荒井ママレのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
・「失敗したからとか、質問に答えられなかったらとか、あんまり考えすぎない方がいいよ。
わからないことは「わからない」と正直に答えればいい。そのあと調べたり、人に聞いたりして、
患者のために行動する事が重要なんだから。
俺たちの仕事は、事なかれ主義でやっててもある程度は成功しちゃうけど、
まずは一歩踏み出さないと、自分が何をすべきか見えてこない。
それに捌く数とか気にせず患者に時間をかけられること、この先なかなかないよ。
この機会をフルに活用しないともったいないって」
・「同じ立場を経験しないと相手を思いやれないなら、誰も医療者になれないよ。
みんな最初からできるわけじゃないし、私だってまだまだだけど、患者さんを理解しようとする姿勢は常に心掛けないと」
・「自分がわからないからって、行動しないのは逃げだよ」
・「向き合わなくてすむ理由探しに必死になってるなら、もうやめちゃえばってことくらいしか言うことないんだわ」
・「努力したからここまで来たんだろ。いい加減、自分を認めてやったら?」
・「いま、答えや結果を焦らずに、目の前のことを一生懸命にやってくれたら、それでいいから」
・「そもそも学生が何か役に立つとか期待してないしさ、どんどん先輩たちにも頼りなよ」
・(私たち医療従事者に必要なもの。学び続ける姿勢、正確な技術、責任ある行動、
そして患者さんの人生に関わるという覚悟。
彼らは学生で、この先のことはまだわからない。
でも確かに医療者としての小さな一歩を踏み出している)
・「どういった選択であっても、多かれ少なかれ「思っていたのとは違う」は出てくると思うので、
まずは自分の理想を描いてみるのもいいと思います」
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ネタバレ 購入済み
・わからない事は、患者本人に聞くのが一番いい。ネットを見てもそこに答えはない。
・宗教や人種に関わらず、患者の文化や背景を尊重する姿勢を持った上で、
患者と対話して理解し、出来ることをする。それが医療者としての基本姿勢。
・患者とのコミュニケ―ションはとても難しい。闘病生活では、普段穏やかな人でも心が不安定になりがち。
学んだ基本的な事を実践するのも大事だが、自分のペースではなく患者の反応を見ながら話すことはもっと大事。
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Posted by ブクログ
ネタバレ病院薬剤師を描く9巻は短編を挟んで、少し腰を据えた中編が始まった感のある巻である。
ざっくりと内容を見てみると、
・在日イスラム教徒の患者(女性)への応対
という短編的な2話完結の物語が描かれて、残る3話分で
・病院実習に来る薬大生
・糖尿病を罹患したグルメ系の雑誌の編集長
・薬大生と旧知の妊婦(※正確にはパートナーが旧知)
といった辺りがトピックとして描かれている。
後編の展開は次巻にまたがる形で、どれくらいの規模感は現状分からないが、中編~長編の形で描かれてそうな重さのある新編である。
宗教、あるいは異国の文化の違いや言語上の問題、そこから生まれてくるトラブルといった前半の内容も興味深い。
しかし、やはり中心的なのは後半だろう。
このエピソードでは
「改めて(研修生の視線を通して)病院薬剤師の実際の仕事を分かりやすく描く」
という意図が感じられる。
この物語を通じてトピック的に現場を知ることはできるが、現場を知らない読者としてはこうしたエピソードは望ましいものがあった。
関係者からすると、少し基本的過ぎるかもしれない。だが、それが逆にありがたい。
同様の視点で見ると、糖尿病患者の飯島さんにおける齟齬は興味深い。
おそらく医療従事者の視点では
「ああ、居る居る。病気を甘く見てる患者の典型だなあ……」
ぐらいの感覚で見てしまうだろう。
ただ、この物語上の描写を見ていると、医療の素人の側からは
