シェリーのレビュー一覧

  • フランケンシュタイン

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    ネタバレ

    探検家の手紙から始まる物語。
    探検家がフランケンシュタインに出会い、その話を書き記すというのが序盤だった。

    正直、出だしは全く惹かれない。失敗したかなと思った。
    探検して、氷に阻まれて進まない……なんだそれ。と。フランケンシュタインの語りも、最初は人が次々に出てきてよく分からない。でも、怪物が出てくるあたりから面白いと思い始めた。



    最終的に怪物が、いろんな人を殺し続ける……という狂気に陥るのだけど、ちゃんと堕ちていく過程が描かれているので、共感しやすい。で、思う。



    これ、毒親と毒親に育てられた子供の話じゃないか。……そーいえば、名著でも、そんな話があったような…なかったかな。

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    2023年12月15日
  • フランケンシュタイン

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    ネタバレ

    ⚫︎受け取ったメッセージ
    人間らしさとは

    ⚫︎あらすじ(本概要より転載)

    天才科学者フランケンシュタインは生命の秘密を探り当て、ついに人造人間を生み出すことに成功する。しかし誕生した生物は、その醜悪な姿のためフランケンシュタインに見捨てられる。やがて知性と感情を獲得した「怪物」は、人間の理解と愛を求めるが、拒絶され疎外されて…。若き女性作家が書いた最も哀切な“怪奇小説”。

    ⚫︎感想
    いろいろなテーマが含まれている
    ・科学至上主義の暴走
    ・外見の美醜が持つ圧倒的な力
    ・内面と外面
    ・創造主と被創造主のパワーバランス
    ・愛とは何か
    非常に悲しい物語である。
    本能として、似て非なるものが最も恐

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    2023年12月01日
  • いつから魔力がないと錯覚していた!?

    io

    ネタバレ 購入済み

    面白いけど要注意

    BLを期待している方はご注意下さい。ほんのりどころかほぼ香りません!
    舞台はBLありの世界ですが、中身は少年少女の友情物語となっております。これ、いっそBL設定なしでも良かったのではないでしょうか?
    主人公が前世を思い出したとたんにキャラが変わるので、美少年設定をちょいちょい忘れます。いや、面白いんですけどね。
    ケット·シーが可愛くてお気に入り。うちにも遊びに来てほしい!

    2
    2023年06月09日
  • フランケンシュタイン

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    ネタバレ

    怪奇小説、恐怖小説ではなく、科学者の悲劇の物語でした。怪物を作った科学者は責任を感じ、自らの手での処分を追求し迷宮に入り逡巡する。一方で 怪物は社会性を獲得すべく努力するも容姿で世間から拒絶され、絶望と怨念を抱く。結果、数々の悲しい出来事が発生。科学者と生み出された怪物は分かり合えず、救われない。親子関係、科学者と科学技術の隠喩ともとれますが、お互い幸せを求めていたはずが、同じ社会には存在できなかったんですかね。

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    2023年05月07日
  • フランケンシュタイン

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    小説として折々の表現方法が織り込まれており、綺麗な作品であった。怪物を産み出してしまったフランケンシュタインの苦悩も一人称で色濃く表現され、怪物自身が述懐する場面では誰にも理解してもらえない悲しみとぶつけざるを得ないどす黒い感情も表現される。怪物にも主人公にも同情心が生まれ、正義がどこにもない物悲しい物語であった。
    科学技術の発展が人間の力を越えてしまうことへの危惧ともとれる。作家論に当てはめれば主人公は夫のシェリーのような部分があり、イギリス文学史の中でも一種のランドマークのような要素があるように感じている。

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    2022年12月07日
  • フランケンシュタイン

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    ネタバレ

    原作はこんな話だったのか、と初めて読んでみておどろいた。フランケンシュタインって怪物じゃなくて、怪物を創り出した科学者の名前だったんですね。
    船長ウォルトン→フランケンシュタイン→怪物 の入れ子構造で物語が進みます。

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    2022年11月26日
  • フランケンシュタイン

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    すごいストーリー展開!
    ラストに向かってぐいぐいと突き動かされる。
    こんなに切ない哀しい物語だったとは。

    0
    2022年06月09日
  • フランケンシュタイン

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    フランケンシュタインの原作。怪物を作り出したフランケンシュタイン博士の苦しみと、知能と優しさを持ちながらも醜悪な姿のため恐れられ人間を恨むようになった怪物の悲しい話。

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    2022年05月19日
  • フランケンシュタイン

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    「みんな惨めなやつを嫌うのだ。」
    最初のイメージの、科学が生み出した醜悪で残酷な化け物のホラーではなく、愛を求め、でもその醜さから誰からも愛されない哀れな生き物の悲劇。あの化け物は名前すらないのね。なぜか感情移入してしまう…
    有名なでもストーリーを全然知らない本を読めてよかった。

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    2022年02月26日
  • フランケンシュタイン

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    なかなか読むのに時間がかかりました(笑)
    しかし大学でこの話について学んだ後に思い返すとやはり面白い作品であるということがわかります。知識がないまま読むと少し退屈してしまいそうです。

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    2021年12月24日
  • フランケンシュタイン

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    大学2年の秋学期のある授業でフランケンシュタインについて学び、日本語訳を読みたいということで購入した。
    風景描写も綺麗で、何より読みやすかった。
    怪物の、人の懐にうまく入るような巧妙な話術に幾度となく同情させられたが、何より、愛情を探して苦労していた怪物が、最後の頼みの綱であるド・ラセー一家に逃げられ、絶望している姿を容易に想像でき、可哀想だとさえ思った。

