小宮信夫のレビュー一覧

  • 子どもは「この場所」で襲われる(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    確かに明らかな不審者って、ほんとに犯罪犯すジャンルの人ではないかもしれない。
    人間に欲望がある以上、人は誰しも犯罪を犯す要素を持っており、その大きさとタイミングが合えば犯罪に至る。欲望の大きさは傍目では分からないため、タイミング(機会や環境)を正しく捉えることで犯罪被害を減らそうという考え。
    その通りだ。
    家の近くに、この本の中で挙げられたような危険な公園はある。危険な道路もある。
    娘に危ないって何?と聞いたところ、不審者に気をつける、暗いところ、人が少ないところにはいかない、という回答だった。まさにこの本に書いてあったとおりだ…
    家族と家の近所を歩くときは危険なスポットに注意して、家族と会話

    0
    2018年04月03日
  • 写真でわかる世界の防犯 遺跡・デザイン・まちづくり

    Posted by ブクログ

    防犯や防衛、犯罪抑止などを考えた建築や構造を紹介した本。
    明確な目的を持ち紹介された建築の面白さに目を奪われる。素晴らしい。

    ただ、2017年発刊なのに江戸しぐさのようなデマを平然と書かれる著者の見識は如何かと思う。

    0
    2017年06月05日
  • 犯罪は予測できる

    Posted by ブクログ

    犯罪者の心理に立って犯罪の予防を考察されている。
    人の多いところが防犯に適しているとは限らない。
    防犯の環境を整えることが必要だと述べている。

    0
    2014年10月10日
  • 犯罪は予測できる

    Posted by ブクログ

    病院以外で死亡し、死因がはっきりしない
    死体が16万体あるそうです。。

    誘拐犯は児童心理のスペシャリストと書いてましたが、
    ここにあげていた次の実例。
    歩道橋をわたる児童をみたときに、反対側から
    アプローチ。かがんで同じ目線で話しかけて、
    今来た方向に来ればいいよと伝えて、先に自分から
    降りると後からついてくる感じで見えるので
    無理に連れて行ったようには見えない。
    これはその通り。

    注意をオンにする風景、場所が犯罪防止の
    ポイントという指摘は新鮮でした。

    0
    2014年02月11日
  • 犯罪は「この場所」で起こる

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    門が閉まっていれば入らなかった―大阪小学校内児童殺傷事件の公判で、加害者はこう述べたという。
    従来、犯罪対策は、犯罪者の人格や劣悪な境遇(家庭・学校・会社など)に犯罪の原因を求め、それを除去しようとすることが中心であった。
    しかしながら、このような処遇プログラムは結局再犯率を下げることができなった。
    こうした「原因追及」の呪縛を解き、犯罪の予防に新しい視点を与えるのが、「犯罪機会論」である。
    本書では、どのような「場所」が犯罪を引き起こすのか、また、物的環境(道路や建物、公園など)設計や、人的環境(団結心や縄張り意識、警戒心)の改善を通して、いかに犯罪者に都合の悪い状況を作りだし

    0
    2010年06月29日
  • あぶないばしょはどっち? 遊んで学べる防犯絵本(池田書店)

    Posted by ブクログ

    10歳2ヶ月の娘
    7歳2ヶ月の息子に読み聞かせ

    防犯絵本
    これはわかりやすい。

    クイズやめいろ
    間違い探しにもなってるから
    子どもたちも
    楽しんで学べる。

    だれでもかんたんに出入りできる場所
    だれからもみえにくい場所

    いわれてみると
    結構あるんだよなーーー

    日頃から防犯意識をもって
    気をつけなくては。

    0
    2025年08月08日
  • あぶないばしょはどっち? 遊んで学べる防犯絵本(池田書店)

    Posted by ブクログ

    危ない経験をしないから、危ないことがわからないからなのか、経験より絵本で学ばないといけないのかなと思ってしまいます。

    0
    2025年03月13日
  • 子どもは「この場所」で襲われる(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    犯罪機会理論と言うのは参考になりました。
    また、不審者に対して注意すると言うことがいかに難しいかも理解できました。見るからに怪しそうな人なんて分かりません。更には、防犯ブザーや護身術も、しなくて良いと言う訳ではないですが、車にはねられてからどう受け身をとるか考えているようなものというのも納得です。危なそうなところには近づかない。犯罪者が好みそうな場所を避ける。これが大事なんだと思いました。勉強になる一冊です。

    0
    2025年01月08日
  • 子どもは「この場所」で襲われる(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    犯罪機会論
    場所に注目するアプローチ

    犯罪原因論
    人に注目するアプローチ

    原因は本人さえ分かってないことも多く後付け的なことも多々ある
    刑務所の中にはなぜ?というほどの好人物もいる。何かのきっかけで犯罪を起こしてしまう。何かのきっかけをなるべく与えないようにするのが機会論

    割れ窓理論
    実際、同じ場所に車を放置しても、綺麗な車は何もされず、ガラスが割れた車は次々と部品が盗まれた。
    落書きされたNYの地下鉄は犯罪が多かったが、ラクガキをなくすこと、また無賃乗車を取り締まることで大きな犯罪が減った。