「本当に患者に対する説明は果たされているのか?」
という疑問点が浮かんでくる。
彼女には「一生付き合っていかないといけない病気が発覚した」という自覚が欠けているが、その自覚を促す(明確にコンテクストを定める)行動はインフォームドコンセントの範疇に思える。
作中ではあくまで薬剤師の説明が描かれているに過ぎない。
ただ、お互いが前提にしている認識に齟齬があり過ぎるのが目に付くのだ。
色々な意味で今回も興味深く読ませていただいた。
今回も星五つで評価したい。 -
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さすが葵さん
言葉が通じなくても一生懸命さは伝わりますね。葵さんの誠実さがとても滲み出ていました。
頼もしい。
後半の実習生のお話は今のところ不愉快ですね笑
イチャイチャしな来るなという気持ちが読んでいて1番前に出てしまいました笑 -
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代理性ミュンヒハウゼン症候群
・代理ミュンヒハウゼン症候群:近親者に怪我や病気を捏造し、加害している自らが献身的に看護すること。
周囲の人間関係を操作したり、注目を集めようとする心理が背景にあるといわれている。
医療乱用虐待。子供への虐待の一種。
自分の身体を傷つけたり、病気を装って医療機関の受診を繰り返す「ミュンヒハウゼン症候群」が元になっているが、
実の子をその代理として虐待している例は少なくない。
病態が進むと「医療者と繋がること」「医療者を出し抜くこと」が目的となっていき、加害行為がエスカレートする。
発見や立証が難しく、被虐待児を強制保護できないケースも多いが、
適切な介入がなされない場合、致死率は最大で25%にも及ぶといわれている。
子育てに追われて、社会から隔絶されたような孤独感が背景にあることが多い。
それは社会が作り出した病でもある。
・徴候としては、①持続的あるいは反復する症状(病気)、
②子供の全身状態は良いのにも拘わらず、養育者は危機的な症状や、重篤な検査結果を伴う病歴を訴える。
③子どもの側を離れようとせず、よく面倒を見ているように見えるが、
重篤な臨床症状に直面しても、あわてるそぶりが見られない。
④用意記者と分離すると、症状が落ち着く。
⑤通常の診療において有効な治療が無効。
⑥過去にいくつもの医療機関を受診(その過程で、加害者は医学的な知識を増やしていく)
・「病気」の作り方。
○出血:薬物投与(ワーファリン、フェノールフタレイン)、本人以外の血液。故意に子供に出血させる。
○けいれん:薬物投与(テオフィリンなど)、首を絞めることによる窒息。
○抑うつ:薬物投与(向精神薬、抗けいれん薬、アスピリンなど)。
○呼吸困難:呼吸器の圧迫。
○下痢:塩分や下剤の投与。
○血尿:血液や絵の具などを尿に混ぜる。
○蛋白尿:粉ミルクを尿に混ぜる。
○嘔吐:催吐剤の投与。
○発熱:擦る
○発赤:腐食剤、絵の具。
○他いろいろ
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Posted by ブクログ
薬剤師の仕事ってやっぱりかっこいいなと思った。そして薬剤師と一口に言っても病院、薬局、ドラッグストアなど多様だし、病院薬剤師の中でも「どんな薬剤師がいい薬剤師なのか」の考えが人それぞれ異なるということが描かれていて奥が深いと思った。
あと、あまり世間に理解されていない気がするけど、個人的にはドラッグストアが担う社会的な意義とか伸びしろは無限大だと思う。病院はご病気の人の治療をするところ。薬局はご病気の人の日常生活を支えるところ。ドラッグストアでもご病気の人の日常生活と、加えて健康な人の健康増進を支えるところ。ドラッグストアが担うセルフメディケーションは全額利用者負担だから国の顔色は気にせずにがんがんサービスを磨いてほしい。病院や薬局も医療行為として認められているサービスのクオリティを磨くことはもちろん、健康に寄与する未知のサービスをみつけて職域を広げていってほしい。 -
