西林克彦のレビュー一覧

  • わかったつもり~読解力がつかない本当の原因~

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    全ての既読本ではないが、「分かったつもり」が今までの読み方だった。より理解するための方法は分かったつもりだが、これから読む本に対して応用できるか自信がない。

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    2025年10月13日
  • わかったつもり~読解力がつかない本当の原因~

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    「わかる」は一つの安定状態。読解力をつけていくためには、一度読んで終わるのではなく何度も読んで自分なりに深掘りしていく練習が必要だと思う。
    その中で、自分が想像したり、自分なりの解釈を深めていくことが大切なんだけど、なによりわからないことを知るためのポイントをもっと腹落ちする形で知りたかった。
    わからない状態やわかった感じになっている状態から脱却するためには自分なりに読み方の工夫を考えていかないといけない。

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    2025年09月14日
  • わかったつもり~読解力がつかない本当の原因~

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     ある文章を読んで、実は正確に分かっていない、理解できていないけれども、「分かったつもり」という安定状態で満足してしまい、それ以上知ろうとしなくなるその原因は何か、それを防ぐにはどうすればいいのか、という話。小学校の国語の教科書を中心に、最後はセンター試験の小説も題材として取り上げている。
     サブタイトルは「読解力がつかない本当の原因」ということだけど、そもそも「読解力」って何なのだろうかと思った。本書では、「分かった」と言っても細部は読めてなかったり誤認していることが多々ある、という話が出てくるけれど、それが「読解力がついていない」と言えるのだろうか、と疑問に思った。例えば細かい事実の正誤は

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    2025年08月27日
  • わかったつもり~読解力がつかない本当の原因~

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    読解力とは何かを定義付けしようとした本。最後のところだけ、国語の試験問題の意味を問いかけた本。著者の考え方はわかった、つもりというのが正しい言い方か?

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    2025年08月08日
  • わかったつもり~読解力がつかない本当の原因~

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    日本人であれば、日本語で書かれた文章は当然読むことができる。ところが、単に文章を読むことと、文の内容を深く理解することは必ずしも同じことではない。文章を読んで「わかったつもり」に陥る原因と、そこから脱却する対処法を、著者は本書で教授する。スキーマの有無、文脈、思い込みなど、いくつかの原因があり、解消法としては、自分の解釈の正しさを信じすぎないことや文章における整合性を意識するなどがあげられる。

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    2025年08月04日
  • わかったつもり~読解力がつかない本当の原因~

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    ★「わかった」=「わかった"つもり"」の状態になっていないか?

    本書は「わかった"つもり"」にならないよう、詳細に記しています。
    文法の勉強にぴったりな1冊。

    ■ 「わからない」「わかる」「よりわかる」
    ①文章や文において、その部分間に関連がつかないと、「わからない」という状態を生じます。 ②部分間に関連がつくと、「わかった」という状態を生じます。 ③部分間の関連が、以前より、より緊密なものになると、「よりわかった」「よりよく読めた」という状態になります。 ④部分間の関連をつけるために、必ずしも文中に記述のないことがらに関する知識を、また読み手が作り

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    2025年07月27日
  • わかったつもり~読解力がつかない本当の原因~

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    ネタバレ

    わかったつもりになっているだけかもしれませんが、「読解力がつかない本当の原因」という副題は少し内容と違うような気がしました。
    より良く読むための指南書という感じで、なぜ読解力がつかないのかということは書いていないような……? わかったつもりになっているからといって、それはその人に読解力がないせいだと主張しているわけでもないですし…

    国語の教科書に載っているというファーブルの話は、「ふしぎに思う」という言葉尻をとらえているような(「ふしぎ」という言葉にこだわっているような)印象だったのですが、そもそも「ふしぎに思う」と書かれていたのは、もしかしたら翻訳とかのせいもあるのではと思いました。「wo

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    2025年07月24日
  • わかったつもり~読解力がつかない本当の原因~

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    ネタバレ

    わかったつもり状態になっていることを認識することが大事である。本を読むときにもっと読み込む、自分なりの解釈を考えることをしようと思った。

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    2025年07月02日
  • 知ってるつもり~「問題発見力」を高める「知識システム」の作り方~

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    人は誰しも「知っているつもり」に自然となるものだろう。
    現代において、ネットやAIが普及したことで、急速に誰もが知識を手軽に手に入るようになり、真偽も正否もわからずに吸収していく。それ自体には正解もないのだろう。歴史を振り返っても木版印刷然り、活版印刷然り、その時代によって情報の扱い方や吸収するものは変わってきた。
    さて、私たちの多くは「知っているつもり」という状態になっていることだろう。学問とは繋がりであり、それは日常でも役に立つ。本著では「問いを投げること」を主張している。そして「知識の結びつき」についても触れている。
    多様な学問、学術領域、業界、業種など、どのジャンルであれ、その分野にい

