桑原洋子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
癌に冒された友人に、死ぬ時は自分で決めたい、自分が逝く時に同じ屋根の下にいて欲しいと頼まれた話者のモノローグで綴られた物語。
質疑応答の時間を設けず淡々と絶望的な地球の未来について講演する話者の元恋人や、話者が思い出す現実やフィクション作品の中の人々を通じ、生きづらく、恐怖に満ち、絶望的な未来しかない「生」というものが描かれる一方、それでも別れづらいその「生」、生きようとする力や最後まで自分が他の誰でもない自分として生きた実感を持っていたいという願いも描かかれ、そこに是非の評価をつけない話者の文章のトーンによって、読者も各々の死生観を振り返ることとなる。
死にゆく愛する者を見つめること、死にゆ -
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Posted by ブクログ
ネタバレ前半は面白いなーと思ったんだけど、後半が駄目。どんどん面白くなくなって行った。
そもそも、完全なる異世界ファンタジーじゃないならその前提をまず最初に提示するべきだし、変な情報を小出しにされても萎えるだけ。「ほら驚いたでしょ?」って感じが文章の端々から伝わってくると言うか。っつか、そんなのだいぶ前から気づいてたけど今その言葉出してくるの……的な。
イメージ画像なんだろうけど、表紙と文章描写のヒロインとの違いがありすぎてそれもどうなのって思った次第。
これが好きだって思う方はもちろんいるんだろうけど、私は駄目だった。つまらなくはないが、おもしろくはなかった。 -