    ゴミを拾う活動も同じとあったけど、ということは今インバウンド効果でゴミが溢れてきてる日本の観

    0
    2024年10月24日
  • 子どもは「この場所」で襲われる(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    全体的に内容はそれほど深くはないので、さっと読めるかと思います。
    基本的な犯罪犯罪からのリスク回避について、勉強ができました。

    0
    2024年10月18日
  • 子どもは「この場所」で襲われる(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    おすすめで流れてきた本書。
    場所に注目して児童誘拐の可能性を説明する本だ。
    いわく、入りやすく、見えにくい場所であるとのこと。
    実際に誘拐がおきた現場の写真もあり、こわごわ、しかし興味深く読んだ。
    子供自身には悪い大人とそうでない大人の見分けなどつけられないし、何かあったときに自力で身を守るのもまず難しい。
    防犯ブザーは意味なく毎日鳴ってるし(作者いわくオオカミ少年。たしかに)、顔見知りの大人の犯行だって少なくない。以前にはPTA会長が誘拐したこともあったのだから…。戦慄の事実だ。

    私は日々、支援学級在籍の子供の登下校にガッチリつきそいをしている。
    ふたり目が小学生になり、現在小学校の付き添

    0
    2024年07月14日
  • あぶないばしょはどっち? 遊んで学べる防犯絵本(池田書店)

    Posted by ブクログ

    子どもを襲う悪い大人に、できるだけエンカウントしないように、子ども自身があぶない場所を見分けられるよう導くための本です。保護者と一緒に読みながら、普段出歩く時の約束などを決めるのに役立つ本だと思います。
    『つぎのひとたちの中に、こどもをねらうわるいおとながいます、だれでしょう?』という問いで、(なるほど、悪い人は見た目じゃわからないよと言うつもりなんだな)と思ってページをめくったのですが、思ってるより絵が怖くてヒィッとなりました。この絵本に出てくる『悪い大人』が大人には具体性を帯びた性犯罪者に見えているので、大人も読んでてじっとり怖いです。(正しく怖がろうという趣旨だと思います)にしても、悪い

    0
    2024年05月23日
  • 鉄道利用の最新防犯知識 「景色解読力」を身に着けて危険回避

    Posted by ブクログ

    うーん。色々役に立つがどうにも荒っぽい気がする。たぶんこれであってるのだろうが。痴漢に関しては被害者側の感覚はわかりにくいんだろうなあ。

    0
    2024年05月20日
  • 鉄道利用の最新防犯知識 「景色解読力」を身に着けて危険回避

    Posted by ブクログ

    題名では鉄道の話だったが、思わぬ誤算で犯罪学のことを学ぶことができた。また、日本人の特性についても改めて認識することができ、とても参考になった。
    今の時代本当に何があるかわからない。しっかりと自分や家族のことを守るよう、周囲に気を配り、ディフェンシブな生き方も考えていかなければいけないと思う。

    0
    2024年04月25日
  • 犯罪は「この場所」で起こる

    Posted by ブクログ

    犯罪は、発生する機会を与えることで起きてしまう。
    だから機会をいかに与えないかという点にフォーカスし、アメリカ、イギリスなどの例を踏まえて、どう犯罪を起こさせない社会をデザインしていくかについて述べられている。
    日本と異なり、海外では犯罪の機会論に基づき、対策する法制度がしっかりと敷かれていた。
    日本では、まだまだ実現が現実的でない事例もある中、地域での活動が重要であると感じた。

    0
    2023年09月13日
  • 犯罪は予測できる

    Posted by ブクログ

    入りにくく見えやすい場所にする、そうなっていないところをパトロールする、男女のトイレの入口をなるべく離す、など、他国で効果が出ているものこそ取り入れた空間デザインをしてほしい。
    なんでそういうところは見習わないのだろう??

    0
    2023年03月07日
  • 子どもは「この場所」で襲われる(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    関係者から講演を聞いて、内容を忘れないうちに読んだ1冊。
    「犯罪機会論」と「犯罪原因論」を考え分けることが、少しできるようになった気がする。
    犯罪とは無縁ではないことを自覚して、地域を歩いてみようと思わせられた。時々強引なところもあったかな…

    0
    2020年03月09日
  • 子どもは「この場所」で襲われる(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    まあ面白いしたぶん専門的知見に基づいた意見のもろもろなんだろうけど、自分の意見が正しいと説明するためにかなり無理のある説明をしているところがちらほらあって、そういうところで興ざめはしてしまう。

    0
    2018年07月16日
  • 写真でわかる世界の防犯 遺跡・デザイン・まちづくり

    Posted by ブクログ

    犯罪機会論、という学問があるのを初めて知った。
    防犯の第一歩は犯罪の機会を如何にして少なくするか。
    言われてみれば当たり前のことだが、その学問の日本導入をライフワークにしておられる著者の、文字通り、見るだけで分かる防犯写真集。

    0
    2017年06月21日
  • 犯罪は予測できる

    Posted by ブクログ

    ■犯罪の「予知」はできないが,
     「予測」――高い確率で起こる(起こりそうだ)と
     推測すること――はできる。
    ■「入りやすい」「見えにくい」という「ものさし」を使って,
     景色を解読することが防犯の基本。
    ■地域安全マップづくりが有用。
     地域安全マップづくりでは,参加者に景色を見てもらう
     街歩きが最も重要。
    ■思っていたよりも,あっさりした内容だった。

    0
    2014年02月09日