花輪和一のレビュー一覧
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購入済み
仏教説話の体裁
仏教説話の体裁を取っているのだが、ストーリー内容は仏教説話、勧善懲悪というよりは、民話を変形させたような感じ。はっきり言ってストーリーはよくわからない。ヘロヘロした独特の絵柄が特徴の作品である。ストーリー内容のわからなさと絵柄の雰囲気がよくマッチしている。
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Posted by ブクログ
今夜は重いモノ避けたかったので、久々のコミック。
文庫版コミックの漢字が読みにくい年齢になってきたかな(苦笑)。
初版は20年以上前。初出は1969~1989年であるが古臭さはほとんど感じない。
今回のお気に入りは、日野日出志「はつかねずみ」、花輪和一「怨焔」、次点が諸星大二郎「小人怪」、大御所手塚治虫「バイパスの夜」って感じかな……?!なお、丸尾末広「電気蟻」は単行本『新ナショナルキッド』収録で何度も読んでいるので、対象外としました。
他の作家陣も豪華だし、一括りで「ホラー」と言っても方向性は様々。個人的には一作を除いて、全て及第点超え。
今回、BOOK・OFFの¥108コーナー、 -
購入済み
半端
抱き合わせ販売みたいな作品は望んでない
刑務所 拘置所 留置所の話を読みたいのに
ほとんどがそうでない描写
作者なら自分の本来の作風を出したいとか読んでほしいという気持ちがあってせっかく「刑務所の」シリーズでタイトル付けて売るんだから読ませたい気持ちはわかるけど、「刑務所の中」とは全然違うし望んでない内容が多い