カミツキレイニーのレビュー一覧

  • 魔女と猟犬 5

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    ずーっと積読しておいて、新年1発目に読み始めた。
    いやあ、相変わらず面白いね。今回は過去編が特に目立つけれども。
    九使徒のうちの1人があれされて、中身が……おっとこれ以上は言わないでおこう。ネタバレのフィルターをかけることになっちまうぜ。

    さて、舞台は島国オズ!
    やっぱり前回の物語とは違った舞台設定が目を引く。舞台が違えば信仰している宗教に、戦況に、文化など違ってくるのが面白い。
    今回は魔法学校とか非公式なものがあったし、楽しくて仕方がないね。あの女の子はどうなったんだろうね。
    それぞれの魔法にも特徴があるし、見応えはある。

    ただこれ、続き物か。1巻ごとに終わるんじゃないんだぁと思っていた

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    2025年01月01日
  • 魔女と猟犬 6

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    相変わらず面白い。
    今回は途中から使徒とのバトルから別の展開になったことで、今までとは違ったベクトルの面白さになった。
    ただ個人的には序盤のドロシーの回想がこのシリーズらしくて好き。容赦なく人が死ぬ。

    あれだけ頑張ったカプが不憫でカワイイ。

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    2024年12月23日
  • 魔女と猟犬 4

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    今回の視点は魔女狩り側、異端審問官が主役。
    でもそこに付き従う宮廷詩人がね、癖のある性格をしていて面白い。伏線があるのにようやく気づいたぐらい。2回読んで気づいた。
    舞台が変わるものだから宗教も変わるし、今回は寒村が舞台だから全体的にひもじい印象。田舎の村ってこんな感じに描写すればいいのかと納得した。
    シリーズを通じて特に好きな話かもしれない。世界観と、あと魔法の内容が特に好き。

    さらに今回で特に言及したいのが悪役? の存在。
    思いの外、自由人で熱血漢なのかな。確かにあんな気難しいのが味方にいたら辟易するなぁと思った。超肉体派で脳筋。脳筋をイメージするとあんな感じになるのかと納得。
    でもイキ

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    2024年11月29日
  • 魔女と猟犬 3

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    またも舞台が変わり、今度は南の海が綺麗な港!
    しかも2つの宗教が入り乱れる区画らしい。それぞれ違った宗教があれば文化も人種も違う、そんな舞台設定がなかなかいい。引き込まれる魅力がある。
    中でも海の魔女はいい設定。ああいう強欲でガサツな女性が大好きだし、褐色肌の海賊というのが最高じゃないですか。
    戦闘シーンも盛りだくさんで面白い。描写も丁寧だし、世界観も独特なので次のページまで読みたくなる。ただ400ページ以上もあるのかと思うと苦笑いもしたくなる。
    でも面白い。面白いことは確か。世界観に、キャラクターに個性が輝いているので引き込まれる。

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    2024年11月13日
  • 魔女と猟犬 2

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    シリーズ第2巻。
    舞台は変わって、凍てつく北の国。
    国が変われば文化も変わる、さらに言葉も変わる。その文化の移り変わりとかも楽しめる。変なところで楽しんでる? 褒め言葉だが?
    だが一行に迫る強国の追手。しかも相手はめちゃくちゃ強い魔術師だった。召喚獣の理不尽さが面白くて、どう攻略するのか楽しみにしていたら、割と力技で笑ってしまった。そんな力技で解決しなければならないほどか。脳筋なキャラクターが多いような印象。
    次なる魔女はどんな魔女が出てくるのか気になるところ。楽しみ。

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    2024年10月20日
  • 魔女と猟犬

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    魔法の力を独占し、領土を拡大しようとする強国とそれに争おうとする弱小国家の情景描写がよく出来ている。世界観がミッシリとしているので、まさに本格的なダークファンタジー。
    しかも容赦なく人が死んでいく。色々と死んでいく。それぐらいに使われている魔法は残酷で、ダークファンタジーの良さが出ている。
    世界観の描写もよく、それぞれ国の特徴的な部分も詳細に書かれているので想像がしやすい。どんな人たちが生きて、どんな生活をしているのかよく分かる。しかもキャラクターが生き生きとしている様子が本当に手に取るようにして分かる。
    そんな明るい面とは対照的に、後半になるにつれてやべえ一面を覗かせる物語。策略が入り乱れ、

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    2024年10月06日
  • 魔女と猟犬 5

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    『前編』じゃん!!!というのが読み終わった直後の第一声だった。『この続きが気になりますよね?』という種を幾つもばらまかれたところで終わったので、すぐにでも六巻を出して欲しい気持ちでいっぱい。とはいえ魔女たちも随分増えたので、400Pあっても収まらないのは仕方ないのかもしれない。ラスト数ページで、死んだと言われていた魔女たちが実は生きていたりパルミジャーノの正体が明かされたりと怒涛の情報量だったので、後半戦はどれだけ驚かせてくれるのかと、ものすごく楽しみ。

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    2024年05月04日
  • 魔女と猟犬 5

    購入済み

    ダークで複雑な話

    ちょっと複雑になりすぎて誰がなんだかときどきわからなくなりながら読み終わった。これ、次を読まないと治まらない。ここまできちゃうと次巻がでるまでに誰が誰だったかまず覚えていられないのでできる限り早めの次巻を希望します。

    #シュール #アツい #ダーク

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    2024年03月31日
  • 魔女と猟犬 2巻

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    いや、これはほんまようできた話や。設定がよく練られててストーリーが進むほど面白くなってくる。
    バド辺境伯ほんまええキャラしとる。辺境伯にハズレなし!
    作画も綺麗で申し分……んー……ロロはもうちょい大人っぽい方がいいかと思ったけど、これでもまあいいか。

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    2024年03月19日
  • 七日の喰い神2

    なんで読まれてない?