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薬剤師としての意見
薬局薬剤師です。一巻を読んですごく感動したので、二巻もと思って購入しました。
しかしこの巻はひどいですね…
確かに患者の安全のために頑張りたい姿勢はわかるのですが、見ず知らずのドラッグストア薬剤師に、いきなり電話口で説教。しかも怒鳴る感じで。挙げ句の果てに押し掛ける。正しいことを教えてあげようというのはわかるのですが、マナーがなってない。普通、話が長くなりそうなら「いまお時間よろしいでしょうか」と言ったりするものではないでしょうか?そして、自分の意見を押し付けず、提案という形で譲り合いながら患者について考えるべきだと思います。同じ職種であっても違うプライドがあります。なので、対等だからといって最初から何でも言って良い相手だと勝手に思い込まないほうがいいのではないでしょうか。そもそもお互い人間なのですから、まずは仲良くする方法を考えましょうよ。
また、助け舟のような形で、瀬野が勉強会の提案をしていましたが、それもかなり上からの言い方に聞こえました。勤務時間とか、上からの圧力とか、変えられないところはたくさんあるんです。なのに、「自分で動くしかないんじゃないの?」って、簡単に動けないです。 -
ネタバレ 購入済み
予防接種その二
一部ご紹介します。
・おたふくかぜの病原体はムンプスウイルス。成人では睾丸炎や卵巣炎を、小児では髄膜炎や難聴を惹き起こすことがある。
・麻疹は感染後、数年してから脳炎を発症することがある。
・風疹ウイルスに妊娠中の女性が感染したら、胎児が先天性風疹症候群になる可能性がある。
・麻疹も風疹も発症したら治療法はない。だが、2回の予防接種を受ければ、ほぼ100%の免疫がつく。
・ワクチン接種で期待されるのは、免疫反応を起こし、感染症を防ぐ働きである。
・これに対し、望ましくない反応もある。副反応である(ほかの医薬品では副作用。どちらも同じside effect)
・免疫がつく=人の体の中で病原体への防御機構ができる→炎症反応発生=熱が出たり、注射したところが腫れる等々=副反応。
・副反応は主反応(期待された効果)の別側面。どんな医薬品も、人の体に作用する限り、副反応や副作用が全くないということはあり得ない。
・副反応のほかに有害事象がある。薬物投与後に生じた望ましくない事象全て。科学的な因果関係は問われない。例えば、ワクチン接種後に転んでけがをしたとする。これがワクチンのせいなのか、たまたまなのかはわからない。
・特に多感な時期では、心の葛藤やストレスが引き金になって、痙攣のような動きを見せる心因性非てんかん発作や、原因不明の歩行困難など、心因性と思われる症状が珍しくない。
・有害事象で苦しんでいる人たちがいるのは事実。その人たちが回復することは重要。しかし、ワクチンに疑問を投げかける人々の声や、有害事象ばかり大々的に取り上げる報道は、その病で亡くなった人たちの遺族や重い後遺症を背負った人たち、そして、その治療に向き合ってきた医療従事者たちの声をかき消してしまうことが多々ある。予防接種で防ぐことができる感染症は、ほんのわずか。自然は恐ろしいものでもあるのだ。
・注射に嫌なイメージがあるのは子供も大人も変わらない。だからこそ、「痛いけれど体を守るために必要なこと」だということを伝え、終わったら思いきり褒めてやるとよいのである。
・予防接種は義務ではない。自分や家族、周囲の人たちを守るための権利なのだ。 -
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予防接種その一
一部ご紹介します。
・「私たちはチームで治療にあたっています。医師、看護師、薬剤師、それぞれが患者さんと向き合うことで、よりよい治療が出来るからです。そしてとくに小児科では、お母さんやお父さんもチームの一員だと思っています。一緒に頑張りましょう」
