室井佑月のレビュー一覧

  • 親ガチャという病

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    ■生きづらさの果てにあるもの、その究極形態の一つが自殺といえる。
     自殺した本人の遺書や遺族らへの聴き取りをもとに厚生労働省が集計した過去10年間の自殺原因・動機別の統計がある。それを見ると成人の場合、ずっと「健康問題」が第1位であるが、20歳未満ではその割合が年々減少し代わって「学校問題」が第1位となっている。また、小中学生を中心に「家庭問題」も増えている。
     近年の日本では経済格差の拡大が大きな社会問題となっているが、それとともに「経済・生活問題」も自殺原因としてよく指摘されるようになった。事実、成人の場合ではそれが全体の2~3割を占めるようになっている。しかし20歳未満ではそれほど多くは

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    2022年04月19日
  • 息子ってヤツは

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    これは、母からバカ息子への
    熱烈なラブレターである。
    受験勉強をしない息子を、おだてたり脅したりしながら付きっ切りで面倒をみる日々。。。
    『勉強なんて自主性が必要なのだから』
    『母親が付きっ切りで勉強させるなんて・・・』と
    言うのは簡単だ。
    だけど放っておいたら自ら勉強するようになんて
    絶対にならないぞ!アホな小学生男子は。

    母と息子二人三脚で勝ち取った中学合格、
    そこから思い切って手を放した室井さんの勇気はすごい。
    アホであればあるほど、どういうわけかめちゃめちゃ愛おしいのだ、、、息子って。

    こんな愛情たっぷりに育てられた息子君は
    一体どんなナイスガイに育っていくんだろう。
    その成長過程

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    2017年06月06日
  • 熱帯植物園

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    ある日の下校途中、薔薇の花束を抱えて派手な女が待っていた。おやじの愛人=由美。そのときから、由美との奇妙な関係が始まった。

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    2009年10月04日
  • 親ガチャという病

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    トレンディなキーワードを切り口に有識者が語る。親ガチャ、無敵の人、ルッキズム、キャンセルカルチャー、反出生主義など。読めばバランスの取れた意見が多く、一つ一つはあっさりとした内容だが、考えさせられる。

    室井佑月が、性的搾取という言葉に対し、同性間でも意見が分かれる事を書いている。グラビアやホステスみたいな職業の是非を問うもので、女性にも賛成派と反対派がいるという事だ。こうした設問に対し、いちいち決着をつける必要はない。世の中に、両方の意見があって良いのだ。にも関わらず、正義バカと池田清彦が言うような、ポリコレの名を借りた、匿名のルサンチマンが奇妙な正義感と責任感で世直しを演じ、どちらに絞ろう

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    2022年11月19日
  • 息子ってヤツは

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    室井佑月さんの息子が、中学受験〜中学生になってからのこと。最後には、高校生になった息子のことが書いてある。
    最後まで読んで、この本は「母から息子への壮大なラブレター」だと思った!

    室井佑月さんのこと、私はテレビで見かけるくらいしか知らないのだけど、息子さんへの愛情をすごく感じた。
    息子のことを、私のすべて、とはっきり言えるお母さん。ぶっきらぼうな言葉を使ってるけど、息子にかける言葉は実はすごく考えてて、なるほどーと、何度も納得した。

    息子さんは、四国にある寮のある進学校に進学したそうだ。
    田舎出身の私は、わざわざ寮に入って遠くの学校に行くの?と、室井さんのことに限らず常々疑問だった。
    この

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    2021年09月15日
  • 息子ってヤツは

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    忙しい中 息子さんに付き合って
    勉強出来るように
    あの手この手で気持ちを盛りたて
    かいがいしく尽くす 室井先生

    中学受験は
    二人三脚立派です!!

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    2017年10月18日
  • 子作り爆裂伝

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    好き嫌いは激しく分かれそうな出産・子育て体験記。「こんなぶっ飛んだ人でも出産と子育てできたんだから!」と、妙な安心感が読後にあった…

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    2016年08月02日
  • 子作り爆裂伝

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    ネタバレ

    きれいごとだけではない出産・新生児育児の、著者なりの実態を赤裸々に語っており面白い。
    美化されることの多い出産だが、実際には妊婦の数だけこのような生々しい出来事があるのだろう。

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    2012年07月07日
  • Piss

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    一言で表すなら、痛い。
    室井さんの本はいつもなんだか、血のにおいがするのは
    きっと生きた人間。という感覚がするからでしょうか…。

