カミツキレイニーのレビュー一覧

  • 憂鬱なヴィランズ3

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    主人公の情けなさっぷりが酷い。一郎の方がよっぽど主人公してる気がする。でも今巻で主人公もようやく覚悟と理由を決めたようで今後どうなってくか楽しみです。
    あと千鳥さんかわいいです

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    2013年08月07日
  • こうして彼は屋上を燃やすことにした

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    ライトノベルよりも一般の小説みたいなテイストで、萌えよりは青春ものと言った方が正しいと思う。おまけに主人公は女子高生で、彼氏にフラれたばかり。物語は「オズの魔法使い」が関わってくる(読まなくて問題無し)。
    文章が巧く、良い意味でむず痒い表現が多かったのは作者が女性なのか、主人公がそうであった所以か……。本作がデビュー作というのが何よりも凄い。エンターテイメントという意味では今ひとつパンチが弱かった。

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    2014年11月18日
  • こうして彼は屋上を燃やすことにした

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    ネタバレ

    ライオン・カカシ・ブリキ3人の共通点とは? 読みやすく終わりもきれいでした。カカシの絵はどこかで見た気がするが気のせいだろう。

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    2012年11月09日
  • 憂鬱なヴィランズ

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    童話をモチーフにした学園異能バトル。

    シリーズものの1巻らしい感じで、異能の解説やキャラの紹介を上手く挟みつつ、ストーリーも良い意味で分かりやすい展開で良かったと思う。

    「本当は怖いグリム童話」的なネタを使うのであれば、もう少し作品の背景とか解釈なんかに踏み込んでほしかったなと。今作は「赤ずきん」がメインでしたけど、少女を襲う狼というモチーフの怖さがイマイチ伝わってこなかったですね。

    とりあえず続刊に期待。

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    2012年08月30日
  • 憂鬱なヴィランズ

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    悪役の力を借りれる絵本を利用して盗まれた絵本を探す異能力バトルもの バトルものですが、バトルより独特の雰囲気を楽しむ系
    魅力的な悪役の物語が魅力的にならないわけがおはなし 童話モチーフ美味しい

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    2012年08月26日
  • こうして彼は屋上を燃やすことにした

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    ネタバレ

    結構重い話もあった割には読み終えたあとはなんだかさっぱりとしていた。文章の雰囲気のせいなのかそこまでシリアスにならずあっさりと読むことができた

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    2012年08月22日
  • こうして彼は屋上を燃やすことにした

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    何となく内容が気になっていたので、今回ついに購入しました。

    内容は学園青春ものです。主要人物に「オズの魔法使い」の名前が付けられてるのが特徴的ですね。

    屋上で主人公が出会った、不思議な人物たち。
    毎日を平穏に暮らしているように見えた彼らが抱える葛藤。

    終盤の展開は予想外で、登場人物たちの意外な繋がりには驚かされました。(^O^)

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    2012年06月24日
  • こうして彼は屋上を燃やすことにした

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    ネタバレ

    かなり積んでしまいましたが読み終えました。
    とりあえずの感想は青いなぁ(いい意味でね。)
    オズの魔法使いに出てくる人物になぞらえた
    ドロシー、ライオン、カカシ、ブリキなるキャラクターたちが
    今の学生達が実生活で結構直面しやすい状況に悩み、振り回され
    成長して行く青春ストーリー。
    お話のテンポもそんなに悪くなく結構さっくり読めました。
    イチャラブしてない青春ものというのも久しぶり。

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    2012年01月19日
  • こうして彼は屋上を燃やすことにした

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    フラれた女の子『ドロシー』と、カカシ・ブリキ・ライオンというオズの魔法使いのキャラクターになぞらえたあだ名を持つ3人が、屋上を居場所に復讐を目指す学園青春物
    後ろ向き過ぎて前向きに成長していく、ある意味正統派な青春物語に好感。
    ドロシー後編はニヤニヤしっぱなしだったw

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    2011年10月28日
  • こうして彼は屋上を燃やすことにした

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    最初のブリキの絵とそのセリフ、文章の軽快さに釣られて購入。

    主人公と主要人物が恋愛してる本があまり好きではないので、主人公の立ち位置が個人的に心地良かった。

    主人公のお節介によってだんだんと三人の気持ちが変化して行く、という、べたべたではあるが好きな展開。こんな主人公でありたいと思える小説が好きだ。

    他人のことには首を突っ込み引っ掻き回すが自分のことには臆病。現実なら失敗もあるだろうけど、これは小説で、しかも主人公補正までかかっている。

    気になったのは、キーパーソンの存在が少し薄かった、くらいかな。もうちょっと早めに伏線をはっとくとか。

    それでも、最後まで楽しんで読めた。特にブリキ編

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    2011年09月21日
  • こうして彼は屋上を燃やすことにした

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    ネタバレ

    すごくきれいな物語。こうして彼は屋上を燃やすことにした、そしてー。その続きは透き通った青色の春の匂いがして、やっばいなぁと。中二病ちっくと言えばそれまでだけど、どんな物語でも自分にとっての主人公は自分でしかない訳で、ちくん、と感じるものがない訳じゃないのです。

