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Posted by ブクログ 2024年01月15日
1818年の作品
200年前ですよ!
圧巻!
そりゃあ残るわ、200年残るわ
そして間違いなくこの後の200年も残るわ
名作過ぎて震える
圧倒的に面白いのねこれに尽きます
そしてとんでもなく読みやすかった
訳者の小林章夫さんの力量に脱帽です
ご本人も触れていましたが、古典ものにありがちな注釈を...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月07日
それまで頑張ってつくってきたものが、作ってる最中には醜くとも耐えられたものが、生命を宿した瞬間に耐えられない醜さになって逃げ出した
この瞬間に全てがある
この一点が素晴らしい
他は、確かに悲劇的だし、名も貰えぬ怪物の悲劇たるや同情を禁じ得ない
でも、そこはもしかしたら想像力のなかでつくれるもの...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年11月23日
積ん読の中からフランケンシュタインを読む。原作がホラーではないことは知られてるが、では何なのか。驚くべきことに全編船乗りが姉宛に書いた手紙なのだ。話は見た目で仲間外れにされる泣いた赤鬼のアンハッピーエンディングであり、怪物を作ってしまったヴィクターの後悔と家族が悲劇に巻き込まれていく葛藤の話でもある...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年07月10日
ここ最近読んだ本の中で群を抜いてで面白かった。
文学の力を再認識。
好奇心に突き動かされ夢中で悪魔を作った人間の苦悩と、作られた悪魔の苦悩。
悪魔とフランケンシュタイン(以下フラン)の関係性は、不遇な状況にある子が親に「なんで自分を産んたんだ!」という怒りをぶつけるのと同じように思う。
元々心優...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月15日
初は、探検家の手紙から始まる。
探検家がフランケンシュタインに出会い、その話を書き記すというのが序盤だった。
正直、出だしは全く惹かれない。失敗したかなと思った。
探検して、氷に阻まれて進まない……なんだそれ。と。フランケンシュタインの語りも、最初は人が次々に出てきてよく分からない。でも、怪物が出...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年12月07日
小説として折々の表現方法が織り込まれており、綺麗な作品であった。怪物を産み出してしまったフランケンシュタインの苦悩も一人称で色濃く表現され、怪物自身が述懐する場面では誰にも理解してもらえない悲しみとぶつけざるを得ないどす黒い感情も表現される。怪物にも主人公にも同情心が生まれ、正義がどこにもない物悲し...続きを読む
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