シェリーのレビュー一覧

  • フランケンシュタイン

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    怪物とそれを生み出したフランケンシュタインという男との決闘の話。
    話としては、怪物かわいそうじゃん!主人公の勝手な興味から勝手に生み出されて、最初は愛されようとするんだけど、その醜さからみんなに拒否されて、だったら自分を生み出した男を不幸にしてやれ!と悪行に手を染めざるを得ない人生。周りの人が怪物を見て恐怖を感じるのは仕方ないにしても、フランケンシュタインくん、君だけはやっぱり怪物に対する義務を果たさなければならないってことに最初から気づいてるべきだったんじゃないかね?っていうか、生き物を生み出すって、相当の覚悟がないとだめだよね…
    それ以外では、ネイティブアメリカンがかわいそうだとか、昔の時

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    2024年08月09日
  • フランケンシュタイン

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    200年前の作品とは思えないプロットと壮大なテーマを扱う作品ではある。怪物が科学者の下に現れ、それまでの出来事を語るシーンまでは物語にかなり引き込まれた。しかし残念ながら作品の序盤で語られている最悪の結末に向かっていく路線が完全に見えた、作りかけていた怪物の伴侶を壊したあたりから作品への興味を失う。友人クラーヴァルとの旅行シーン等話の筋から脱線する感情描写に加えてや科学者の延々続く疲弊描写に退屈した。話の核となる怪物の語るエピソードが思慮深く興味深いし、感情移入するが故、怪物に寄り添えない科学者の偏見と稚拙な行動に興ざめしてしまう。
    とはいえ、悲劇的ラストにしなければ凡作に終わった気もするが。

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    2024年01月08日
  • フランケンシュタイン

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    ネタバレ

    1818年に出版されたメアリーシェリーの作品で若い女性が怪物の話を書くと言うことで読んでみたかった作品でした。フランケンシュタイン博士が怪物を見出したんですが、その生み出したところが私にはよくどういった状況なのかははっきりつかめませんでした。生み出したことで博士は喜ぶんじゃなくて、醜い怪物を恐れて避けて消そうとすることで、怪物もまた博士の身の回りの人を消し去ろうとして何のために生まれてきたのかなあって言うふうに感じました。理解されないことへの悲しさやフランケンシュタインが、神様の域を超えて生物を見出したことへの罰何かが描かれているのかもしれないんですけれども、もう少し怪物と仲良くできなかったの

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    2023年08月13日
  • フランケンシュタイン

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    自分のイメージするフランケンシュタインは、漫画「怪物くん」の主人公の従僕「フランケン」である。なんの映画か覚えていないが、「フランケンシュタイン」が雷の電気を注入して生を得るというのも記憶にある。しかし、原書では怪物を指すのでなく創造した学者、しかも若い人物の名前だった。ホラー小説というより、社会性、孤独の悲しさの面を感じた。犯罪者の一部にもかような人がいて、社会に馴染めず、社会から疎外され、自暴自棄に陥る。どのように矯正させるか、受け入れるかも長年議論されてなかなか進んでいないかのようにみえる。2023.6.25

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    2023年06月25日
  • フランケンシュタイン

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    読書会の課題図書に上がったので、読んでみた。誰もが指摘しているように、私もフランケンシュタインは、怪物の名前だと思っていた。しかし、本当の怪物は、彼の方かも知れない。自分を天才と驕り、神をも超える存在として、作り出した怪物を醜さゆえに捨てる。腹心の友や、心清らかな妻まで殺されるところは、なんとも悲しい気持ちになる。

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    2022年11月07日
  • フランケンシュタイン

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    怪物の肉体の創造主は、フランケンシュタインであるが、精神の創造主はなんであろうか。生まれた時は空っぽのこころのだった人造人間は、その醜さから創造主に捨てられて、すべての人間に忌み嫌われることによって憎悪を心中に溜め込んでいく。怪物を怪物たらしめたのは、我々人類ではないだろうか。

    現代社会に置いて、虐待や育児放棄などにより愛情を受けず育った人間がいる。中には「怪物」のように殺人や脅迫を行うものもいる。しかしそんな彼らの核には愛への希求があるのではないか。

    さらに創造主フランケンが自然科学の知識だけに偏り過ぎていたという点も興味深い。科学技術の発展が目覚ましく、一方文系的な知識が軽視されている

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    2019年10月30日