天童荒太のレビュー一覧

  • 遭難者の夢―家族狩り 第二部―(新潮文庫)

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    巣藤が「家族をつくること」をおそれる理由が見えてきたところ。隣家の惨状を見てしまい茫然自失の巣藤は少年たちによる大人狩りに遭い、まさに泣きっ面に蜂。恋人との関係もこじれにこじれ、ようやく自分にも何か少しは出来ることがあるかもしれない、というところまでいきつく。

    馬見原は退院して人が変わったように明るくなった妻の変貌についていけず、ますます事件の真相究明にのめり込む。
    警察は【麻生家の事件】は達也の無理心中説で送検しようとするが不審な電話を彼は無視できない。そんな折、彼に家族を奪われたと恨みをもつ油井も周囲をうろつきだし、、

    犯人の異常性が明らかになるとともに、家族の在り方や現代社会における

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    2012年08月28日
  • 悼む人 下

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    【フレーズメモ帳】
    「疑うことなんてないのよ。そんな必要はないの。誰かのためにね、その人のためになら、自分が少しくらい損してもいいって思えたら、それはもう、愛でいいのよ。」

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    2025年01月24日
  • 悼む人 上

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    【フレーズメモ帳】
    「自分への執着を、私への愛だと錯覚していたのか。自分への執着を徹底して貫けば、他者への愛と見分けがつかなくなるときがあるからね。」

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    2025年01月24日
  • 巡礼者たち―家族狩り 第四部―(新潮文庫)

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    第四巻。ついになぞも開ける。誰もが悩み、傷つき傷つけられて、それでも光の指す方目指してまっすぐだった。疲れたら休んでいいよ、と馬見原の妻はいうように聞こえる。最終章は一気に読んでしまえる。描写が惹きつけられる。

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    2012年04月06日
  • 遭難者の夢―家族狩り 第二部―(新潮文庫)

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    第二巻。やはり冒頭はお悩み相談室の会話から。そこから玲子の夢へ。少年が語る話は胸にくる。小さきは忙殺され、身の回りで精一杯。そうだろうと割り切ってしまうことは逃避になるのだろうか…難しい。どんな正義も悪も主観であると改めて気づく。でも、登場人物すべて闇を抱えすぎ感はあるなあ。

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    2012年04月06日
  • 遭難者の夢―家族狩り 第二部―(新潮文庫)

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    全5巻中2巻目!
    第2の事件が起きたが、いまだ犯人の姿が見えてこない・・・
    ただのサイコなのか、明確な目的のある計画的犯行なのか・・・
    それにしても重い。久しぶりに重い。未だ幸せな人が出てこないという意味でも。

    家族愛など繋がりの無い他人にどうやって説明できようか。

    ましてや証明などできるわけないだろう。犯人の目的が気になる・・・

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    2012年01月13日
  • 巡礼者たち―家族狩り 第四部―(新潮文庫)

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    う~ん、切ないですね。
    良かれと思ってしたことが逆に恨みをかってしまう。
    そこにエゴが存在して、相手に対して「良かれ」が本当は自分にたいしての「良かれ」になっていたのかもと考えさせられました。

    「あの人のためにやったのに」って、結局は自分がそうしたかっただけなのかもしれないですね。

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    2011年11月18日
  • 遭難者の夢―家族狩り 第二部―(新潮文庫)

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    登場人物も暗いのに、さらに重い問題を抱えてることが判明。
    寝たきりの親とか同情ゆえの不倫とか・・・捨てるに捨てきれんだろ。
    なんか自分のキャパ以上に抱え込んじゃってる感じ。バカじゃねーの!

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    2011年11月16日
  • 悼む人 上

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    未だに思い出したように余震が続く東日本大震災。
    一瞬の出来事が多くの人々の生死を分け、15,000余の方々が亡くなり、9,000弱の行方不明者が残る。
    遺体があがらない、見つかっても判別がつかない、多くの人がこのような死の形に向き合わなければならない事態は戦後の平和な時代には絶えて無かったものと思われる。
    全国を放浪し死者を〈悼む〉旅を続ける坂築静人。彼ならこれにどう向き合うのか。
    彼の行為をどう捉えたら良いのか、薄気味悪い、得体の知れない、意味分かんない…、もどかしさとも悩ましさともつかない思いを持ちつつ、しかし、蒔野や倖世と同じく放っておけずに読み進め次第次第にその世界に入り込む。
    『亡く

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    2023年03月23日
  • 幻世の祈り―家族狩り 第一部―(新潮文庫)

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    家族とは何か。
    幸福な家族、成功した家族、失敗した家族、普通の家族。
    普通の家族ってどんなものだろう。
    理想の家族ってあるんだろうか。

    虐待を受ける子ども、非行傾向の子ども、被害を受ける子ども、その家族、支援する児童相談センター心理職、自らの家庭も壊れてしまった警察官、家族は持ちたくない高校教師。

    できるだけ見たくない世界だ。
    けど、見ないわけにはいかない世界。
    私もその世界にいる。

    家族、って、近いだけ難しいと思う。
    周りからみえるほど単純じゃないし、入り組んで複雑だと思う。
    そこに、乗り込んでいかないといけない。
    すごい決意がいるし、中途半端な気持ちでは関われない。
    私には、まだ決意

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    2014年06月22日