小宮信夫のレビュー一覧

  • 犯罪者が目をつける「家」

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    人に注目しがちだけれど場所に注目するという考え方になるほど、と思った。人の対策は難しいが、場所の対策は手のうちようがある。自分の身の回りの場所に気をつけて、生活したいと思った。

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    2025年10月20日
  • 犯罪者が目をつける「家」

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    これは非常に参考になる。
    「犯罪機会論」、過去の事件をもとにした解説は実に説得力がある。イギリスの事例も感心した。
    自宅やその周辺、自分が過ごすエリアの見方が変わる。色んなお店や家、路地など、犯罪に繋がりやすい場所なのか、そういった視点で見ると、自身の生活の改善点も見えてくる。
    大切な気づきを与えてくれる著書でした。

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    2025年06月27日
  • 子どもは「この場所」で襲われる(小学館新書)

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    子どもを持つ親は読んでおいた方がいい本。
    犯罪機会論を元に、どうやって子どもを犯罪から守るかという話を、わかりやすく解説してくれている。
    正直、「怪しい人について行ってはいけない」というふわっとした基準はわかりにくいなと思っていたので、「犯罪が起こりやすい場所」という基準を元に犯罪予防をする考え方が、もっと日本にも浸透したらいいなぁ。

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    2025年05月24日
  • 子どもは「この場所」で襲われる(小学館新書)

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    本文の中に「人は、犯罪にあったのはその人がたまたま運が悪かっただけだと捉えてしまう」というようなことが書かれていたけど、犯罪にあった人たちがたまたま運が悪かった訳ではなくて、犯罪にあっていないことが運が良かったのだと感じる。

    ニュースを見るたびに、自分も被害に合う可能性がある。どうしたら防げるのかをいつも考えていました。

    その答えがこの本の中にありました。

    事件にあったことがない人がたまたま防げていたのではなく、犯人に犯罪の機会を与えることをしていなかったのだと、目から鱗が落ちました。

    犯人は児童心理のスペシャリストで、実際の犯罪に至るまでに、色々な児童に声をかけて失敗して学んでいるの

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    2024年11月27日
  • 子どもは「この場所」で襲われる(小学館新書)

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    場所に着目して犯罪に遭う可能性を減らすと言うのは目から鱗で面白かった。外から見える家の壊れたところをすぐに修理して花壇には犯罪者が嫌う花を植え続けようと思った。
    地域安全マップも子供と作りたい

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    2024年07月15日
  • 鉄道利用の最新防犯知識 「景色解読力」を身に着けて危険回避

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    女性用トイレが消えていく信じられない時代。トイレで起きてきた残虐な事件をじぶんごととして捉えないひとたちの認識のために、子どもや女性の安全が軽視されている。安全なトイレ、危険なトイレを解説されていた小宮信夫さんのネット記事にて“犯罪機会論”を知った。主に犯罪機会論そして景色読解力についての記述がほとんどで、鉄道についての記述はそれほど多くない。しかし、理不尽な社会を生き抜く手助けのひとつにはなりそうだ。犯罪が起きやすい場所を瞬時に見分けることはすぐには難しいかもしれない。それでも傍観者ではいたくないのだ。
    (また、176ページの“原則に例外で反論するのはルール違反だ”のあたり、「それな!」とし

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    2024年05月06日
  • 子どもは「この場所」で襲われる(小学館新書)

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    実際の事件現場を示しながら、どのような場所が危険であるかを非常にわかりやすく解説してあり、新たな視点からの防犯を説いた一冊。

    人ではなく場所に注目し、犯罪の機会をいかになくすか、付け入る隙を与えないかが世界的の防犯スタンダードになっており、人に注目した防犯(不審者に注意)は時代遅れなだけでなく、逆に犯罪のリスクを高めることになるというのは目から鱗だった。

    日本はこれまで治安が良かったため、人に注目した古い防犯意識が常識であったが、物騒な事件が毎日のように発生している昨今、早急に防犯意識をアップデートする必要があると思う。特に日本ではモールなどで小さな子どもをほったらかしにしているような光景

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    2023年04月12日
  • 子どもは「この場所」で襲われる(小学館新書)

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    犯罪者の動機に焦点を当てる犯罪原因論が主流の日本に対し、アメリカ等では犯罪の起きやすい場所などに焦点を当てる犯罪機会論が主流。人は誰でも犯罪に繋がる動機の種は持ちうる。それが実行に移されるかどうかの確率は、機会があると高まってしまうというもの。
    犯罪機会論に基づく防犯は、より現実的かつ合理的な方法だと思った。
    確かに、不審者に気を付けろとか、知らない人についていくなとかは具体的現実的ではない。犯罪者は不審者とわかる格好はしてないし、子どもを巧みに騙して連れて行くもの。防犯ブザーなんかも、犯罪が既に起きてしまったときの対応な上、実行出来るか不安がある。
    つまり、犯罪が起きやすい場所【入りやすく、

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    2020年09月01日
  • 子どもは「この場所」で襲われる(小学館新書)

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    ■心理的に「見えにくい」二つのパターン
     ・荒廃した場所(管理が行き届いていない場所)
      ~割れ窓理論
     ・不特定多数の人が集まったり,行き交う場所
      ~他人への関心が分散
    ■「傍観者効果」
     ・皆が気付いていて誰も何も言わないということは,たいしたことはないのだろう
    ■「責任拡散論」
     ・自分だけが責められることにはならないだろう
    ■「クライシス管理」より「リスク管理」
     ・防犯知識がない人ほど,クライシス管理を志向
    ■危ない場所を見分ける基準は「入りやすい」「見えにくい」
    ■「人」ではなく「場所」に注目するアプローチの方法を「犯罪機会論」という。
    ■「人」に注目するアプローチの方法を「