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    2011年08月21日
  • こうして彼は屋上を燃やすことにした

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    ネタバレ

    ドロシー・カカシ・ブリキ・ライオンという役を演じるまるで舞台を見ているかのようなお話。練りこまれた見事なプロット。オズの魔法使いは読んだことないがこの作品を見て読んでみようと思った。

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    2011年10月04日
  • ALTDEUS: Beyond Chronos Decoding the Erudite

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    VRゲームの「Altdeus」が中々いいストーリーだったので読んでみた。

    ゲームの実質的な主役と言ってもいいジュリィ博士を主人公に据えたスピンアウトストーリー。
    この本だけでもまあまあ面白いけど、本当に楽しめるのはやはりゲームをやって世界観を理解してこそだと思う。

    ゲームでは仄めかされるだけではっきりとは描かれなかったジュリィ博士の過去がはっきり分かったのが良かった。

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    2025年12月03日
  • 黒豚姫の神隠し

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    神隠しをテーマに、沖縄を舞台にした小説だが、導入部で主人公への嫌悪感が全開になった。その後はだいぶ良い奴だと思えたけれど、アレやったら死ぬまで許せないと思う。
    作品自体はテンポもよく、王道のボーイミーツガールに仕上がっている。
    丁寧な作風はいいのだが、それ故に意外性のなさはもう少しどうにかならなかったのか、そこだけが残念だった。

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    2024年05月15日
  • ALTDEUS: Beyond Chronos Decoding the Erudite

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    ネタバレ

    ――


     はてさて。どう読んだものか。ゲームやったほうがいいのかなぁ。
     アンソロジーというか、ひとつのゲームをモチーフに何人かが短編を寄せているんだけれど、作り上げたひとたちということもあって世界観に大きな齟齬はなくて。
     ただキャラクタ解釈、みたいのにはどうしようもなく差が出るから、それは面白いところでもあるのだけれど、やっぱり本編未プレイからするとちょっとズレが気になるかな、というのが正直なところ。
     巨大ロボが二人乗りの理由付けは気に入りました! まぁ高度になればなるほど複座というのはやっぱり真っ当な流れなのかなぁ。

     とはいえ、真っ更な都市の上にARを被せる、という発想には少し疑

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    2021年05月24日
  • 魔女と猟犬

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    ネタバレ

    題名と表紙のインパクトに釣られて購入、内容は人間同士が織り成す陰謀と策略の連続。
    ただただ利用されるだけの魔女という存在が、いい感じに物語の刺激になってて面白かった。

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    2021年09月06日
  • 黒豚姫の神隠し

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    沖縄本島の南にある宇嘉見島にある子供を攫う黒豚の神ウヮーガナシーの伝説。島育ちの中学生のヨナ、転校生の波多野を中心に黒豚の伝説をめぐる物語。

    架空の島なんですね 宇嘉見島。
    作者が沖縄出身みたいなので祖父母や父に古い方言を聞きながら書いたそうです。
    米輔(ヨナ)が人を寄せ付けないクールビューティー波多野に近づくことから物語は展開していき、最後は幸せ(寄り?)な終わり方で良かった。
    母の愛情、家族の愛情はやっぱり良いものですね

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    2018年08月18日
  • こうして彼は屋上を燃やすことにした

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    一巻完結。
    優しさげな童話で隠した自分勝手な復讐の話。
    唯一現実を繋ぎ止めようとした情報通の小夏も大切にしてあげて。

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    2017年10月09日
  • こうして彼は屋上を燃やすことにした

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    インパクトのあるタイトルであり、「屋上を燃やす」に至る過程のドラマが、言葉は悪いが面白い。高校が舞台で、スクールカーストというには単純化されているが、その生きづらさや切なさを鬱々と、丁寧に描こうとしている。

    そして「オズの魔法使い」になぞらえられた登場人物たちの関係性が明かされる時の、物語のピースが嵌まる感じが堪らない。

    先日読んだ著作者のデビュー作と言うことで、審査員コメントの煽りにやや期待値を上げすぎた感はあるが、パーツはある程度類型的ながらジュブナイル小説として楽しめた。

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    2017年08月22日
  • 【電子特別版】かりゆしブルー・ブルー 空と神様の八月

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    沖縄が好きで、年に一度は訪れたいと思っている。御嶽(ウタキ)が好きで、神々と寄り添っている沖縄の文化が好きだ。石垣島の先にある架空の「神々の棲む島」で繰り広げられる少し不思議な物語は、そんなワシの好きな沖縄が詰まっていた。

    神的な存在に憑かれた少年と、神と人との仲立ちをする少女の物語は結構シリアスなのだが、文字で読んでも浮かび上がってくる豊かで緩やかな沖縄の情景と、沖縄人たちの“らしさ”に満ちている(自分の体験が補完しているのもあるが)。

    人を救うのは、明るい太陽と笑顔かもしれない、なんて気持ちになった。

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    2017年08月22日