あらすじ
次々と現れる敵の読み手たち。激戦始まる。
「所有した人間に悪役(ヴィランズ)の能力を貸し与える絵本“ワーストエンド・シリーズ”。
親友の失踪事件をきっかけに『赤ずきん』の読み手となった兼亮は、蒼い目の少女・月夜たちと共に町に散らばった絵本の回収にあたることに――。ある日のテスト中、クラスメイトの緘獅子きいろが卵を産む姿を目撃した兼亮は、彼女をワーストエンドの読み手と判断し追い詰める。しかしそれは仕組まれた罠だった。次々と現れる悪役の力を持った読み手たちの猛攻に、最大の戦力である一郎は負傷、月夜を敵にさらわれてしまう。最悪の事態に為す術のない兼亮と千鳥は、もう一人の仲間『かちかち山』の読み手と接触を試みるが……。
異色学園異能力バトルシリーズ二冊目!!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
待望の千鳥回! まだ2巻だけども、ちょう待望してた! ダークヒーローぽかったりとか伝奇ぽくもあったりとか、雰囲気的には他にもありそうだけども、この読み味と読後感は他ではそうそう味わえない気がする。巻末コーナー、スケベなヴィランズも最高でしたw あと、千鳥も凄かったけど、新キャラも凄かった。特に萩原きいろ。カミツキレイニーさんは天才か、そうでなければきちg
Posted by ブクログ
最低な結末ばかりが語られた絵本
「ワーストエンド・シリーズ」
それに魅せられた者達の物語
者達と言っても、殆ど高校生っぽい
そんなことや、どうやってワーストエンドシリーズが
世に散らばってしまったのか?
その片鱗が見える回
今回は、話のテンポがあまりよくなくて
なんだろう、冗長的なんだろうか
つっかえつっかえ読み進めた
どうしても受け入れ難い、
ウケ狙いの萌えポイントが多出したし…
こういう要素ってなければいけないのかな…?
あ、あとがきのコーナーは良かったです←
各々の能力設定が意外と普通じゃなくて面白かった。
ちょっとネタバレになるかもだけど
青髭の能力が「武器を造り出すこと」
だったらやはり、フツーだなぁと思っただろう
絵本能力者が全然本を返してくれなくて
どうなるんだろうなぁ…と少し心配
最終的に絵本の能力自体がパーンと消えて
ただの絵本になりました、てオチかも知れない