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    2015年12月20日
  • 犯罪は「この場所」で起こる

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    ネタバレ

     「犯罪者」と「非犯罪者」とに実は明確な差異はなく、悪意や犯意を持った者がいても犯行を可能とする機会を得られなければ犯罪は起きず、逆に、悪意や犯意を持たない者であっても偶々そういう機会に恵まれてしまったら犯罪は起きてしまう。ならば、犯罪者一人一人を分析して犯罪の芽を摘もうとするよりも、犯罪を起こさせ易くするような機会や場所を潰すことこそが、効率的に犯罪を防止することができる、というのが著者の主張である。
     実は、私はこの本が出る十年も前に、全く同じことを語った本を読んでいた。京極夏彦氏の魍魎の匣 (講談社ノベルス)である。
     この作品では、登場人物の陰陽師は、動機とは「世間を納得させるためにあ

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    2012年03月04日
  • 犯罪は「この場所」で起こる

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    、「通り物発想」と割と近いものだと思います。人との結び付きが軽視され始めて妖怪は姿を消して、犯罪も増えた。そんな感じ!
    妖怪のことは書いてないけどね!
    機会がなければやらなかった。魍魎を思い出します。誰でも加害者被害者になり得る。

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    2009年10月04日
  • 写真でわかる世界の防犯 遺跡・デザイン・まちづくり

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    犯罪機械論のモデルとなるような場所の写真集

    日本では「犯罪原因論」が主流で事故が起きた後のクライシスマネジメントであるが、リスクマネジメントとして犯罪を予防しようという「犯罪機械論」に基づく建築物等の解説
    見えずらい、入りやすい場所をいかに減らすか、それによって確実に効果が現れる
    なお、世界各地に旅行に行ってみたい気になる

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    2025年07月02日
  • 犯罪は「この場所」で起こる

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    職場で捨てられそうになっていたこの本。手に取って読んでみたが、確信をつくものが数多く書かれており、感銘した。海外での施策等、日本にしかいないとわからないままのものも掲載されており知識の上積みに役立った。

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    2025年06月07日
  • 子どもは「この場所」で襲われる(小学館新書)

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    子どもに限らず犯罪者が事に及びやすい環境を住民の手で減らすことを、シンプルなメッセージでわかりやすく伝えてくれる
    年齢性別問わず参考になる

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    2025年04月28日
  • あぶないばしょはどっち? 遊んで学べる防犯絵本(池田書店)

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    この絵本はとっても分かりやすい。
    危ない場所、気をつける事。
    クイズ、間違い探し、迷路など、
    子どもたちにも楽しく学べると思うし、
    私たち大人も改めて勉強になる。

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    2025年04月26日
  • 子どもは「この場所」で襲われる(小学館新書)

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    防犯について、子どもに間違った知識を植え付けてしまっていました

    暗い道、知らない人、そんなことに気をつけてと言ったところで子供には見分けなんてつけられない

    危ない人ではなくて危ない場所を見分ける力を養うことが大切、犯罪学という学問ではそれが世界標準で、日本は完全に遅れている、と言うことがわかりましたし、自分もその1人でした

    危ない場所を子供と一緒に現場を歩きながら認識させること、何気なく伝えて無意識のうちに根付かせることが大切であることがわかりました

    また、自分のことだけではなくて、地域全体で取り組むことが重要であると言うこと、そうすることで、その街全体な雰囲気が常に管理が行き届いてい

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    2024年08月06日
  • 子どもは「この場所」で襲われる(小学館新書)

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    よくチェックしている本屋さんでは現在夏休みというのもあって、子供の安全本を取り揃えている。
    その中の一冊である本書によると、どうやら我々が子供の頃に習った防犯対策は、実は危険性が高いとのこと。昔の常識は今の非常識…。早速、脳内アップデートに取り掛かろう。

    ・暗い道
    ・人通りの少ない道
    ・死角のある場所
    ・知らない人
    ・不審者

    大体は上記事項に注意するよう教え込まれてきたと思うが、これらが一概に安全とは言い切れないらしい。「人通りの少ない道」を例に挙げるならば、犯人は人で賑わう駅前などでターゲットを絞り、人が途切れたところまで追跡する。
    「魚がいそうな場所に釣り人が集まるように、子供がいそう

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    2024年08月03日
  • 子どもは「この場所」で襲われる(小学館新書)

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    ネタバレ

    犯罪者は「入りやすく、見えにくい」場所を好む

    例として:
    ガードレールや植え込みがない道
    以下のようなものが包囲されている場所
    →雑草の生えている花壇
    →ごみ収集日が守られていないゴミ捨て場
    →放置自転車や放置自動車
    →壊れたフェンス
    →電球の切れた街灯
    錆だらけの遊具がある公園
    男女の入口が近いトイレ

    後を付けられている気がする時は歩く側を変える

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    2022年04月27日
  • 子どもは「この場所」で襲われる(小学館新書)

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    犯罪機会論
    弾丸(犯罪の動機)は誰もが持っており、引き金を引く機会を与えないようにする

    •人ではなく場所を見極める(入りやすく見えにくい場所)
    •犯罪を起こさせない環境作りの大切さ
    •地域の繋がり、行動が防犯に役立つ

    防犯の考え方について目から鱗だった。

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    2021年07月31日
  • 写真でわかる世界の防犯 遺跡・デザイン・まちづくり

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    2018/4/21
    世界の建物の写真が豊富で、旅行したくなるような本だった。
    防犯への意識を高めるためにもこういった視覚的なものはいいと思う。
    ただ、具体的に取り入れるにはいろいろハードルもありそう。

    いかに入りにくく見えやすいところにするか。

    お家を建てる時とかにも参考になるかも。

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    2018年04月21日