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    2025年05月08日
  • 知ってるつもり~「問題発見力」を高める「知識システム」の作り方~

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     例えば、「じゃがいもは茎」「さつまいもは根」という断片的な知識で「知っているつもり」になっていないか。そんな警告をならす本。
     知識量が増えるほどに、「疑問」が多く生まれる。知識が増えるほど「知らない」が増える。
     三角形の面積を求めるとき、なぜ斜辺ではなく高さをかけるのか、など自分が知って使いこなしているはずの知識をひとつひとつ取り上げ、いかに知らないかをつきつけてくれる。
     だが、どうしても「何故?」と考え、深く探求し、そして使える知識として定着するには、「必要性」に迫られないとなかなか難しいと思う。
     日本人にとっての「英語」と同じで。必要性があり、すぐに使えないと困る環境にないから身

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    2023年09月07日
  • 知ってるつもり~「問題発見力」を高める「知識システム」の作り方~

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    とある方が、SNS上で紹介されていたのを見たことがキッカケで手に取りました。

     ひと言で説明すると、
     孤立した知識を「知ってるつもり」でいる人々に警鐘を鳴らし、「知っているつもり」では知識として応用が効かないよ、というお話。
     知識を応用できるものにするためには、「個別特性」と「共通性」に焦点を絞って、「いろいろあるから=個別特性」のなかにも「共通性」があることを知れば、知識は有機的に繋がっていくよ、という例を幾つも紹介されています。
     手を変え品を変え、ですが、著者の言いたいことは一貫して「知識は個別特性と共通性に着目して、有機的つながりを持たせよう」ということです(個人的には、ある意味

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    2023年08月29日
  • 知ってるつもり~「問題発見力」を高める「知識システム」の作り方~

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    直前に同様の書籍を読んでいたがため、色々つながりを見つけることができた。

    知識=具体事象、知恵=抽象事項、知識モデル=構造、他の要因への構成要素の当て込み/「個別特性」「共通性」=抽象⇔具体の行き来、、、。

    疑問の持ち方、事態も欲を言えば構造的にぶつけることができると、抜け漏れが無いし、その疑問を解消することに意味があるということが分かる。飛行機の機首の話は、恐らく通常に説明を受けたら出てこない文脈ではあるが、そのほかにもっと確認することはなかったのか、とは気になってしまう(それでもその知識システムを持っておく方が断然ベター)。

    他の知識と関連しづらい、ということもあるが、そもそも体系立

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    2022年07月29日
  • 知ってるつもり~「問題発見力」を高める「知識システム」の作り方~

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    <目次>
    はじめに
    第1章  「知ってるつもり」をなぜ問題にするのか
    第2章  「共通性」と「個別特性」によるものごとの捉え方
    第3章  孤立した知識への対応
    第4章  知識システムと教育
    第5章  知識システム構築に関する留意点

    <内容>
    言っていることはわかる。学んだり調べたりして、身につけた知識も、その分野の体系性から見たら「部分」でしかない。根本的な法則やルールを学んだり、理解をしていれば、違う視点や応用性の問題で、困惑したり間違った結論を導き出すことが少ない。そこで「知識システム」をどう伝えるか?の問題(これは自分の問題)という話だ。ただ第5章の終わりが今ひとつ解せない。

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    2021年12月25日
  • あなたの勉強法はどこがいけないのか?

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    認知心理学の視点に立って、筆者がアドバイスをしてくれる本。
    勉強ができないのは「能力」がないからではなく、知識が足りないから。わからない問いにぶつかった時は、諦めるのではなく、1度自分の知識を吟味することが大事。

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    2020年04月18日
  • あなたの勉強法はどこがいけないのか?

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    西林 克彦さんの『わかったつもり 読解力がつかない本当の原因 …』を読んで、積読になっていたことを思い出した本。応用問題が解けないのは、応用力や思考力というような漠然とした能力が不足しているわけではなく、組織的に蓄積されたスマートな補助知識を持っていないためらしい。私たちは無意識のうちに既存知識を働かせて、関連をつけている。効率的な勉強法を考える時、既存知識が使えるかどうか、自分なりに関連がつくことが大切。ある知識をベースに、次々と「わからない」をつくり出していければ、勉強は進展する可能性が出てくる…。

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    2018年07月07日