    不思議。
    面白いのに。

    #ドキドキハラハラ #カッコいい #笑える

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    2023年05月24日
  • 七日の喰い神

    え? 面白いのに

    なんで星ついてへんの?
    挿し絵は可愛い、文脈はスムーズで引き込まれる。
    設定は良くあるアホなテンプレと違って新しいし、斬新でめっちゃオモロイ。
    なんで?

    #カッコいい #笑える

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    2023年05月22日
  • 魔女と猟犬 4

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    あちこち、『騙された!』という衝撃があって面白かった。前巻・海の魔女編は三つ巴が濃密過ぎてちょっと疲れたけど、今回はお菓子の魔女の真相がメインだったので、すっきり読み切ることができて、それもまた楽しかった。ただ、お菓子の魔女のキャラクター性や活躍の描写が物足りなかったので、ぜひとも次巻では大暴れして欲しい。

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    2023年05月19日
  • 魔女と猟犬

    購入済み

    反撃を期待する

    ヴィランズ好きだったので作者買いしました。やはり登場人物が魅力的ですね、ストーリーは結構キツい展開なので好みはあるかも知れません。私は続きが早く読みたいです。余談ですがいくつかのシーンでGOTを思い出しました。

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    2020年11月05日
  • それでも異能兵器はラブコメがしたい

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    続編とかないんですか?あと10冊くらい新品で買いたい。結ばれない恋の話。ひたむきすぎる主人公のパワーに気圧される。何度倒されても好きな女の子のために立ち上がる力は圧巻。リゼロの主人公みたいなところがあるかも。
    個性豊かなキャラクター。特に関西弁のお人好しキャラはありがちだけど不自然じゃないのが不思議。戦闘シーンはやや味気ないものの異能の力が面白い。続編書いてください……すき。

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    2019年01月06日
  • こうして彼は屋上を燃やすことにした

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    文句なしの5。
    もう一気読みでした。
    あの3人の関係性が解るともうヤバかった。
    最後、スッキリしたぁー!
    アメくんいい子だよほんと。
    そらドロシーも夢中になるよね。
    このタイトルにものすごくあってる作品だと思うし、何だかんだで結局青春してる作品。
    いい余韻に浸れる。
    ほんといい作品に出会えて良かった…。

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    2013年06月19日
  • こうして彼は屋上を燃やすことにした

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    これぞガガガ文庫らしいガガガ大賞作品。一癖ある青春もの。意外性のあるところもあり、すらすら読める。ガガガ文庫をあまり読まない人にぜひ読んで欲しい作品。オススメ。

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    2013年04月17日
  • こうして彼は屋上を燃やすことにした

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    ネタバレ

    彼女は自殺しようと屋上に行った。
    そこで奇妙な3人組と出会う。
    彼らはカカシ、ブリキ、ライオンと呼ばれていた。
    そして彼女はドロシーと呼ばれるようになり物語は始まる。

    オズの魔法使いですね。
    知っている人はより楽しめるかと思います。

    なぜ彼らはそう呼ばれるようになったのか。
    なぜ屋上という場所だったのか。
    なぜ屋上を燃やすことにしたのか。

    無意味な行動がなく
    その行動には何かしらの意味がある。

    それがこの作品の良さかもしれない。

    カカシ、ブリキ、ライオンの関係性も深く「オズの魔法使い」の物語を良く再現している点もあり楽しめました。

    中盤から後半あたりに「あ、なるほど」と思った場面も

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    2013年01月12日
  • 憂鬱なヴィランズ2

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    待望の千鳥回! まだ2巻だけども、ちょう待望してた! ダークヒーローぽかったりとか伝奇ぽくもあったりとか、雰囲気的には他にもありそうだけども、この読み味と読後感は他ではそうそう味わえない気がする。巻末コーナー、スケベなヴィランズも最高でしたw あと、千鳥も凄かったけど、新キャラも凄かった。特に萩原きいろ。カミツキレイニーさんは天才か、そうでなければきちg

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    2013年01月01日
  • 憂鬱なヴィランズ

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    ネタバレ

    これは悪役の物語。話しの序盤、展開、設定が良かった!新鮮で読みやすかった。ヒーローとダークヒーロー、主役と悪役、ハッピーエンドとバッドエンド。これがこの作品の醍醐味であると思います。表と裏、プラスとマイナスのように正反対のものだけれど実はとても近くて少しのきっかけでどっちでもなれることを読んでいてふと思いました。そしてすべての原点にあるのが「絵本」。これからの展開が面白くなりそう。

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    2012年12月01日
  • こうして彼は屋上を燃やすことにした

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    彼氏にふられ、屋上から自殺をしようとして出会ったオズの魔法使いの登場人物に準えた呼び名の三人組。彼らとの交流により自分の居場所を見つけていく話。思わぬ展開、明らかになる人物の過去と関係性、収束していく様、最後の終わってみての爽快感はある。アメ君は告白してきて、好きな人が出来たと去って行く恋多き迷惑な人だし、ドロップキックは有りだ。多少ご都合主義な所があるのも、良いのではないだろうか。しかし、ソラが治っても治らなくてもあの4人の関係はどうなるのだろう。(ソラの寝たきりの治療費なんて無粋な事は言わない)

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    2012年09月09日