さにはさすがについていけない部分
    があった。

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    2011年07月19日
  • こうして彼は屋上を燃やすことにした

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    いいお話。うーん。青春だなぁ。

    伏線もあったし、熱かったし、ところどころに感動もあったのでとりたてて文句のない、素晴らしい出来ではないでしょうか。

    ただ、なんだろうな。可もなく不可もなくともいえるかもしれないなと思わせるこの読後感。すこしアクが弱いせいか。

    なので評価は★3つでお願いします。

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    2011年07月12日
  • こうして彼は屋上を燃やすことにした

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    読む前にハードルを上げすぎていた感が強い。最初の出だしは良く、期待できそうな雰囲気はあった物の次第に失速していった。サブキャラの情報通キャラとのやりとりが一番面白かったと思う(お爺ちゃんの件が)。しかし、最後まで読むと、色々な要因が結合するので、そこまで行けば面白いと感じれる。しかし、先に述べた通りハードルを高く期待してしまったために、どことなく平凡に感じてしまったのも事実。なんとも勿体無い気がする。へんな期待なしに読むと面白いと思います。

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    2011年07月07日
  • 魔女と猟犬 1巻

    無料版購入済み

    設定は良い

    不気味かつ最強の「魔女」の存在はかなりいい感じ。
    暗殺者としての「黒犬」も悪くはない。
    という事で、基本的な設定自体は良い感じ。

    一方、その黒犬のキャラや周囲の人物のキャラはちょっと軽く、またありきたり。
    隣国との交渉の場面も都合が良すぎ、違和感が残る。

    そして絵。
    キレイではあるのだけど、全体的に軽く、重厚感や暗さがない。
    戦闘シーンも同様。
    変な武器も強そうに見えない。

    という事で、1巻冒頭の期待度はどこへやら、中盤以降は平凡な作品になってしまっている。

    あともう1点。
    この作品、全4巻で「完結」となっているが、試し読みだけをする限り、4巻の段階でも1巻ラストの数日後の状況にすぎな

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    2025年09月13日
  • 魔女と猟犬

    購入済み

    設定は良い

    舞台背景や設定は非常に魅力的。
    登場人物も味方陣営も一巻からどんどん死んで行くのもダークファンタジーと銘打っているだけはある。
    ただ、死んでは行くのだが如何せん各キャラの掘り下げや活躍等がほぼ書かれていないので、死んだところで、あぁ!?ここで死んじゃうのか!!と言った惜しさには全く繋がっていないのが勿体ない。せめてこの巻である程度活躍や主人公と絡ませてから退場させれば……

    また、主題にもある魔女だが、今巻では捻りも何も無く当初の予想通りの人物が魔女。
    まぁ魔女が誰か分からず、正体を推測しながら探して行く…的なミステリー物ではないから贅沢は言えないですが、何とも拍子抜け感。

    主人公。
    優しい

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    2024年12月05日