シェリーのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
ようやく...
サフィラスの美少年設定がようやく実感できた第3弾です。
自称『パーシヴァルの婚約者』に度をこした嫌がらせをされたり、俺様脳筋に言い寄られたり...と、BLあるあるな恋愛トラブルに巻き込まれますが、そこはサフィラス。面白がりつつ撃退します。
そんなエピソードがあるにも関わらず、BL味は薄いまま。相変わらずラノベ的な面白さが勝り、一見パーシヴァルとの友情が深まっただけ...に見えますが。
無自覚&無鉄砲なところがあるサフィラスを気遣うパーシヴァルにはスパダリの片鱗が窺えます。そしてサフィラスもまた少しだけパーシヴァルを意識しはじめた雰囲気が出てきました。
この2人をじれったく思っているのは -
Posted by ブクログ
作者の類まれなる想像力と創作力に平伏す 超超有名なこちらのclassicも読んでみた。いくつか事前の刷り込みで知っていたフランケンシュタインとは、原作は少し違うことが分かった。アニメ等で書かれているあのイメージ(頭に横から釘が刺さっている)とはちょっと違う風貌なのかも。あと名前。フランケンシュタインとは、人造人間のことではなく、それを作った主の名前であったことがびっくり。
舞台も、スイス、イギリス、スコットランド、アイルランドと風景の描写も上手で、これは作者が実際に旅行をしたことも起因しているという。ストーリーに合わせて、周りの描写がよりリアルで、ストーリーだけでなく描写も楽しめるのが、この物 -
ネタバレ 購入済み
但し書きが要るかも
冒頭からの『前巻の後始末』ともいうべき顛末は少し後味の悪さが残るものでしたが、この巻のメインストーリーはなんといっても『長期休暇』!その間はパーシヴァルの実家にお世話になることにしたサフィラスは、パーシヴァルと共にヴァンダーウォールへ向かい、『長期休暇』を満喫します。そしてアウローラからの風隼が届き、ワーズティターズの内乱を収めに向かうことに。無詠唱の魔法使いサフィラス、大活躍です!
冒険譚としては本当に面白いです!パーシヴァルとの連携は息が合っていてカッコいいし、アウローラとの信頼関係も素敵だし、ケット·シーたち召喚獣も活躍。何よりサフィラスの前世の思い出も良い感じで物語のアクセントになっ -
Posted by ブクログ
1818年の作品
200年前ですよ!
圧巻!
そりゃあ残るわ、200年残るわ
そして間違いなくこの後の200年も残るわ
名作過ぎて震える
圧倒的に面白いのねこれに尽きます
そしてとんでもなく読みやすかった
訳者の小林章夫さんの力量に脱帽です
ご本人も触れていましたが、古典ものにありがちな注釈を極力廃して、本文の中で片付けようとしてるところがこの読みやすさに繋がってるんだと思う
ほんともうありがとうね
ありがとう『光文社古典新訳文庫』!
はい、本編!
やはりいろんな捉え方ができると思うんだけど、闘いよね
もう「苦悩」VS「苦悩」の闘い
怪物を生み出してしまった「苦悩」と怪物として生み出さ -
購入済み
面白いけど
現代からとかではなく、同じ世界に存在した大魔法使いとして転生ってのが面白いなーと思いました。
でもBL要素は全くないですけど、まだまだ続きそう(Webで連載中みたいですし)なので、これからなのかな。
表紙イラストの雰囲気からもラブ感は薄そうだなって納得で買ったし、主人公めっちゃ美形設定だけど恋愛要素(可憐さとか色気)感じないけど、どう恋が生まれるのか逆に気になります。
とりあえず今巻はライトなファンタジー小説として楽しく読めました。 -
Posted by ブクログ
この本は、廣野由美子先生の『批評理論入門』を読むために読みました。だって、廣野先生、『フランケンシュタイン』をバラバラに解剖するようなので、元ネタ知らなきゃ苦しいでしょう。
だから、この感想は廣野先生に課題を提出する気持ちで書きました。(あくまで気持ちだけです。内容はいつもの感想で~す!)
まずはじめに、この本の感想を書くひとのお約束なので、わたしも怪物とフランケンシュタインの関係について書いときます。(ここは形式的なものなので、飛ばしてください!)
「みんなが知ってる怪物くんは怪物で、そのお伴のフランケンも怪物です。一方、この本の怪物はもちろん怪物ですが、フランケンシュタインは怪物 -
購入済み
割りと爽快。
購入を迷っていてずっとフォローだけしていましたが、積み本を消化したので手を出して見ました。
またハズレ作品だったら嫌だな〜と不安だったのですが、思っていたよりも面白かったです。
今の所、BLファンタジーというより、BL要素を含むファンタジーという感じなので、頭の中が少年漫画で腐向け妄想してる時のような楽しみ方になってしまっています(笑)。
初めはあらすじの主人公のドアマットっぷりに苦手意識があったのですが(ドアマットは苛々する)、前世を思い出してからが爽快というか痛快というか。
残念なのは絵師さんの画力が低めなところ。そのせいで美形を美形と感じにくいです。
なので、その特徴(アウトライン)だけ -
Posted by ブクログ
その名を知ってる人はかなり多いと思うが、実際この小説を読んだ人は少ない。私ももちろんその中の一人だった。
この小説を読んで一番驚いたのは、実はFrankensteinは化け物の名前ではなくてそれを作った創造主の名前だってことだ。生まれつきから親とも言える創造主から恐ろしく思われ、一生をかけ愛情の欠片すら貰えなかったこの有名な化け物には名前すらいない。
この名前のない化け物はもちろん小説の物だが、実は彼のように社会に敬遠され自分や周りを苦しめる物は山ほどある。もちろんその原因が化け物にだけあるとは限らない。彼らを融和できない社会の方に問題があるかも知らない。ただ重要なのはそういう葛藤が世の -
Posted by ブクログ
フランケンシュタイン
あまりに有名な固有名詞でありながら
それが怪物の固有名詞ではないと
全然しらなかった!
この年まで、何から
フランケンシュタインの自分のイメージを
作り上げてだのだろう?
手紙を通して
話は展開していく
切なく、悲しい
最後、つまらない終わり方だったら嫌だなー
と思ってたけど
最後の最後まで、切なく、きれいな文章だった
強いて言えば、旅の途中の情景のへんや
繰り返される、感情表現のいくつかは
読んでいて、すこしだるくなる
それを、味わって読むものと思えば
5点。
最後の解説で、作者メアリー・シェリー
についての系譜も載せられていたけど
お子さんやご主人を亡くした