    書簡体小説であり、当時の思想(啓蒙主義)や産業革命に影響を受けた作品ぽい。文中によく出てきた『失楽園』『老水夫行』も読んでみたいと思った。

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    2021年08月31日
  • フランケンシュタイン

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    劇場に駆られて取り返しのつかないことをしてしまった博士の物語。怪物が怪物として存在することの苦しさも書かれている。

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    2021年05月04日
  • フランケンシュタイン

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    ギレルモ・デル・トロ監督の映画を観て、読みたくなった。


    ヴィクターの苦しみは、自ら生み出した怪物への嫌悪感とそれへの恐怖で、そこには自分の行いへの罪悪感はあまり描かれていない。
    それは、1,800年前後がそういう時代だったのか、ヴィクターがそういう人間だったからなのか。
    おそらくは、後者。
    終盤、さまざまなことがあって失意や絶望味わっているときも、その気持ちは翻って復讐へと向かう。
    あまりにも自分本位。

    怪物は、彼の語るところを読むと、最初驚くべき清らかな精神を持っていて、それがいくつかの経験を経て自分の姿や存在そのもので苦しむようになるのが、読んでいて辛かった。
    彼の願望は、生きている

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    2026年02月25日
  • いつから魔力がないと錯覚していた!?3

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    美人で恋愛方面に疎い受が俺つえー!をひたすらやる話。そういう話が好きなので読んでいるけど、このシリーズはかれこれ3冊分ずっとブロマンスなのでそろそろbl してほしくなってくる。。というかそもそも、bl小説ではないのだろうか…

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    2025年05月18日
  • フランケンシュタイン

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    ネタバレ

    この話を19歳で書きかげたという衝撃。
    特にヨーロッパのあちこちの風景、私にギリ想像できるくらいの国境移動がすごいので、これを十代の日本生まれ日本育ちの私が読んでいたとしたらピンときていなかったと思う。
    フランケンシュタイン博士の無責任さにはびっくりしてしまうが。自分の創造物をとにかく怖がりすぎ。もうちょっと、ちょっとだけ愛着持ってくれよ。。
    怪物の人間への期待が裏切られてしまうところの悲しみ。

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    2025年05月04日
  • フランケンシュタイン

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    ネタバレ

    一般にはホラー小説ないし映画として認識されており、自分もそう思っていたが、むしろ18世紀ヨーロッパを舞台にしたSF小説というべきだろうか。

    フランケンシュタイン氏が創造した醜悪な見た目の「怪物」が、人の愛を受けられず、復讐のために殺人を繰り返していく。しかもバッドエンド。

    多くの人と同じように、自分も「フランケンシュタイン」が怪物の名前だと思っていた。フランケンシュタイン氏の「子」だと考えればおかしい訳ではないが…。

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    2025年04月19日
  • フランケンシュタイン

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    大学ビブリオバトル関東Cブロック(?)で紹介されていたので、読みました。
    フランケンシュタインという言葉のイメージからはかけ離れた印象の作品です。全編回想録だし。

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    2024年12月24日
  • フランケンシュタイン

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    怪物とそれを生み出したフランケンシュタインという男との決闘の話。
    話としては、怪物かわいそうじゃん!主人公の勝手な興味から勝手に生み出されて、最初は愛されようとするんだけど、その醜さからみんなに拒否されて、だったら自分を生み出した男を不幸にしてやれ!と悪行に手を染めざるを得ない人生。周りの人が怪物を見て恐怖を感じるのは仕方ないにしても、フランケンシュタインくん、君だけはやっぱり怪物に対する義務を果たさなければならないってことに最初から気づいてるべきだったんじゃないかね?っていうか、生き物を生み出すって、相当の覚悟がないとだめだよね…
    それ以外では、ネイティブアメリカンがかわいそうだとか、昔の時

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    2024年08月09日
  • フランケンシュタイン

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    200年前の作品とは思えないプロットと壮大なテーマを扱う作品ではある。怪物が科学者の下に現れ、それまでの出来事を語るシーンまでは物語にかなり引き込まれた。しかし残念ながら作品の序盤で語られている最悪の結末に向かっていく路線が完全に見えた、作りかけていた怪物の伴侶を壊したあたりから作品への興味を失う。友人クラーヴァルとの旅行シーン等話の筋から脱線する感情描写に加えてや科学者の延々続く疲弊描写に退屈した。話の核となる怪物の語るエピソードが思慮深く興味深いし、感情移入するが故、怪物に寄り添えない科学者の偏見と稚拙な行動に興ざめしてしまう。
    とはいえ、悲劇的ラストにしなければ凡作に終わった気もするが。

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    2024年01月08日
  • フランケンシュタイン

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    ネタバレ

    1818年に出版されたメアリーシェリーの作品で若い女性が怪物の話を書くと言うことで読んでみたかった作品でした。フランケンシュタイン博士が怪物を見出したんですが、その生み出したところが私にはよくどういった状況なのかははっきりつかめませんでした。生み出したことで博士は喜ぶんじゃなくて、醜い怪物を恐れて避けて消そうとすることで、怪物もまた博士の身の回りの人を消し去ろうとして何のために生まれてきたのかなあって言うふうに感じました。理解されないことへの悲しさやフランケンシュタインが、神様の域を超えて生物を見出したことへの罰何かが描かれているのかもしれないんですけれども、もう少し怪物と仲良くできなかったの

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    2023年08月13日