カミツキレイニーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
最初のブリキの絵とそのセリフ、文章の軽快さに釣られて購入。
主人公と主要人物が恋愛してる本があまり好きではないので、主人公の立ち位置が個人的に心地良かった。
主人公のお節介によってだんだんと三人の気持ちが変化して行く、という、べたべたではあるが好きな展開。こんな主人公でありたいと思える小説が好きだ。
他人のことには首を突っ込み引っ掻き回すが自分のことには臆病。現実なら失敗もあるだろうけど、これは小説で、しかも主人公補正までかかっている。
気になったのは、キーパーソンの存在が少し薄かった、くらいかな。もうちょっと早めに伏線をはっとくとか。
それでも、最後まで楽しんで読めた。特にブリキ編は何度か読み返すだろうと思う。買ってよかった。
それにしてもブリキ、デレすぎだろう。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ魔法の力を独占するアメリア王国に対抗するため、世界に散らばる魔女を集めて対抗しようとするキャンパスフェローは、隣国レーヴェに囚われている鏡の魔女を手に入れるべく、領主バド・グレース、その娘デリリウム、騎士団長ハートランド、そして領主に仕える暗殺者、”黒犬”ロロはレーヴェに向かう。
まさかの一巻でキャンパスフェローが壊滅してしまうとは思わなかった。それ以外にもプリウス・レーヴェ死亡の真相であったり、魔女の正体であったり驚きの展開が続いた。魔女と共闘できるようになってから、魔女が無双する展開になるのかと思っていたらそういうわけでもなく、苦戦を強いられた上に、九使徒というさらなる強敵の出現。そこから逃げきれたところで、バド・グレースは処刑され、デリリウムの手が魔法によって失われ、キャンパスフェローはアメリアの侵攻を受けているという絶望の展開。ここからどのような巻き返しの物語が描かれていくのか、気になるところ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ――
はてさて。どう読んだものか。ゲームやったほうがいいのかなぁ。
アンソロジーというか、ひとつのゲームをモチーフに何人かが短編を寄せているんだけれど、作り上げたひとたちということもあって世界観に大きな齟齬はなくて。
ただキャラクタ解釈、みたいのにはどうしようもなく差が出るから、それは面白いところでもあるのだけれど、やっぱり本編未プレイからするとちょっとズレが気になるかな、というのが正直なところ。
巨大ロボが二人乗りの理由付けは気に入りました! まぁ高度になればなるほど複座というのはやっぱり真っ当な流れなのかなぁ。
とはいえ、真っ更な都市の上にARを被せる、という発想には少し疑問。どちらかというと混沌としたものや猥雑なものの上を、美麗なARが覆っている、という例えばpsycho-passのスラムみたいなイメージのほうが、個人的には腑に落ちる。果たして現在の都市が全壊したそのあとに、また同じものを形だけでも取り戻そうとするだろうか。もっと、よりよいものを作れると思ってる。そのほうが良くなる、とまではいかないけれど。
あるいは拡張現実なら、常により良くアップデートしていけるのかしら。郷愁? 里心? みたいのはどうしょうもないと思うけど。うーむ。
やっぱさ、シナリオライターと作家の間にはちょっと差があるのかな。好みの問題なんだと思うけど。
言葉遣いの好き嫌い。
ワーディングに少し引っ掛かりを感じるけれど、Blue Bird Lostが展開的にはいちばん好きかな。けれどジュリー像は高島さんのが好き。間で本格的に歪んだと思っておいた。総合☆2.6