小宮信夫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
≪目次≫
はじめに
第1章 防犯対策のウソ
1 事件の九割は未解決
2 「地域安全マップ」は偽物ばかり
3 防犯ブザーは鳴らせない
4 住民パトロールは弱点を突かれる
5 街灯は犯罪者を呼び寄せる
6 監視カメラに死角あり
7 「いつも気をつけて」は無理は注文
8 「人通りの多い道は安全」ではない
9 日本の公園とトイレは犯罪者好み
第2章 進化する犯罪科学
1 人はなぜ恐ろしい罪を犯すのか
2 こんな私にだれがした
3 スキを与えると人は魔がさす
4 デザインは犯行をおしとどめる
5 犯罪者はゴミが好き、花が嫌い
6 死体は雄弁に語る
7 最先端テクノロジーで未来を守る
おわりに
≪内容≫
第1章の大部分はいらないかな?簡単に言えば犯罪者目線の「地域安全マップ」を作り、徹底的に犯罪抑制的な町づくりをしようという本。言っていることは分かるが、第1章の大部分は今の犯罪防止政策の欠点を言っているのだが、それはすべて犯罪者目線の「地域安全マップ」が作れれば防げる、と言っているだけ。
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Posted by ブクログ
ネタバレ犯罪というと犯罪心理学からのアプローチが多い印象があるが、本書は「犯罪を可能にする、可能にしにくい環境」という点から述べられている。
犯罪心理学的な考え方では予防がしにくいため、まずは環境を整えることで未然に防ごうという考え方には同意。
大学の先生だけあって書き方が論文調で、英米の取り組みと日本の比較、日本に転用するとしたらどのようにできるかということが丁寧に書かれている。
・伝統的な犯罪学は、「原因」をキーワードにして事後対策を重視。新しい犯罪学は、「機会」をキーワードにして事前対策を重視。
・「割れ窓理論」:割れた窓ガラスが放置されているような場所は、犯罪者は警戒心を抱くことなく侵入することができ、さらに「見つかっても通報されないだろう」などと思って犯罪を実行しやすいということ。