【感想・ネタバレ】Pissのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

一言で表すなら、痛い。
室井さんの本はいつもなんだか、血のにおいがするのは
きっと生きた人間。という感覚がするからでしょうか…。

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2010年02月10日

Posted by ブクログ

佳短編集。読後感もよく、作者の才能を感じる。女性器の俗称(お○○こ)の連呼は下品ではなく、作品にとっていい効果をだしている。

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2014年05月26日

Posted by ブクログ

「female」に収められた「太陽の見える場所まで」が私の初室井作品だった。
「太陽の〜」は私がかつて読んだことのないくらい、
グロテスクで醜悪な作品でいっぺんに嫌いになってしまった。
しかし、これで彼女の作品を
生理的に嫌いだと切り捨てるのはもったいない気がして、
仕切り直しに読んだのがこの短編集。

やはりそこには前回と同様、赤裸々と言う言葉では上品過ぎる
生々しくグロテスクな性の世界が存在した。
しかし私はその裏側に、愛が隠れているのに気がついた。

自分の身体を犠牲にすることで愛を繋ごうと努力する彼女達。
しかも身を削っているなんてつゆにも思っていないだろう。

彼女達のように他に方法を思いつかなければ、
誰でも堕こっちてしまいそうな遠いようで身近な世界。
そんなちょっぴり物悲しげな世界、けして嫌いじゃない。

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2009年10月07日

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