・衛生環境がよくなって、今の日本では見かけない感染症もあるのに、なぜ子供の予防接種は増えているのか。それは、今の日本では発症が報告されてなくても、世界では現在でも流行している地域があるからだ。世界中の人々の往来が当たり前になった今だからこそ、予防接種をやめてしまったら再流行する危険性があるからだ。完全に根絶されない限り、予防し続けることが重要なのである。
・ワクチンが開発された感染症は、発症したら対症療法しか治療法がないものが多く、重症化や後遺症のリスクも高い。ワクチン接種の意義は、発症および重症化を予防することにあるのだ。
・ワクチンは大きく分けて3種。生ワクチン(弱毒化した病原体由来)、不活化ワクチン(感染力を失わせた病原体由来)、トキソイドワクチン(病原体から取り出され、無害化した毒素由来)だ。(新型コロナでは、ウイルスの遺伝子を、脂質の膜や、別のウイルスに乗せて細胞に侵入させ、そこで出来たウイルス蛋白を抗原として免疫させる方法がある)。
・それぞれのウイルスや細菌の性質に最も適したものが、ワクチンとして作られる。そして、ワクチンの開発、製造は薬機法で厳密な基準が設けられている。
・ワクチンに使われる添加物として、安定化剤(主成分の損傷防止)、不活化剤(病原体の殺菌)、アジュバント(抗体獲得補助)、主成分を培養するために使われたヒトや動物の細胞などがある。どれも、添加量はごくわずか。安全性が高いものが採用されている。
・ワクチンに使われる水銀は、水俣病の原因となったメチル水銀ではない。エチル水銀であって、メチル水銀より早く体内から排出される。水銀は魚介類にも多く含まれる(妊娠中は要注意)。本マグロの刺身なら1週間で80g食べた場合、水銀は0.04mgだ。インフルエンザワクチンでは2回接種で0.01mg以下である。
・「メーカーや病院が儲けるためにワクチンがある」わけではない。そもそも、ワクチンの管理は大変なため、一般診療だけしてた方が、数をこなせて結果的に儲かる。
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薬物の光と影
一部ご紹介します。
・「その湿布は岩下さんの腰痛の治療薬として処方された岩下さんのためのお薬なんですよ。ほかの方に譲ってはだめです」「いや、でもさあ」「でもはないです」
・良かれと思って続けていた投薬で重い副作用に悩まされる。医薬分にはつきものだ。
・医薬品はリスクと規制だらけ。でも、それによって生活が助けられている人がたくさんいる。一つの薬を開発するのにも様々な人の努力と時間と費用が掛かっている。そういった医薬品を守るためにも、適正に使われるように薬剤師が目を光らせているのだ。
・「回り回って患者さんに不利益になるようなことは絶対に避けたい」
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生理痛
一部ご紹介します。
・生理痛によるひどい痛みが続く場合、子宮内膜症や子宮筋腫の可能性がある。我慢することが当たり前とは思わずに、早めに婦人科を受診した方がいい。
・はっきりした疾患でなくても、生活に支障が出るレベルの生理痛は「月経困難症」といって治療の対象なのだ。
・低用量ピルは、ホルモンを調節して排卵を抑えることで、生理痛やPMS(月経前症候群)を改善するとともに、子宮内膜症の進行を防ぐ効果もある。毎日服用するため、費用はかかるが、保険適用のピルで勧められる。今すぐ妊娠を望んでいるのでなければ、その都度、鎮痛剤を呑むより過ごしやすくなる。
・サプリメントやお茶は医薬品ではない。そのため、副作用について特に調べられていないものも多々ある。飲み続けられている以上、ある程度の効果は期待できるのかもしれない。ただ、それは何かしら体に作用するわけで、害が全くないとは言い切れない。「クスリはリスク」でもあるのだ。薬と毒は表裏一体なのである。そのため、自己判断せず、薬剤師への相談はした方がいいのである。
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鳥取の飢え殺し