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    2010年02月10日
  • プチ美人の悲劇

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    室井佑月さんと私は同学年。丸山あかねさんは少し上なのかな?
    その時代による視点が楽しかったです。
    恋愛についてはすっかりご無沙汰ですが(^_^;)

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    2010年01月04日
  • 熱帯植物園

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    テレビでの奔放なキャラが目立つ女性ですが。

    少女と女の子の狭間の残酷さ、幼稚さ・・・

    そんなものを書かせたら右に出るものはいない。

    けっこうに過激な内容ではありますが、私は好きです。

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    2009年10月04日
  • 子作り爆裂伝

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    はっきり言って、自分のお産の参考になるかは疑問だが、内容はおもしろかった。けらけら笑いながら読ませていただきました。ベビー服を買いあさっちゃうとことか、わかるわかるって同感したり。出産時、病院で出産が重なり放置されるくだりは、ちょっと不安になったりもしたけど。
    TVでのコメント同様、飾らない室井さんのありのままが書かれています。毎日雨で気が滅入っていたので、そんな時に読む本としては良かったです。

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    2009年10月04日
  • 親ガチャという病

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    信頼している識者の方が何人かいたので、ある程度興味深く読みました。ただ、全体としては急拵えな感が否めないですね……。まとまりのある感じではないです。

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    2025年11月21日
  • 息子ってヤツは

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    金スマに出演している室井さんのエッセイ。おもしろおかしく息子さんの中学受験生活を書き綴っている。何と戦うか。志望校?ライバル?結局は自分。室井さんから息子さんへの想いが伝わってほんわかした気持ちで読めました。

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    2025年04月21日
  • 親ガチャという病

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    親ガチャ・無敵の人・キャンセルカルチャー・ツイフェミ・正義バカ・ルッキズム・反出生主義、といったネットスラングをキーワードとして、その背景にある病的な社会状況について、6名の識者にインタビューした。

    それぞれの言葉の背景について語られていること、なるほどで、こんな日本人で大丈夫なのか。。と暗くなりました。

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    2023年08月23日
  • 親ガチャという病

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    それぞれ考えさせられる話だった。
    相手を不快にさせないために、映える写真をアップし、親ガチャと言う言葉でオブラートに包んで深刻な自分の状況を軽く見せる。

    コスパ、タイパという言葉が流行り、効率を追い求めて自分達を追い込んでいる世界で、たぶん私たちは立ちどまり、論破ではなく、対話していくしかないんじゃないか、という気がしてきた。

    世界は繋がっているのに、そこに自分が困っていることを知っている人はいないし、だから助けてくれる人もいない。それは、たぶん、物凄い孤独だと思う。

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    2023年02月24日
  • 親ガチャという病

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    親ガチャ、という言葉は刺激が強い。けれど、どこか、中空だ。親は選べないけど、こうした私がいるのは、先祖から延々とつないできた命の営みの必然だったりする。問題は、この言葉が一見生まれによる不運さ、を切り取っているようで、強烈に親ガチャで決まるような社会は生きるに値するのか? という問いを内包しているのではないか、ということだ。生まれに着目すれば、次にでてくるのは育ち。育ちとは何か。環境と引き継いだものの影響の及ぼしあい。
     しかし、親ガチャで決まるということは、この間の一切合切が、省略されたレールの上に載っているということか。透明カプセルのなかで、社会そのものをスルーする。そこにあるのは、うまく

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    2023年02月12日
  • 親ガチャという病

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    和田秀樹さんや池田清彦さん香山リカさんなどの有識者との対談を交えて、ネット発の流行語から今の「息苦しい日本」の正体を暴いた一冊。親ガチャ、無敵の人、キャンセルカルチャー、ツイフェミ、正義バカ、ルッキズム、反出生主義など、どれも面白い題材かつ、超個性的なメンバーの対談もあいまって非常に面白かった。ネットが好きで、いつもツイッターで情報取集している人にオススメ。

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    2022年07月22日
  • 親ガチャという病

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    時にこういうライトな現代社会批評・対談を読むのは、現状の知識・認識をアップデートできて良いと感じた。

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    2022年03月13日
  • 息子ってヤツは

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    最も愛すべき男。
    それは自分が産んだ息子。
    過保護、過干渉だった時期なんてすぐ終わり、自我のまま生きていく息子。
    息子を持つ母親として、楽しく読めた。

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    2019年10月31日