夏元雅人のレビュー一覧
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良い出来
「0083」を描いたマンガ作品。
大筋はOVA版「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」に沿っているが、細かい設定や登場人物、ストーリーはかなり違う。
ベイト・モンシア・アデルの3人がコウらより後にバニング隊に加わったり、他作品やゲームからの登場キャラも多い。
そう言う意味では、0083を良く知っている人でも新鮮味を感じられると思う。
絵も見やすく、かつキャラもOVA版と似ており、違和感は少ない。
ただし、ガンダム系マンガの常として、戦闘シーンは描写がわかりづらいという欠点はあるが。
全体として丁寧に描かれており、好感の持てる作品。
0083好きならチェックしておくべ -
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パイロットが機体性能に影響?
ウラキが士官学校時代に教官にモビルスーツはパイロットの適正能力が起動性能に大きく作用するかどうかについて質問していましたが、腑に落ちました。
具体的には、ガンダムWでエースパイロットや覚悟を決めたモブパイロットたちが、量産機に乗って集中砲火を浴びせられたとしてもなかなか撃墜されないのは、パイロットの適正能力が影響しているのかもしれないと感じました。はっきり言って「機体性能が明らかに変化するわけねぇ」とは思いますが。 -
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STARDUST MAMORYの終幕の16巻。デラーズ紛争の後始末と未来への、希望と言えないところが、連邦の闇の深さ。バスクがその象徴として、数々の政治工作をおこなっていきます。事実の隠蔽、改竄、権力の掌握、弾圧強化。0087へと続くティターンズの時代。
ティターンズの制服を着ることになったアルビオン隊の面々の表情が不服満々でした。アニメだとまんざらでもないという印象だったので、違和感がひどかった思い出。ニナの最後の笑顔もそうでしたが、こう、それはないでしょうという。艦長だけが生贄になって、自分達はエリート部隊へ昇進というのは、違うだろうというね。
実は生きていたシーマ。木星船団に密航、地 -
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ついに最終決戦を迎えるガトーとコウ。
コロニーは阻止限界点を越え、デラーズ艦隊はアクシズへの撤退を始める。
戦場に残っているのは、星の屑作戦開始からの因縁を紡いできた、紡いでしまったコウとの決着。
ガトーはここが死場所と考えているのだろうなぁ。
軍人としてでなく、一人の人間として因縁を断ち切るためにコウと対峙します。
デンドロビウムから離脱したステイメンで立ち向かうコウ。ミノフスキー粒子を利用した超高機動のステイメン。
ここへきてまだ新機能を発揮してくるあたり、ニナの技術者としてやっぱりマッドな臭いを感じます。
立ちはだかるは巨大MAノイエ・ジール。中世の騎士のようにランスと盾装備した出 -
Posted by ブクログ
コロニー落としの成否がかかる阻止限界点を巡って、ソーラ・レイの射線上で戦いを繰り広げるガトーとコウ、シーマ。
ガトーを止めるために布陣した連邦艦隊ごと攻撃するバスク。
バスクの判断にコウはなにを思うのか。
とはいえ、コウの動きが一兵士として戦場でとるべきものだったのか、と言われると疑問符がつくと思うんだよなぁ。ガトーもバスクも、戦場においては軍人としての理念で動いているのは共通してると思うんだけど、コウは私情と理想がごちゃ混ぜになってしまっている気がする。それで、判断が遅れて状況を悪化させてしまっているように思えます。
戦場を幾つも経ているとはいえ、新兵であることは違いないので、こういうこ -
Posted by ブクログ
0083REBELLION第二部の開幕。
ノイエ・ジール発進。デンドロビウム発信。お互いに不完全ながら、その規格外の威容が周囲の度肝を抜きます。ま、本来の姿を知っている読者としては、こんなもんじゃない、って感じなんですが。
ニナが技術者から女へと変化していきます。
過去にこだわってしまって、現在を振り回すことになるんだなぁ。宇宙世紀になっても、恋煩いは不治の病ですか。
そんな中、こっそりガーベラ・テトラ入手しているシーマさん。いいです。
0083のMSで一番好きさ、ガーベラ・テトラ。
丸っこいフォルムがずんぐりむっくりかな?と思わせるけど、実はシャープなシルエット。いいよねぇ。