一部ご紹介します。
・時は戦国時代。後の戦国の覇者、豊臣秀吉が鳥取城を攻めた時のことである。彼は兵糧攻めによる攻略を選んだ。4ヶ月にわたる城の包囲、物流は完全に遮断された。城内の食べ物は尽き、最後には共食いとなり、城の中は地獄絵図そのものだったという。降伏後、飢餓状態の兵士たちに粥が出されたが、それを一気に食べたところ、せっかく生き延びた兵士たちのほとんどが死亡した。後に「鳥取の飢(かつ)え殺し」といわれた事件である。
・兵士たちのその状態は、リフィーディング症候群と呼ばれている。
・長期の飢餓状態に、急速の高カロリー投与は危険である。なぜなら、飢餓状態に身体が順応しているため、急に糖を負荷した場合、血糖値の激しい変動を惹き起こすからだ。急激に大量の糖が入った場合、大量の糖を細胞に取り込むためにインスリンも大量に分泌される。血中の糖とイオンが一気に細胞に入っていき、血中から一気に消失する。最悪、心停止を起こしてしまう。心臓は糖で動き、イオンでコントロールされるからだ。
・長い間、動きが止まっていた胃腸にいきなり物が放り込まれると、胃腸が激しく運動したり痙攣したりする。消化吸収には全エネルギーの2/3を使う。それが全力で暴れたら、地獄のような苦しみが何十分も続くだろう。
・体内のエネルギー代謝を買い物に例えると、エネルギーは通貨である。糖は1万円札のようなものだ。そのままでは使いにくいため、細かくくずす必要がある。このときできるATP(アデノシン三リン酸)は千円札のようなもの。毎日の買い物(エネルギー代謝)には千円札(ATP)のほうが、一万円札(糖)よりも実用的である。
・大量の糖が入ってくると、ATPをつくるためにリン(P。核酸やリン脂質の材料)が急激に消費される。長期飢餓により、リンが不足している状態で、さらにリンが使われると、低P血症による意識障害を起こす。
・長期飢餓においてはビタミンB1も不足している。脚気やウェルニッケ脳症も起こってしまう。大量の糖負荷からのビタミンB1欠乏による乳酸アシドーシスもあり得る。
・ゆえに飢餓状態への栄養補給は徐々にカロリーアップ、同時にP、ビタミンB1も補給した方がいいのである。
・鳥取城の兵士に対しては、最初は少量の米で、段階的に日数をかけて米の比率を増やしていくべきだったのだ。 -
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医療におけるお金の現実
一部ご紹介します。
・接遇の対象は、自分以外の人間全て。
・過剰在庫のリスクは、経営の悪化につながる。
・棚卸と在庫管理:在庫の数を数える→入力→データ化→各試薬の動き(発注量と消費ペース)や廃棄量の分析→今後の発注量の調整。まともな物流が期待できるなら、10日以内に消費できる量が理想となる。
・医療において、昨日通用したことが、今日通用しなくなることは有り得る。そのため、常に技術、知識のアップデートに努め、ガイドラインに目を通すことが望ましい。
・仕事は経験を重ねて覚えていくしかない。それ故まず、自分が職場内を整えることを徹底する。組織に囚われて、それぞれができることを失う必要はない。互いに補い合って個人の力を発揮する。そのための組織。自分の意見を持つことでチームとしての議論に参加できる。
・包括医療等支払制度(DPC):症例ごとに国が定めた一定額が、治療費として請求される制度。出来高(手術、麻酔、リハビリ、内視鏡など)+包括評価(一日当たりの金額が決まったパック料金。入院費、検査、投薬、注射、画像診断など)。医薬品の種類や検査の回数で金額が変動しない。入院中は薬代によって治療費は左右されない。
・外来で治療を続けていく場合、自己負担がかかってくる。ただ、ジェネリック医薬品で薬代を抑えることは可能。
・高額療養費制度:医療機関や薬局でかかった医療費の自己負担額がひと月で一定額を超えた場合、その超えた金額が支払われる制度。
・「生活と向き合うのを怖がっていたな。…俺、がんばるから。地道にがんばる」